友引って縁起は悪くないのかしら。
できれば大安の日の方が良さそうな感じがするけど。
このように、引っ越しの日にちを決める時に友引、大安などの「六曜（ろくよう、りくよう）」を意識する人は少なくありません。
友引だと縁起が良くないのでしょうか？
大安なら安心なのでしょうか？
引っ越しと六曜の関係は実は色々ありますのでご紹介しますね。
目次
六曜ってなに？
普段の生活の中ではなかなか意識することは多くありませんよね。
六曜とは、カレンダーに書いてある日時・方位などの吉凶や、その日の運勢などの「暦注」のひとつで、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6種があります。
結婚式やお葬式など、現在では冠婚葬祭で重要視する人が多いですね。
それぞれの意味を詳しく解説しますね。
六曜って何を意味しているの？
六曜は、縁起が良い日と悪い日、さらに一日の中でも縁起の良い時間(吉)と縁起の悪い時間(凶)を意味しています。
カレンダーの中に先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6種いずれかが必ず割り当てられているのですが、６つの種類の中でも縁起の良い順番があります。
- 大安（たいあん、だいあん）
- 友引（ともびき）
- 先勝（せんしょう、さきがち）
- 先負（せんぶ、さきまけ）
- 赤口（しゃっこう、しゃっく）
- 仏滅（ぶつめつ）
大安？友引？それぞれどんな日なの？
先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の６種類を、縁起の良いとされている順番にみていきますね。
- 大安（たいあん、だいあん）
「大いに安し」と言うことからあらゆるもの事に良いとされていて、結婚式・や入籍、開店・開業と言った慶事、祭り事に良いと言われているみたいね。
一日吉とされていて、他の日は時間帯によって悪い時間帯もありますが、大安はどの時間帯でも吉ですよ。
確かに結婚式は大安にやるといい、というイメージはあるよね。
- 友引（ともびき）
朝と夕は吉だけど、午の刻（11時～13時)は凶とされているようね。
「友を引く」ということから「良いことは友へお裾分け」の意味で結婚式などお祝い事には吉の日、「友を引き込む」の意味でお葬式などは行わないのね。
納得ね。
そのほか、「何事も勝負がつかないという日」という意味もあります。
友引って良くない印象だったけど、そうとも限らないみたいね。
- 先勝（せんしょう、さきがち）
午前は吉、午後からは凶で急ぎ事、願掛け、訴訟、勝負事は吉とされているね。
結婚式も多く行われるし一般的に吉日のイメージが強い日みたいだ。
縁起担ぎをしたいことは午前中に行うと良いね。
- 先負（せんぶ、さきまけ）
先勝の逆で、急ぎ事や午前中は凶で午後からは吉と言われているので、縁起担ぎをしたいことは午後からにすると良いみたいね。
また、安静にしておくのが吉の日とも言われているらしいわ。
- 赤口（しゃっこう、しゃっく）
一日の中で正午のみ吉だけれど、仏滅を超える凶日と言われているんですって。
結婚式などのお祝い事は凶ね。
赤から火や血を連想することから、火や刃物に気をつけるべきと言われているわ。
- 仏滅（ぶつめつ）
六曜の中で１番縁起が悪く、何事にも凶とされているね。
「仏も滅びる最悪の日」ということからお葬式に関しては問題ないみたいだ。
また昔は「物滅」と表記されていて、新しいことを一から始めるには良いという考え方もあるんだね。
六曜で引っ越しを考えたらどうなるの？
縁起よく引っ越せるのは結局いつなのかな？
先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の６種類を引っ越しに当てはめるとこうなります。
六曜の意味を引っ越しにあてはめたらこうなる！
大安（たいあん）
「あらゆるもの事に良いとされる日」とあることから引っ越しにもとても適した日です。
また、どの時間帯でも縁起が良いことからも制限なく引っ越しを行えます。
友引（ともびき）
「何事も勝負がつかないという日」ということはつまり「何事もなく平穏に終わる日」という意味なので、こちらも引っ越しに適した日と言えます。
ただし、時間帯が朝と夕は吉ですが、午の刻（11時～13時)は凶なので、午前１番の枠で引っ越しを開始してお昼は休憩を挟むなど時間帯でひと工夫すると良いですよ。
例えば午前が吉で午後が凶の場合、開始した時間帯が午前中であれば、午後にかかってしまっても午前中に行った、として考えて良いですよ
先勝（せんしょう、さきがち）
午前は吉、午後からは凶ですから、朝イチで開始して午前中に終わらせると良いでしょう。
「何事も積極的に急いで行うことが良い」とされることからも引っ越しに適していますね。
先負（せんぶ、さきまけ）
「安静にしておくのが吉の日」とあるので基本的には引っ越しには向きません。
ただ、午後からは吉なので引っ越しをするなら午後から開始をすれば大丈夫ですね。
予約も取りやすく値下げ交渉もしやすいという良い点もありますよ。
赤口（しゃっこう、しゃっく）
火や刃物に気をつけるべきと書きましたが、火事や怪我などのトラブルが引っ越した後に付きまとうことがないよう、引っ越しに赤口は避けるべきと言われています。
実は引っ越しで最も不向きなのが赤口なのです。
その場合は、「普段から使っているもの」を先に新居に運び込むと良いとされています。
具体的には茶碗などが良いとされているので、可能な場合は前日などに運び込むと対策になりますよ。
赤口の前日は大安なことが多いのです。
仏滅（ぶつめつ）
何事にも凶とされていますので、基本的には引っ越しには向きません。
ただ先ほども書いたように、昔は「物滅」と表記されていて、新しいことを一から始めるには良いという考え方もありますので、引っ越しに関して言えば良い、と考えることもできます。
引っ越しの日が仏滅にあたってしまった時の対処方法はこちらにも書いてあります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
引っ越しと六曜の関係が少しわかってきたぞ。
結局大安が１番いいってことはわかったけど、他にもおすすめな日はあるのかな？
どの日が引っ越しにおすすめ？友引に引っ越しても大丈夫？
大安が１番引っ越しに向いていることはわかりましたね。
他に引っ越しにおすすめな日はあるのでしょうか。
引っ越し料金は六曜でも変わってきますか？
やはり大安は１番人気だけに料金も高いようです。
午前中に引っ越しをし、午後からゆっくり片付ければ１日を有効活用できます。
友引の凶はお昼のみなので、ここで休憩を取って１日引っ越しの日に当てるのは良いですね。
お葬式を行わないことから友引はイメージが悪くなりがちですが、六曜で見ても縁起は良いですし、一般人気がない分予約枠も空いていることが多いです。
実は友引は引っ越しにはとてもおすすめなんですよ。
まとめ
六曜ってなに？
- 「暦注」のひとつで、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6種がある
- 縁起が良い日と悪い日、一日の中でも縁起の良い時間(吉)と縁起の悪い時間(凶)を意味する
- 大安⇒友引⇒先勝⇒先負⇒赤口⇒仏滅の順に縁起が良いとされている
六曜で引っ越しを考えたらどうなるの？
- 大安が１番引っ越しに向いている
- 縁起も良く予約も取りやすい友引が実はおすすめ
- 先勝、先負は時間帯を工夫すれば引っ越しても問題なし
- 赤口は１番引っ越しに不向きだが、この日しか無理な場合は普段使っている茶碗を先に持ち込む
- 仏滅は引っ越しに不向きだが、新しいことを始めるには吉という考え方もできる
友引がこんなに引っ越しに良いなんて知らなかったわ。
決まっていた日にちでも縁起が良さそうで安心しました。
良い引っ越しになるといいわね。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか？
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です！
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
ひこ助 逆に5万円あったら、何をしようかな？もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう！
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
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