近年、テレビやネットで「シェアハウス」を取り上げた話題が多くなり、利用者も増加しています。
でも、「興味はあるけど、他人と一緒に暮らすので、少し抵抗があるな」
と中々踏み出せない人もいますよね。
一人暮らしではないので、不安になるのは当然です。
そこで今回は「シェアハウスの内情」についてご紹介します。
この記事を読み終わるころには、シェアハウスについて詳しくなり、きっと不安がなくなっていますよ。
目次
シェアハウスとルームシェアの違いについて
シェアハウスとは、自分用の部屋が用意されていて、トイレや流し台などを共有で使用するといった感じになります。
個室が用意されてるので、プライベートはちゃんと確保されていますよ。
一方でルームシェアは、自分専用の部屋はなく、すべてを共有していくことになります。
プライベートは全くないので、自分の部屋が欲しい方はシェアハウスがオススメですよ。
僕は、大学卒業後にすごく仲が良かった友人と二人でルームシェアをすることを提案しました。
当時は、お金が全然なく貯金もほぼゼロだったので、なんとか家賃を抑えようと考え抜いた結果でした。
僕の友人も同じような境遇で会社も近かったので、
「お金が貯まるまで二人でルームシェアしようぜ。」
「いいね!」
と二つ返事で友人と住むことが決まりました。
家賃や光熱費は割り勘という話で暮らし始めましたが、3ヶ月後なって、突然友人が
「俺来月から一人暮らしするから」
と言ってきました。
突然のことで驚きましたが、理由を聞いてみました。
友人はとても節約家で、水道や電気・ガスはなるべく使わず、すぐに切る習慣にしていました。
でも、僕は皿を洗うときもいつも流しっぱなしで、寝るときもいつも電気を付けたまま寝ていました。
二人の生活態度の違いに耐えきれなくなって、限界を迎えたようでした。
ルームシェアをする前には、お互いの生活態度もきちんと考えて判断する必要がありますね。
シェアハウスのタイプは?
シェアハウスといっても様々なタイプがあり、それぞれにメリットがあります。
まずは、タイプを知ることが大事ですよ。
それぞれの特徴を下記に記載してるので、参考にしてくださいね。
100人以上のシェアハウスタイプ
大型シェアハウスは、学校の校舎のような建物を100人以上でシェアします。
世間一般でイメージされてる一軒家タイプではないので、あまり見かけないかもしれません。
東京や大阪の都心に多いみたいです。
中には、ワーキングスペースや広いリビングもあるので、個人スペースもありますし、みんなでしゃべったりして楽しめますよ。
約10人ほどの小規模タイプ
小規模シェアハウスは、一軒家タイプの建物を住居者でシェアしていく形になります。
このタイプがシェアハウスの中では、一番多いです。
あの有名な男女がシェアハウスをする番組もこのタイプですね。
女性限定タイプ
名前の通り、女性しか入れないタイプです。
女性限定になると、小規模タイプが圧倒的に多いです。
シェアハウス全体のメリットは?
初期費用が抑えられる
単純に家賃だけを見たら、一人暮らしよりも3割ぐらい安くすむので、お得感がありますよ。
でも、シェアハウスのメリットは家賃だけではありません。
最大のメリットは、敷金・礼金・退去費(クリーニング代など)が無いということです。
一人でアパートなどを借りるときは、敷金・礼金だけでも、数十万かかったりしますが、シェアハウスだと、その費用が一切かかりません。
とにかく費用を抑えたいという人には、シェアハウスはオススメですよ。
ただし、数万円程度の契約金はあるので、注意してくださいね。
入居時・退去時がとても楽
シェアハウスの場合は、家具や家電がついているので、入居したらすぐに生活することができます。
さらに業者によって多少の違いはありますが、大型家電や、大型家具、フライパンなど細かなものまで、全部そろっています。
自分で用意する必要がないので、入居・退去がスムーズにできますよ。
留学気分が味わえる
現在シェアハウスには、多くの外国人が住んでいます。
入居審査の手続きが簡単など理由は様々ですが、外国人が多く住んでるので、ちょっとした留学気分を体験できますよ。
すぐに知り合いができる
一人暮らしと違って、入居したら即知り合いができます。
知り合いができれば、スーパーなどの近隣情報を仕入れることができますし、何かあったときにも力になってくれます。
慣れない土地で、いきなり一人での生活は不安でいっぱいになりますが、シェアハウスだとその点は解決されますよ。
大規模タイプのメリットは?
定期的なイベントがある
不動産業者によって違いはありますが、一ヶ月に一回程度のイベントやパーティーがあることが多いです。
イベント内容は、食事会などの交流する場が圧倒的に多いですね。
大規模タイプだと、高確率で何かしらのイベントがあるので、住人と密接に付き合いたいという人にはこのタイプがおすすめです。
恋人ができやすくなる
上記でも記述した通り、大規模タイプだと定期的にイベントがあるので、異性との出会いは多くなります。
なので、彼氏・彼女が欲しい人には大型タイプのシェアハウスはオススメです。
小規模タイプのメリットは?
共有スペースがちゃんとメンテナンスされてる
小規模タイプだと住人が少ないので、共有スペースを汚した犯人がすぐにわかってしまいます。
もし、このような行動を繰り返していたら、周りの住人から白い目で見られてしまい、最悪の場合は退去にまで追い込まれる可能性があります。
皆そのようなトラブルは避けたいので、汚さないように気を使っていますよ。
なので、小規模タイプの共有スペースは奇麗なことが多いです。
住人同士がそんなに密接していない
大型タイプと違って、これといったイベントはありません。
他の住人と交流するよりも、自分の時間を大切にしたいと思ってる人には、このタイプのシェアハウスはおすすめです。
シェアハウス全体のデメリットは?
騒音問題
騒音については、シェアハウスの永遠の課題と言われています。
壁が薄いので、どうしても隣の音が聞こえてしまいます。
特に大型タイプだと、住人同士の交流が密接なので、週末の夜は賑やかになってしまいます。
静かな夜を過ごしたいと思ってる人には、シェアハウスは向かないかもしれませんね。
文化の違い
シェアハウスの半分近くは外国人が住んでいることが多いです。
なので、文化の違いでトラブルなどが発生することも多々ありますよ。
その他のトラブルはこちらの記事で詳しく紹介しています。
大規模タイプのデメリットは?
共有スペースが汚い
仮に誰かが共有スペースを汚して放置しても、犯人を特定することが非常に難しいです。
そのため、共有スペースに対して小規模タイプの住人に比べて責任感を持っている人はとても少ないです。
なので、大型タイプだと、どうしても共有スペースは汚い傾向にあります。
ただ、定期的にクリーニング業者を頼んでるところもあるので、綺麗好きな人は、そのタイプを選ぶ良いいですよ。
でないと、綺麗好きな人には耐えられない環境かもしれません。
小規模タイプのデメリットは?
外部の人間を連れ込むことができない
もちろん友人などを連れてきてはダメといった決まりはありませんが、気軽に招待できるような雰囲気ではないことが多いです。
恋人や友人を呼びたいと思っても、呼べないのは小規模シェアハウスの最大のデメリットかもしれません。
まとめ
シェアハウスは
- プライベートが確保されているが、ルームシェアはプライベートが確保されてない
- 大規模タイプ、小規模タイプ、女性限定タイプがある
- 値段が抑えられる、家具・家電がそろってる
大規模タイプのシェアハウスは
- 定期的なイベントがあるので、友達や恋人ができやすい
- 外国人も多いので、留学した気分も味わえる
- 共有スペースが汚い
小規模タイプは
- 共有スペースが奇麗で、自分の時間を確保しやすい
- 騒音問題や文化の違いなので、トラブルが起きやすい
- 友達や恋人を連れ込みにくい
今回は「シェアハウスの内情」をご紹介しましたがいかがでしたか?
シェアハウスは、運営してる業者やシェアハウスのタイプによって全然住み方が違ってきます。
今回の記事を参考に、「自分の性格に合いそうだな」と思ったタイプを選んでくださいね。
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