引っ越しをするということが決まったら、まず何を始めたらよいでしょう?
荷物の整理や荷造りはもちろんのこと、各方面への手続きや届け出などもたくさんあって大変ですよね。
今回は慌てずに引っ越しをスムーズに行うために必要な手続きや準備をご紹介します。
目次
チェックシートを活用しよう
そうね。そんな時でもすぐ確認できるようにリストが必要ね。
引越業界ベテランAさんから、引越手続き&作業チェック表を入手できるサイトを教えてもらったんだ!
これをプリントアウトしておこう!
細かなことまで網羅されているので、不安な方や初めての方にもおすすめですよ。
新居の決定時に行っておくと良いこととは?
物件を内覧する段階で、メジャーを持参し、各部屋の各サイズを測っておくと今後の手配がスムーズですよ。
契約後、再度寸法を測りに行く手間が省けます。
そういえば、独身時代に家を決めたとき、きちんと寸法をしていなくて、何度か不動産やさんにアポを取ったことがあったな・・・
寸法も大事だけど、写真もたくさん撮ったほうがいいわね!
イメージがわきやすくて荷物の選別がしやすくなるわ。
あれ、あのスペースどうなってたっけ?
とか、あそこにこの家具置いたらどうかな?
って考えるときに写真があると想像しやすいよね。
引越方法の確認・手配のコツとは?
複数のパターンに分かれ、内容によって、最適な引っ越し方法が変わってくるので、自身の状況を整理してくださいね。
主な例は
- 単身(実家からの移動or一人暮らしの住まいからの移動など)
- 夫婦(一暮らしor実家暮らしからの移動など)
- 家族帯同(住み替えなど)
単身で、実家から初めて引っ越しをする方は、大きな家具や電化製品を新しく購入する場合がほとんどですよね。
身の回りのものだけの引っ越しなので、数箱で済む方もいます。
数箱の場合は引越業者の手配だと高くつく可能性が高いです。
レンタカーを借りて荷物を運んだり、宅配便を利用して荷物を転送したりする方法が安価に済みますよ。
関連記事がありますので、是非参考にしてみてくださいね。
自分で荷物を運び入れる場合は、屋内にキズなどのダメージが生じないよう注意するといいですよ。
引越業者が運びいれる場合は、万が一の輸送中の事故の際、保険でカバーをしてくれるようなところがほとんどですが、自分で運び入れる場合はその保険に加入する例はほとんどありません。
特に新築や築浅の物件はキズなどのダメージが少ないため、事故が起きてしまった場合に目立ってしまいます。
重い荷物がある場合は注意が必要です。
家具や大型電化製品がある場合や、荷物量が多い場合の引っ越しは、引越業者の利用がおすすめです。
万が一の事故の場合も保証があるので安心ですね。
引っ越し業者の見積もりを取る方法は?
業者の見積もりは複数社取るようにするといいです。
中には、「今契約してくれないと安い料金での対応はできません!」
と、強気で出てくる引越業者もいます。
その場合、ご自身の判断で即決しても問題ありません。
が、迷う場合はひるまず焦らず、保留にしても大丈夫ですよ。
他の業者にその金額を伝えれば安く対応してくれるところはあります。
但し、引っ越し繁忙期の場合は希望通りの日程でできない場合もあります。
ご留意くださいね。
とても参考になる関連記事がありますので、気になる方はこちらから!
荷物の整理・処分時の注意点とは?
新居に運ばない家具や電化製品などある場合は、粗大ごみやリサイクル業者の手配が必要です。
引っ越し日とは別日の設定が良いですよ。
理由は下記記事も参考にしてみてくださいね。
冷蔵庫を買い替える際の参考記事ですが、他の家財にも共通していることが記載されています。
荷造りのコツは?
直近で使うようなもの以外はなるべく梱包を進めておくとスムーズに引っ越しできますね。
基本的には、同じ部屋や棚にあるものは同じ箱に入れる方が荷ほどきは楽です。
ですが、引っ越し日直前まで使うようなものは、ジャンルが違うものでもひとまとめにすると、引っ越し後の生活が始めやすいですよ。
季節ものの服や寝具はしばらく使わないし、すぐ梱包してしまおうか。
本やアルバム、食器なんかも一部なくても引っ越し日まで過ごせるし、梱包を進めてよさそうね!
そうだね。
着替えや歯磨きセットやシャンプー・石鹸などの洗面用品、ティッシュやトイレットペーパーなどの身の回りものはギリギリまで使うから残す必要があるね。
そうね。
それはそれで引っ越しのギリギリまで必要な荷物をまとめておく「ギリギリボックス」を作っておいて、新居での生活がすぐ進められるようにしておくわ。
現在の住まいの清掃はいつから始めると良い?
引っ越し日1~2日前になってくると慌ただしくなってくるので、1週間ぐらい前から少しずつ進めて安心ですよ。
掃除が十分でない場合、敷金からクリーニング費用として多めに引かれる事例もありますよ。
私のお客様の中に、水回りの掃除が苦手で、別途水回りクリーニング代を請求されたといっていた方もいました。
退去後のクリーニング費用は一定の額は差し引かれますが、状態がひどいと多く引かれる場合もあるみたいなので、注意してくださいね。
郵便の転送届け
郵便局へ届け出が必要です。
最近ではインターネットからの手続きも可能なので、郵便局のホームページを確認すると良いですよ。
郵便局からの郵送以外にも、クロネコDM便などからも資料や案内など届く方は注意してくださいね。
郵便局の転送届によって新居への転送が適用されるのは郵便局を通じて配送がされるものだけです。
クロネコDM便などは郵便局を介せず、企業から直接配送されるため、転送届の適用を受けません。
次の住人の方に届いてしまい、迷惑をかけてしまいます。
DM便がある場合は送付元の企業への住所変更手続きが必要です。
そういえば、前の住人のDMが届いたことあったな・・・
勝手に破棄するわけにもいかないし、毎回クロネコヤマトへ連絡するのも面倒よね。
そうだね。
後に引っ越してくる人たちのためにも、なるべく迷惑をかけないようにしたいね。
その他の手続きは?
水道・電気・ガスの住所変更も必要ですよね。
最近は書面での提出以外でもできます。
特にインターネットは家から出なくて済むので、簡単ですよ。
ですが、お住まいの地域が対応しているか確認をしてくださいね。
他にも、新居への引っ越し後に「転入届」を提出しますが、その際に現在の住まいでの「転出届」の提出が必要です。
「転入届」は転入してから14日以内に届けを出す必要があるので、それまでに「転出届」の手配をしてくださいね。
まとめ
大まかな流れの順番は
- 新居決定~荷物選定をスムーズに進められるコツは、寸法や写真などを物件の内覧の際に出来る限り済ませておくこと!
- 輸送方法を検討し引っ越し日決定~レンタカー?宅配便?引越業者?
- 荷物の選定・整理、荷造り~しばらく使用しなくてもいい物はどんどん梱包!直前まで使用するものはギリギリボックスへ!
- 住まいの清掃~1週間前ぐらいから少しずつ!
- 住所変更、転居届や転出届の手続き~一部インターネットでの手続きも可能!
参考になることはありましたか?
慌てずスムーズに引っ越しに備えられるよう応援しています!
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
なんとなく頭では何をする必要があるか検討はつくけど、いざ引っ越しの日が近づいてくると慌ててしまいそうだね。