引っ越ししたらマイナンバーカードはどんな手続きが必要になるの?

引っ越しをすると手続きがたくさんあって面倒ですよね…。

しかも、2015年からはマイナンバーカードという面倒なものまで追加されてしまいました。

それだけが住所変更の対象になると思っている人はいませんか？

実は、通知カードも住所変更する必要がありますよ。

そこで今回は、マイナンバーカードと通知カードの引っ越しをさせる方法を紹介していきますね。

通知カードとマイナンバーカードの違いは？

ひこ美はもうマイナンバーカード作った？

ウチはまだ作ってないんだよね。

通知カードと何が違うのかよくわからないんだよね…。

私もまだ発行手続きしてないし、違いもイマイチよくわからないよ…。

市役所で聞いてみよう！

普段の生活では使う機会が少ないので、馴染みがないですよね。

私が違いを教えますよ！

通知カードとは？

緑色の紙製のカードで、住民にマイナンバー(個人番号)を伝えるものですよ。

こちらのカードは、マイナンバーを証明する書類として使うことができますよ。

給与等の賃金を受け取るときや確定申告を行うときなどに必要となってきますよ。

身分証明書にはならないんですね！

公的なものだから使えると思っていました！

本人確認のときにうっかり出さないようにウチも気をつけないといけないなー。

マイナンバーカード(個人番号カード)とは？

プラスチック製のカードで、お住まいの市区町村に申請することで発行してもらえますよ。

(任意なので強制ではないですよ)

通知カードとは異なり、顔写真付きで本人確認書類として使うことができるので大変便利ですね。

ICチップが内蔵されていて、コンビニ等で住民票を取るための電子証明書としても使用できますよ。

マイナンバーカードには、有効期限がありますよ。

20歳未満の人	カードの発行から5回目の誕生日まで
20歳以上の人	カードの発行から10回目の誕生日まで

更新しないと、期限が切れてしまい、全部の機能が使えなくなってしまいますよ。

(更新手続きなどの詳細はこちら)

何年かに1回更新が必要なところが運転免許証とよく似ていますね！

でも、持っていて損することはなさそうですね。

私も申請しておこうかな。

住所変更の方法は？

引っ越したら通知カードも手続きが必要なんですか？

お手数ですが、手続きをしていただく必要がありますよ。

引越し先によって方法が変わるので、確認していただいてから市役所に足を運んでもらうとスムーズですよ。

市内での転居の場合

委任状はどのようなことを書くのか想像つきにくいですよね。

愛媛県松山市の委任状を参考にしてみてくださいね。

画像出典：松山市HP

市外に引っ越す場合

マイナンバーカードを持っている人は、転出証明書はいらないんですか？

特例転出(特例転入)という扱いになるので不要なんですよ。

特例転出(特例転入)とは、情報の入ったマイナンバーカードを使用して転入・転出手続きを簡単に済むようにすることですよ。

そうなんですね！

面倒な手続きが、少しでも楽になるのはとても助かります！

ちなみに、本人確認書類ってどんなものでしたっけ？

本人確認書類は1つで確認できるものと、2点以上必要なものがありますよ。

なるほど！

私は運転免許証を持っているからそれを出せばいいんですね！

通知カードがなくなった！どうしたらいい？

通知カードもしかしたらないかも…。

どうしたらいいですか…？

荷物に紛れてしまってどこかに行ってしまった人、珍しくないので大丈夫ですよ。

ちゃんと解決方法はあるので安心してくださいね。

自宅で紛失した場合

意外と簡単な手続きで再発行できるんですね。

ウチも家の中探してみないと…。

自宅以外の場所で紛失した場合(火災や盗難を含む)

いずれの場合でも再発行は可能ですよ。

必要な手続きをしていただければ大丈夫なのでご安心ください。

通知カードの再発行ではなく、マイナンバーカードの交付を勧められることもありますので承知しておいてくださいね。

ただし、即日発行はできませんのでご了承くださいね。

再発行できると聞いて安心しました。

もし、探してもなかったらこの際マイナンバーカードにしてもらおうかな。

マイナンバーカード(個人番号カード)がない！どうしよう…

マイナンバーカードをなくした場合のことも聞いておきたいです。

教えてもらえませんか？

引用:マイナンバーカード総合サイト

マイナンバーカードは、拾われてしまったときも身分証明書として使うことができてしまいます。

そのため、紛失された場合は悪用を防ぐためにも、早めに個人番号コールセンターに問い合わせてくださいね。

24時間365日対応してくれるセンターがあるのはありがたいですね。

クレジットカードをなくしたときと似たような手続きを行えばいいんですね。

番外編：引っ越しにはどんな手続きが必要なの？

引っ越しの手続きは、他にどんなものがあるんですか？

市役所では、印鑑登録や国民年金の住所変更などを行います。

銀行や郵便局でも住所変更などの手続きをする必要がありますので、詳しくはこちらの記事をご覧くださいね。

引っ越しに必要な手続きってどんなもの？

結構たくさんあって忘れそうですね…。

ちなみに、手続きをする上での注意点はありますか？

手続きが多すぎて、必要な書類や印鑑を忘れてしまう方がよくいらっしゃいます。

二度手間にならないためにも、必要なものはしっかり持ってきていただけると助かります。

私も忘れ物をして、何度も足を運ぶようなことがないように気をつけないといけないね。

まとめ

• 通知カードはあくまでもマイナンバーを確認する書類なので、身分証明書として使うことはできない
• マイナンバーカードは、本人確認書類として使用可能だが、有効期限がある
• 市外に引っ越し、通知カードの住所変更を行う場合には、転出証明書が必要となる
• 市外に引っ越し、マイナンバーカードの住所変更を行う場合には、転出証明書は不要
• 通知カードをなくした場合は、なくした場所によってやるべき手続きが違う
• マイナンバーカード(個人番号カード)紛失した際には、速やかに個人番号コールセンターへ連絡する

2つのカードはお互いにメリット・デメリットがあるので、どちらを持つのが最適なのかはその人次第になりますよ。

住所変更は、引っ越し関係の手続きをしに行くついでに早めに済ませておくといいですよ。

マイナンバーカードは個人情報の塊なので、取り扱いには十分注意するようにしたいですね。