引越しをする理由って、転勤によるものもあれば、地元へ戻る方など様々ですよね。
コロナの影響でテレワークが多くなったからちょっと都心とは離れたところに引っ越そうかな、とか、東京に上京してきたけど地元に帰ろうかな、なんて思う方もいらっしゃいますよね。
転職や離職と共に引越す方も少なくないと思いますが、忙しかった仕事も辞めたし、少しゆっくりしてからでもいいかな、なんて言っていると、もしかしたら損しちゃうかもしれませんよ!
今回はそんな引越しと共に離職した時のハローワークへの手続きを紹介しますね。
目次
何から始めればいい?
引越しを決め、転職も決めたAさんですが、まずは何から始めれば良いのでしょうか。
そうですよね。
仕事を辞めた場合、まずはハローワークへ行き失業保険の手続きをしましょう!
「ハローワーク」とは、正式名「公共職業安定所」という名前で、厚生労働省の管轄で地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施している機関です。
民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する最後のセーフティネットとしての役割を担っています。また、地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施しています。
そっか。
まずはハローワークに行って失業保険の手続きだね!
でも失業保険の手続きって何を持っていけばいいのかしら?
ハローワークへの提出書類
ハローワークへ失業保険申請に行くにあたり、以下のものが必要となります。
①離職票Ⅰ、Ⅱ(雇用保険被保険者証)
②個人番号確認書類
③身元確認書類
④写真
⑤印鑑
⑥本人名義の預金通帳又はキャッシュカード
離職票Ⅰ、Ⅱ(雇用保険被保険者証)
離職票には2種類あり、退職後10日前後までに事業主が交付する義務があるものです。
もし手元に届かない場合はすぐに事業主に確認を取りましょう。
会社へ連絡が取ることが気まずい場合は、ハローワークの担当者から会社へ発行申請もしてくれますので、その時はハローワークへ相談してみましょう。
個人番号確認書類
個人番号確認書類には、マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票のいずれか1種類が必要になります。
身元確認書類
身元確認書類は運転免許証や資格証明書(写真付き)、公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証明書などがあたります。
写真
写真は最近の写真で正面上半身が写っており、縦3.0cm×横2.5cmが2枚必要になります。
印鑑
印鑑は書き間違いなどの訂正印としてあるといいので、認印で大丈夫ですので持っていきましょう。
本人名義の預金通帳又はキャッシュカード
一部指定できない金融機関がありますが、失業手当を受け取るための口座の登録と、通帳番号の確認をするために必要になります。
色々必要なのね~
2度手間にならないように忘れずに持って行かなきゃ!
それと、ハローワークへは公共交通機関で行く方がいいですよ。
車で行くと駐車場に入るだけで30分も待たされたこともありますしね。
またハローワークでは離職理由についても聞かれます。
もし離職理由が事実と違うなどがある場合はハローワークに相談しましょう。
離職理由が「自己都合」の場合、「会社都合」の場合によって失業手当の初回振込時期が変わってきます。
「自己都合」の場合は離職から3カ月後の振り込みとなりますので気を付けましょう!
離職票はきちんと確認しておかないと後々めんどくさいわね。。。
ハローワークは月曜日~金曜日の8時30分~17時15分となってますが、手続きに少し時間がかかることもあるので、余裕をもって16時までに行かれることをオススメします!
初めて行かれる方は驚くと思いますが、かなりの人数が手続きを待っていますよ。。。
並ぶことは覚悟で行ってくださいね。
ちなみに、失業保険は退職してから1年以内に受け取る必要があります!
受給期間が残っていても終了しちゃいますからね。
バックパッカーみたいに激安で世界一周旅行とかも素敵ですけど、あんまりのんびりしてると貰えるものも貰えなくなっちゃいますよ!
失業保険受給前の引越し
必要書類も揃えたし、ハローワークへ行って失業保険の手続きしなきゃ!
あれ、失業保険の手続きって引越す前でいいのかしら?
それとも引越した後?
すごく迷いますよね。
答えは、「引越す前」です!
なので引越しをする前に必ず管轄のハローワークに行って転居を伝えましょう。
受給申請を行いますと、受給説明会と初回認定日に参加しなければなりません。
ですが申請後約4週間経ってから開催となりますので、そこで引越すことが良いかもしれませんね。
その間に引越したのであれば、転居先で説明会と初回認定日に参加すればその後も転居先のハローワークで手続きができます。
失業保険受給中の引越し
引越しの日程が決まったけど、失業保険受給中になるわ。
ハローワークへはどう手続きしたら良いのかしら?
失業保険受給中に引越しをする場合は、転居後に管轄のハローワークへ行って手続きを行います。
その際、印鑑と住民票が必要になります。
ですのでかならず転入届を提出してからハローワークへ行ってください!
それにしても、引越しって準備や後処理など面倒なことが多いですよね。。。
そんな時は転居後のハローワークの担当者に相談してみましょう!
引越しだけに関わらず、様々な理由で求職活動が行えない場合、「受給期間延長申請書」を提出すれば、最長3年間の猶予がもらえますよ。
まとめ
引越しに伴うハローワークへの手続きについてまとめると
- まずは必要書類を持ってハローワークへ。
- 失業保険の申請は引越す前に行いましょう。
- 失業保険受給中の引越しは必ず転入届を行った後でハローワークへ。
転職と共に引越しも行うと、ただでさえ面倒なことが多い引越しにプラスして、ハローワークへの手続きなどとても大変ですよね。
でもきちんと行っておかないと手当がもらえないこともあり得ます。
ハローワークもとても人が多く、ストレスを抱えることも多いかもしれません。
手続きが2度手間になったりイライラしないよう、家族で協力しながらきちんと手続きを行いましょう!
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
仕事を辞めて心機一転!
新しい土地で頑張らなきゃ。
でもまず何から始めればいいんだろう?