「4月に転勤が決まった!」
「3月末の引っ越しは避けられなそう・・・」
一年の中でも一番引越の料金が高いことをご存知の方は、落胆する方もいるのではないかと思います。
「予約はどれくらい前にしたらいいの?」
「できる限り安く出来るコツはあるの?」
「気を付けておくべきことはあるの?」
と気になっているひこ助は、引っ越しアドバイザーに相談をすることにしました。
目次
3月末は一番料金が高い!なぜ?
転勤が4月に決まり、3月末の引越は避けられなさそうなんです・・・
3月末は費用が高額だと聞きました。
やはりそうなんですか?
はい、引越業界は、3月20日〜4月6日頃までが一番忙しいピークシーズンなんですよ。
件数が多く、かなり予約が集中するんです。
自社が所有するトラックや作業スタッフだけでは回せないので、外注が必要になってきます。
だから、費用が高くなるんですよ。
自社だけでは対応仕切れないほどなんですね!!
他のところに注文するなんて、想像してなかったです。
そうおっしゃる方多いんです。
「それでもなんとかなるだろう」
なんて思ってる人も多くて、3月末の引っ越しが1月には決まっていたのに、引越し業者へ連絡したのは3月中旬なんて人も・・・
さすがにそれは遅いですよね。
ちなみにどれぐらい前から予約が出来るんですか?
予約開始は大体1月ごろから!
業者によってばらつきがありますが、受付の開始時期はおよそ2ヶ月前からですよ。
大体の方は、受け付けが始まって早々にご予約を入れています。
なぜ2ヶ月前なんでしょう?
それより前だとだめなんですか?
見積もりのタイミングがポイントなんです。
2ヶ月以上前に見積もりを行うと、荷物量の大幅な変更が起きやすいんです。
引っ越し当日になって荷物の引取に伺うと、
「荷物がすごい増えてる!」
「あれ?荷物かなり減ってない?」
と、見積量と実際の荷物量にギャップが生じることがあるんですよ。
- 手配に余裕が持てる時期であること
- なるべくギャップが起きないタイミングであること
これらのことを考えると大体2ヶ月前となります。
なるほど〜。
確かに2ヶ月以上前の見積もりだと、何を運ぶと伝えたか忘れてることもあるかもしれないな〜。
見積もりのときに、担当者が内容の控えをくれると思います。
そこに運ぶ内容が書いてある場合があるので、目を通しておくと良いですよ。
金額面しか見てなかったです!
そういう情報も見ておくようにします。
また、大きな内容変更がある場合は営業担当の人にも伝えておくとよさそうですね。
最強のピークシーズンでも安く出来るコツがある!?
一般的には割引のない時期ですが、引っ越し会社によっては以下条件で見積もりを取ると、割引をしてくれるところがありますよ。
- 早めに予約をする
- 平日かつ日付の指定なし
- 時間指定なし
- 荷物の梱包や開梱は自分で行う
- 引越業者にお願いする荷物量を減らす
時間や日付の指定をなしにしておくと、一つの車両で何件も回せるよう工夫ができるので、一件あたりの引っ越し料金を抑えられるようになりますよ。
なので、ある程度の割引を受けてくれる場合もあるんです。
でも急に「今から引越作業させてください!」ってなることもあるってことですよね?
それは困っちゃうな〜。
そんなケースもあるかもしれませんが、基本的には2〜3日前に作業の組み合わせを決めます。
2~3日前なら梱包は自分で出来るかもな〜。
でも、もし自分で梱包する条件なのに、荷物の準備ができていない場合はどうなりますか?
極端に荷物の準備が出来ていない場合は、別日になることがあります。
多少でしたら、作業スタッフがフォローすることが多いですよ。
それなら大丈夫そうですね!
3月末の引越は、覚悟しておかなければいけないことがある?!
普通の時期との引越とは違う、デメリットが3つあります。
- とにかく料金が高い
- 予約が取りにくい
- 引越のサービスの質が悪い可能性が高い
この時期の料金は、通常の時期に比べ、何倍にも跳ね上がります。
5倍の料金を出すところもあるんですよ。
最近では、働き方改革や人手不足で、作業員を確保することが難しくなっていることも影響しているんです。
通常期の5倍なんて・・・
転勤時期を決める企業が、もっとそれを知って時期をずらせばコストカットにもなるのにな〜。
実は最近では春の異動時期をずらす企業さんが少しずつ増えてきているんです。
コストカットの面を配慮した会社もありますが、転勤する社員から予約が取れないとクレームを受けた会社もあるみたいです。
うちの会社もそうならないかな〜。
僕も人事に相談してみようかな。
ダメ元で言ってみてもいいかもしれませんね。
コストカットは企業にとっても良い話ですからね。
サービスの質が悪い!?
どうして質が良くない場合があるんですか?
それは、外注で委託する作業スタッフに当たる可能性があるからです。
自社のスタッフは作業に慣れているので基本的には問題ないですが、臨時で雇ったアルバイトが入ることも多いんですよ。
なるほど。
確かに、自社スタッフと臨時アルバイトではだいぶ対応に差が出てきそうですね。
社員や経験が多いスタッフを一人リーダーにして、それ以外は臨時採用のアルバイトという現場も出てきます。
事前に研修を受けていたり、リーダーがきちんと指導出来る人なら問題は出てきません。
しかしそうでない場合もあります。
ある程度は覚悟が必要かもしれませんね。
私は引っ越し作業に慣れてなさそうなスタッフに当たりました。
引越し当日は土砂降りの雨だったのですが、トラックへ荷物を積み込むとき、屋根のないところに荷物を放置されていたんです・・・
それらは全く梱包をされていない状態でした。
しかも裸のままのマットレスまであったんです。
無理やり3月末に作業を入れてもらったので、強くクレームを言うことができませんでした。
3月末に無理やり引っ越しすることのデメリットを痛感しました。
僕たちのときは、養生(ようじょう)が足りないという理由で、うちの絨毯(じゅうたん)を養生代わりにされたことがあります。
しかも、何のことわりもなく・・・
非常識な態度にびっくりしてしまいました。
まとめ
3月末の引っ越しは
- 1月ごろから予約の受付けを開始する業者が多いが、予約が取りにくい場合がある
- 超割り増し料金を提示されるが、条件が揃えば割引は可能
- 作業スタッフの対応の質が悪い可能性が高いため、一定のリスクが伴う
費用をなるべく節約したい場合は以下の検討が必須
- 早めに予約をする
- 平日かつ日付・時間をの指定はなしにする
- 荷物の梱包や開梱は自分で行い、業者へ依頼する荷物量を減らす
どうしても避けられない場合は、上記条件の検討をしてみてくださいね。
会社の命令で転勤になる方は、引っ越し費用は会社持ちの場合がほとんどです。
発令の時期を繁忙期から外せば、コストカットに繋がります。
それを理由に、会社へ転勤の時期を相談することもありかもしれませんよ!
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
私がひこ助さんの質問にお答えしていきます!