新居の契約って、大きな買い物ですよね。
その時、お部屋探しのポイントって何だと思いますか?
「家賃?」「間取り?」「駅からの距離?」もちろん、どれも大切です。
でも、特に新婚カップルが新居を探す際、気を付けたいポイントが他にもあるんです。
今回は、新婚さんのお部屋探しのポイントとして、
- 収納スペース
- 防音性・遮音性
- 共有設備
この3つをご紹介します。
また、新婚カップルが入居してから気づいた失敗談も挙げているので、参考にしてくださいね。
目次
収納スペースが少なすぎる!?
モノは増えてしまう
お部屋探しで大切なポイントは「間取り」です。
二人が快適な生活を送るために、予算の許す限り
「ゆったりとしたお部屋が良いな」
と考えるのは当然ですよね。
でも、ちょっと待ってください!
こうなってしまっては、楽しい新婚生活も台無しです。
さらに、結婚のお祝いを品物でいただくこともありますよね?
最近は二人で「お祝い品・欲しいものリスト」を作ることもあるそうです。
リスト化することで無駄な物を買わないで済みますし、不用意に物が増えないように工夫しているそうです。
ですが、意識していても
「いつも間にかモノが増えてしまった!」
ということもありますよ。
赤ちゃんが生まれたら、さらに大変!
新婚生活をスタートさせた新居に、新しい家族を迎える・・といった、嬉しいこともありますよね。
そんな時に、二人の大切な赤ちゃんを安心して育てるためのスペースや、育児グッズの数々が必要になります。
子育てのために使う物は必ず必要ですし、買わない訳にはいかないですよね。
「将来的に赤ちゃんが欲しいな」
と思っている新婚さんは「収納スペース」がとても大切ですよ。
最近は、部屋の広さや部屋数を重視する新婚さんが増えているため、収納スペースより居住スペースの広い物件が人気だそうです。
なので、逆に収納の広い物件は、穴場物件かもしれませんよ。
備え付けの収納棚などが無くても、市販の家具が設置しやすければ、収納スペースは確保できますよね。
窓の広い角部屋は太陽光が部屋に入りやすいので人気物件ですが、
「壁が少なくて家具の配置に困った!」
という意見も聞きます。
でも、後から収納家具を置くことも想定して最適な間取りを決めれたら、満足できますよね。
なので、内見の時に、家具の配置をシュミレーションしてみると良いですね!
防音対策はだいじょうぶ?
ウチってうるさいかも!? 気になる「音」の問題
新婚カップルが暮らし始めて気になるのは、お隣や上の階からではなく、
自分の部屋から出る「音」ではないでしょうか?
赤ちゃんが生まれれば、泣き声が気になります。
そして、成長につれて、子どもは家の中を走り回って遊びますよね。
その時に、「子どものバタバタとした足音が、周りの住人に迷惑になってないかな?」
と、必要以上に心配になりますよね。
ホントは、のびのび子育てをしたいんですが、近所迷惑にならないか心配です。
「しーっ、静かに!」
「こらっ、暴れないで!」
と、毎日子供に怒ってばかりで、ヘトヘトになってしまいます。
かといって、小さな子どもに気を遣えというのも無理な話です。
防音性は、木造よりも鉄筋コンクリートの方が良いのはもちろんです。
でも最近では、木造でも遮音性の高さを売りにした物件も増えてきたそうですよ。
木造物件の中から音漏れが少ない物件を探してみるのも良いですね。
音や振動に関しては、建物の構造以外にも確認しておくポイントがあるんです。
次に紹介しますね。
「どんな人が多く住んでいる物件か?」は要チェック
「入居を希望する物件にどんな入居者が多いのか」
というのは大切なポイントです。
同じような子育て世帯が多ければ「音や振動の問題はお互いさま」という空気が生まれやすいです。
そのため、必要以上にピリピリと気を遣う心配も無くなりますよ。
もちろん「できるだけ迷惑をかけないこと」、「迷惑をかけてしまったらきちんと謝罪すること」は、常識の範囲で心がけてくださいね。
物件の防音性・遮音性、どんな住人が多いかなどは、物件のチラシを見ただけではわかりません。
なので、不動産会社の担当者さんに聞いてみると教えてくれますよ。
音や騒音の問題は、入居者間のトラブルの大きな原因の一つなのでとても大切です。
トラブルやクレームをできるだけ避けたい大家さんや不動産会社にとって、
「家族構成が似通った入居者が多いと、お互いの境遇も分かってもらえるから安心だな」
という事情もあるようですよ。
エレベーター、オートロックなど設備は必要なの?
エレベーターやオートロック設備がある物件は、便利で防犯上も安心できるのでとても人気です。
でもその分、管理費なども割高なので悩ましいところですよね。
費用面から、エレベーターやオートロックが付いてない物件を探す方もいます。
ですが、入居してから
「この物件にするんじゃなかった。」
と後悔してからでは遅いので、事前にしっかりと考えてから物件を選んでくださいね。
エレベーターがあるかないか、見落としがちだけど大切なこと
建築基準法により、31mより高い建物の場合は、エレベーターの設置義務があります。
「大体6階以上の建物にはエレベーターが付いている」という認識で大丈夫です。
なので、5階建のマンションの場合、エレベーターが付いていないことも多いです。
マンションなどの共同住宅は、地方公共団体によって、
「○階以上はエレベーターを設置すること」
と決めている地域もあるそうです。
ちなみに、高齢者向けの物件は、3階以上にはエレベーターの設置義務が法律で決まっていますよ。
エレベーターが付いてない物件の場合は、
「どの階に住むのか?」
という点が非常に重要になってきます。
私は5階建てマンションの最上階に住んでいましたが、そのマンションにはエレベーターが付いてませんでした。
結婚して赤ちゃんもいたので、なるべく安い賃貸物件に決めました。
でも、実際に生活してみると、大きな荷物とベビーカー、赤ちゃんを抱っこして5階までの階段を昇り降りは、すごく大変でした。
「エレベーターがある物件に住んだら、買い物も楽なのになあ」
と、階段を昇るたびに思っていて、そんな毎日に疲れ果ててしまいました。
そして、階段の昇り降りが苦痛で、赤ちゃんと一緒に引きこもりになってしまいました。
ホントはいろんな方と交流したり、赤ちゃんを外に連れていってあげたかったです。
孤立してしまったので、すごく辛かったですよ。
入居後に実感する「失敗した!」という一例です。
上層階は日当たりもよく、防犯上も安全度が高いです。
ですが、エレベーターが無いと、思いも寄らないことで後悔してしまうので、注意が必要ですね。
では、下の階なら良いかというと、
「夏に窓を開放しづらく、特に1階は冬は床が冷たいな」
というデメリットもあり、どの階に住むのがベストなのか、判断するのは難しいです。
「我が家にとって何が最優先か」という点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
オートロックが付いていれば安心なの!?
大規模な物件にはオートロックシステムが付いていることが多いですよね。
そのため、
「オートロックがついているから安心ね。」
と思う方も多いですが、実はそれだけでは防犯上不十分です。
訪問者の顔が確認できる、テレビモニター付きインターホンが設置されていれば、より安心ですよ。
防犯対策は大切なので、つっこんで確認することをオススメします。
ただし物件の中には、
「表玄関はオートロックでも、実は入居者用に裏口があり、知っていれば誰でも出入りできる」
なんてケースもありますので、オートロックがあっても部屋の施錠はきちんとしてくださいね。
さらに細かいことですが、オートロックの建物では、朝刊は共通玄関にある個別の郵便受けに配達されることが多いんです。
毎朝共通の玄関まで新聞を取りに行くって、めんどくさいですよね。
しかもたいていはパジャマのままなので、その姿で誰かに出くわすかもしれません。
毎朝コーヒーを飲みながら、ゆっくり新聞を読むのを習慣にしている人にとっては、ちょっと残念なポイントかもしれませんね。
まとめ
新婚さんのお部屋探しのポイントは
- 収納スペースは予想以上に必要なので、きちんと確保することが大切
- 建物の防音性や遮音性が高ければ、気を遣わず生活できる
- どんな入居者が多いのか、あらかじめ確認しておく
- エレベーターやオートロックが必要か不要かは、入居後の生活を想像して判断すると良い
今回は「新婚さんが部屋探しをする際に大切なポイント」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
「入居後の生活をどれだけ具体的に想像できるか」という点が、お部屋探しには大切です。
今回の記事を参考に、失敗しないお部屋探しをしてくださいね。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
せっかくのゆったりとしたお部屋が、物であふれかえってしまったわ。
さらに、彼が片付けや掃除をしてくれないから、ケンカになってしまったの。