歯医者さんが好きな人は多くないかもしれませんが、かかりつけの歯医者さんがいるのは安心ですよね。
今回は、引越しにともない今までのかかりつけの歯医者さんから引越し先での新しい歯医者さんを見つける流れを、治療内容ごとにお話しますね。
ぜひ、参考にしてみてください!
虫歯や歯周病の治療途中の場合
手続きは必要?
主治医を固定しなければいけない決まりは日本にないので、特別な手続きや今通っている歯医者さんに連絡する必要は本来ありません。
ですが、転院の相談をすることで引越し前に治療が終わるように調整してくれたりと対応してくれることもあるようです。
さらに引越し先でスムーズな治療を受けられるように、必要な場合は書類を準備してくれたり、新しい歯医者さんで伝えるべきことを教えてもらえますよ!
費用は?
転院に関して特別な費用はかかりませんが、初診料を支払い、また一から治療が始まると思っていた方がいいようです。
今通っている歯医者さんと引越し先の歯医者さんの関係性によっては初診料を払う必要がなくなる場合もあるようですが、ごくまれですね。
どちらの場合でも、今の歯医者さんにきちんと相談してみることが大切なようですね。
転院すると、初診扱いになることがほとんどなのね。
ということは、歯の状態を確認するために、またレントゲンをとったりと、余計な時間とお金が掛かってしまうわ。
残念だけど、仕方ないのね。
引越し先での歯医者さんの見つけ方
同じ学会等の繋がりで引越し先に近い歯医者さんを紹介してくれる場合もあるようです。
あるいは、紹介できる歯医者さんがいなくても、今の歯医者さんが大切にしている治療方針を聞いてみることで同じような歯医者さんが見つけやすくなるかもしれませんね。
歯医者さんによって、治療方針や治療方法もさまざまです。
希望にあった歯医者さんが引越し先でも見つかるといいですね。
治療がひと段落するまで引っ越したくないのが本音よね。
でも、相談する方と良いことが多いのもわかったわ。
そうだね。
転院してしまうのが申し訳ない気持ちになってしまうけど、きちんと伝えて相談しよう。
歯列矯正途中の場合
手続きは必要?
矯正治療をしている場合は治療期間が長く、治療途中での歯科医の変更はよくあることのようです。
そのため、引越しが決まったら歯医者さんに早めに相談してくださいね。
きちんと治療内容や治療方針を継続してもらうためにも必要書類の作成をお願いし、手続きを進めてもらいましょうね。
日本臨床矯正歯科医会に加盟している矯正歯科の間では、転院・転医についてきちんと対応してくれています。
この仕組みのことを、転医システムと呼びます。
今通っている歯医者さんに必要な書類の作成をお願いして、転院先の歯医者さんを紹介してもらいましょうね。
- 治療当初の資料
- 治療当初の診断内容、治療費の契約内容
- 実際の治療内容
- 実際に支払われた治療費
- 転医に際して精算された治療費
- 上記1~5の資料と主治医の紹介状
これはとても安心ね。
転医の相談もしやすいわ!
これらの書類を持って自分で新しい歯医者さんを探すこともできるみたいだけど、きちんと紹介してくれる仕組みがあるのはありがたいな。
費用は?
転院に関する費用はありませんが、上記の必要な書類を書いてもらうために手数料がかかります。
金額は歯科医によったり内容によって差があるようですが、だいたい1000〜3000円くらいのようです。
また、治療費の返金に関しても確認しておいてくださいね。
この治療では、
- 初めに全額治療費を支払う場合
- 分割払いの場合
- その都度治療にかかった費用を払う場合
など、さまざまな支払い方法があります。
そのため、治療の進み具合で返金される金額も変わってくるようです。
日本臨床矯正歯科医会では、以下のように治療費の清算目安を定めています。
・永久歯列期のマルチブラケット装置による治療の場合
(既に全額入金となっている患者に対しての返金する割合の目安)
ここまで決まっていると安心だね。
矯正治療には大きなお金がかかるし、引越しでそれを無駄にはしたくないものね。
でも、すでに矯正治療を始めてしまっている歯医者さんがこの医会に加盟してない場合はどうなるんだろう?
その場合は、転院先の紹介をしてもらうことが難しいかもしれないわね。
そうだね。
でも必要な書類をもらっておいたり、これまでにかかった費用、これからかかる費用などを自分で把握することが大事なようだね。
歯医者さんだけでなく、他の病院の転院もきちんと調べておきましょう。
まとめ
虫歯、歯周病治療途中の場合は、
- 特別な手続きや費用はかからない
- 前もって連絡する決まりもないが、治療を引き継ぐ上で相談しておいた方がいい
歯列矯正治療途中の場合は、
- 日本臨床矯正歯科医会に加盟していれば、必要な書類を揃え、治療費の返金も対応してくれる
- 同じ医会の中で引越し先の矯正歯科を紹介してくれる
- この医会に入っていなくてもきちんと相談し、書類を揃えて転院先を探す
いかがでしたか?
今回は、引越しにともなう歯医者さんの転院についてお話しました。
歯医者さんって口コミがとても大事で、引越しに限らず紹介で見つけることが多いですよね。
なので引越しでも口コミを頼りにしている人もいるかもしれませんが、引越しが決まった時点で早めに今の歯医者さんに相談することを忘れないでみてくださいね。
せっかく良い歯医者さんが引越し先で見つかっても、きちんと今までの治療を引き継いでもらわないとがっかりしてしまいますよ。
ぜひ、今回の内容を参考にして引越し先でも満足のいく治療を受けてくださいね。
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友人が「まだ虫歯の治療が残っているのに、そのまま引っ越しをしてしまった。」と話していたわ。
自分の歯の状態をきちんと把握できてなかったみたいで、引越し先の歯医者さんに説明ができなかったんですって。
そのせいで、余計に通院回数が増えてしまったらしいわ。
とにかく相談が大事ね!