「引っ越しを10万で済ませられるわけがない!」
「そんなに安く済むなんて絶対にない!」
という考えをお持ちの人はいませんか?
実は、“あるポイント”をしっかりと抑えれば10万円以内での引っ越しも実現できるんですよ!
今回は
- 引っ越し費用の相場
- 出費を少なくするためのポイント
を紹介していきますね。
目次
引っ越し業者を利用する場合の相場はどのくらい?
Sさんは夫と2人の娘(6歳・3歳)の4人家族で、現在は夫の実家に住んでいます。
上の子が小学校に上がり子供部屋が欲しくなったため、近々新居に引っ越すようです。
今日は、引っ越し相談カウンターに相談に来ていますよ。
- 繁忙期(はんぼうき)と通常期
- 引っ越し先までの距離
- 引っ越す人数や荷物量
などによって、料金が多少変わるんですよ。
繁忙期とは、新生活のための転居が相次ぐ3〜4月のことを指しますよ。
それ以外(5〜2月)は通常期と呼ばれています。
では、それぞれの料金表をみていきますね。
繁忙期(3〜4月)
引用:SUUMO引越し
やっぱり10万円は軽く超えてしまいますよね…。
安く済ませようなんて無理なんでしょうか…。
通常期も見ていきますね。
通常期(5〜2月)
引用:SUUMO引越し
さっきよりは、全体的に値段が下がりましたね!
近場であれば、10万円切っていますね!!
でも、今回の引っ越し先は市外になってしまうから約12万円になってしまいます…。
どうしましょう…。
簡単にできる!費用を抑えられる4つのポイントとは?
その1 時期を選ぶ
つまり、タイミングを図れば少し出費を抑えられるというわけです!
それなら簡単にできますね!
「基本料金+交通費や梱包材費など+オプションサービス料」
で構成されていますよ。
繁忙期は、依頼が多く人手を確保することが難しいなどの理由で料金に差がついてしまうんですよ。
2つの時期を改めて比べてみると、一目で違いが分かりますよね。
時期 | 2人家族 | 4人家族 |
通常期(5〜2月) | 約7万5000円 | 約10万円 |
繁忙期(3〜4月) | 約8万円 | 約12万円 |
もっと安くしたいのであれば、曜日も選ぶといいですよ!
というか、曜日も関係していたんですか!?
平日と休日では、最大7000円程の差が出てしまうこともあるようです!
できる限り、通常期で平日を選んだ方がよさそうですね。
その2 一括見積もりサイトを利用する
実は、お手持ちのスマホやPCから簡単に見積もりを取ることができるんですよ!
全然知らなかったです!
私、営業マンの押しに弱くて…。
直接、話をするのが苦手なので助かります!
しかも、最大50%オフですか!?
一括見積もりはとても素晴らしいものですが、知っておきたい注意点もたくさんあります。
詳しくは、こちらの記事を読んでみてくださいね!
あっと驚く攻略方法が紹介されていますよ!
そうなんですか!?
気になるので読んでみますね!
土日祝日・繁忙期以外であれば、利用日の1ヶ月前くらい前に取ればOKですよ!
しかし、繁忙期や土日に引っ越しを検討している場合には、予約が埋まりやすいため3ヶ月前から取ることをおすすめします!
3ヶ月以上前からは受付してもらえないので、注意してくださいね。
その3 いらないものを手放す
そのためには、断捨離(だんしゃり)が一番ですよ!
確かに、使わなくなった家電や着なくなった洋服など不要なものはたくさんあるかもしれません。
でも、捨てちゃうのもなんかもったいなくて…。
そういう時には
- フリマアプリ(ラクマやメルカリなど)
- リサイクルショップ
などを利用するといいですよ!
売れたお金を引っ越し費用の足しにする人もいるんですよ!
特に、引っ越しを機に家電・家具を買い換えるようであれば、新居に届くようにしておくといいですよ!
誤って引っ越し前に家に持ってきてしまうと、荷物が増えてしまう原因の1つにもなってしまいます。
うちもちょうどエアコンを新調しようとしていたので、新居に届けてもらえるようにお願いしておこうと思います!
売るにも古すぎるなどの理由で、お金にできないこともありますよね。
そんな時、不用品回収業者や便利屋を利用する人もいるのではないでしょうか?
しかし、そのような業務をするためには「一般廃棄物処理業の許可」という、ゴミ収集業界での国家資格のようなものが必要になってきます。
許可は簡単に取ることはできないせいか、無許可で不用品を集めている業者が存在するんですよ!
特に
- 空き地で回収をしている
- 住宅街で不用品があるか呼びかけてまわっている
- チラシやインターネットで宣伝(せんでん)をしている
ような業者には気をつけてくださいね!
その4 最適な引越し業者・プランを選ぶ
例えば、アート引越センターの「おまかせパック」には、このように3つのコースがあります。
しかし、コースによってサービス内容と料金が少し異なります。
コース/作業内容 | 荷造り | 大型家具などの梱包 | 養生 | 荷解きや片付け | 料金 |
基本コース | × | ○ | ○ | × | 5万円〜6万円くらい |
ハーフコース | ○ | ○ | ○ | × | 7万円〜10万円くらい |
フルコース | ○ | ○ | ○ | ○ | 9万円〜15万円くらい |
そのため、できるなら荷造り・荷解きは自分でやってしまった方が、その分安く済ませられるのでおすすめですよ!
他には、何かいい方法はないんですか?
「大きな家具家電だけを運んで欲しい!」
というようであれば、そのニーズに添ったプランがある業者を選ぶといいですね。
それ以外のものを自分で運んでしまえば、安く済ませられますよ。
- サカイ引越センター
- アーク引越センター
- 赤帽
- ヤマトホームコンビニエンス
などになりますよ。
興味のある人は、こちらの記事を読んでみてくださいね。
紹介していただいた記事を読んで、参考にしますね!
自力での引っ越しって実際のところどうなの?
「業者に頼むのが面倒…。」
「荷物が少ないから自力で大丈夫!」
などの理由から、自分だけもしくは身内に手伝ってもらって引っ越ししてしまうという人もいらっしゃるようですね。
でも、率直に申し上げますと私はおすすめできません!
あんまりよくないんですか?
ダンボールやプチプチなどの梱包資材 |
|
レンタカー代 | 2トントラック:約2万円(12時間借りた場合) |
ガソリン代 | 引っ越し先までの距離に応じたコスト |
などのお金と時間がかかりますよ。
時間にとらわれずに作業ができるのはいいんですが、自由さと引き換えにものすごく疲れてしまうんです。
自力での転居が絶対にダメというわけではありませんが、そういったリスクを背負いたくなければ、専門の業者にお願いするのが望ましいですね。
でも、引っ越しした日は子供の世話をしなくていいっていうわけじゃないから体力を残しておきたいから…。
やっぱり業者に頼むべきかなぁ…。
【体験談】10万円以内で引っ越しした人に聞いてみた!
そこで、私が経験者に聞いてみましたのでそのエピソードをご紹介しますね!
僕は4人家族で妻の実家から、同一県内の分譲住宅に引っ越しました。
大手の引越し業者を一括見積もりサイトで比較しましたが、最安値が12万円となっていたんです。
上の子が幼稚園への入園を控えていたので、制服や体操着などにお金がかかってしまっていたためどうしても安く済ませたかったんですよ。
職場の人や友人になんとか安くなる方法はないかと聞き、自分たちで荷造り・荷解きをすると費用を抑えられるという情報を得ました。
妻とも話し合いをし、自分たちでできることは2人で協力してやろうということになりました。
その結果、作業は大変でしたが無事10万円以内での引っ越しができましたよ!
業者さんもテキパキ作業してくれて、とても感謝しています!
でも、大手でも安くできるなら大変な思いをして自力で引っ越さなくても良さそうですね!
大手の引越し業者に依頼したのですが、見積もりを出してもらった時点では、10万円でお釣りが来るくらいの金額でした。
しかし、タンスが大きくてどうしても玄関口から出せなかったんです…。
置いていって後日売るのも一つの手だったんですが、そのタンスは祖母の形見だったのでそういうわけにもいきませんでした。
結局、泣く泣くオプションサービスのクレーンを使って降ろしてもらうことにしました…。
そのせいで、+2万円の予期せぬ出費になってしまい痛かったですね…。
家具や家電が吊り下げ作業なしでも動かせるか、確認しておくべきでしたよ…。
荷物の大きさには要注意ね…。
- ダンボール引き取りサービス(無料のところが多い)
- 家電のセッティングサービス(エアコンの取り付けなど)
- 盗聴器チェックサービス(賃貸物件などに荷物を運び入れる前に専用の機械で盗聴器の有無を調べてくれる)
- 耐震対策グッズ設置サービス(荷物搬入と同時に、引っ越し業者が準備した耐震マットなどのグッズを取り付けてもらえる)
など、業者によって様々なものが用意されていますよ。
なお、オプションは割引がきかないことが多いので少し多めにお金を準備しておく必要がありますよ。
【番外編】どうしても繁忙期に引っ越したい!それでも安くできる?
そういう時でも、安くすることができるんですか?
- 時間や曜日(日付)を指定しない
- 早めに予約を取る
などある程度の条件が必要になってきますよ。
仕事などで決まった日付・時間でないと難しいなど条件が合わない人は、あまり値引きは期待できないかもしれませんね…。
結構厳しいんですね…。
特に3月は予約が取りにくい上に、割引がきかないケースが多いので急ぎでない限りは避けた方がいいですよ!
詳しくは、こちらの記事を読んでみてくださいね!
まとめ
引っ越し業者を利用する場合の料金相場は
- 繁忙期は料金が跳ね上がるため、2人以上の引っ越しの時点で10万円近くかかってしまう
- 通常期に比べて繁忙期は、1.5〜2倍くらいのお金がかかる
少しでも引っ越し費用を安く済ませるためには
- 繁忙期を極力避ける
- 一括見積もりサイトを活用する
- 不用品は事前に処分して、とにかく荷物を減らしておく
- 荷物の量に応じたプランがある引っ越し業者に依頼する
- 自力での引っ越しは安上がりになることもあるが、家をキズつけてしまうなどのリスクがあるため、あまりおすすめできない
繁忙期に引っ越しせざるを得ない場合には
- 割引はあまり期待できない
- もし利用するならば、3ヶ月前から予約を取る
荷造りが難しいようであれば、お金は多少かかってしまいますが業者の手を借りるのもいいと思います。
業者でなくても、家族や友人に手伝ってもらうのも1つの手ですよ!
根を詰めすぎて、引っ越し当日に体調不良なんてことがないように注意してくださいね。
家族で協力して、できないところは業者に頼もうと思います!
さっそく、家族会議してきますね!
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
できれば、10万円以内で収めたいんですけど…。
難しいでしょうか…?