うーん、将来海外に移住してみたいなあって思って調べてるんだ。
あら!海外への移住って素敵ね!
常夏の国で悠々自適に暮らせるだなんて素敵な夢ね!
そうだよね!
でも調べてみると移住にはお金がかかる以上に、どうも事前の準備がとっても重要になりそうなんだ…
お金がかかるから準備が必要なのね…
どれくらい必要なのかしら…?
詳しく見ていこうか!
海外移住にかかる4大費用!
具体的にどんな費用が必要なのかしら?
色々な費用がかかるようだけどどうやら4つ、海外の移住には大きな費用がかかりそうだね!
- ビザの取得費用
- 海外への渡航費用
- 荷物の輸送費用
- 現地での生活にかかる費用
順番に見ていこうか!
ビザの取得費用
ビザとは?
ビザとは、渡航先において外国籍の方の入国を許可するために発行される証明書のことです!
ビザは日本語では査証と言い換えることのできる入国許可証書です。
早い話、ビザを取得することができなければ海外に行くことはできません!
つまり、ビザがないと海外への移住をすることそのものができません。
パスポートとの違いって?
ビザがないと移住ができないことは分かったけれど、パスポートじゃダメなの?
いい質問だね!
ビザが入国許可証なのに対して、パスポートは自分がいったい誰なのかを証明する国際的な身分証明書なんだ。
でも、昔韓国に行ったときはパスポートだけでビザなんか特に取らなかったわよ?
本当に海外に行くのにビザが必要なの?
それもいい質問だね!
多くの国では、観光を目的とした場合に限っては、ビザの取得を免除されて、パスポートだけで入国することができるんだよ!
- ビザ 入国を許可する証明書
- パスポート 自分が誰なのか証明する国際的な証明書
様々な種類があります!
移住は観光目的じゃないから、パスポートだけじゃなくてビザの取得が必要なのね。
その通り!
ちなみにビザには渡航の目的に応じて色々な種類があるんだ。
ちょっと確認してみよう!
ビザ名 | 滞在期間 | 概要 |
学生ビザ | 学生の間 | 学生が留学等で利用するビザ。取得すれば学生期間中の渡航を見とめられるビザ。 |
観光ビザ | 短期間(15日~90日) | 観光を目的にした際の短期間の渡航を認めるビザ。 |
就労ビザ | 数年(1年~3年) | 就労を目的とした際に渡航を認められるビザ。例えば海外で医者をするといったときに取得。 |
リタイアメントビザ | 定住 | 定年を迎えた方が取得することで、海外に定住(移住)することが認められるビザ。一部の国では年齢を問わず取得できる。 |
目的別に色々種類があるのね!
そうだね!
さっき話した観光目的の渡航の場合は、
「ビザの取得が免除される国がある。」
と言ったけれど、厳密には観光ビザの取得が免除されているんだね。
移住に必要なものは??
種類が色々あるけど、移住に必要なビザは何なのかしら?
移住に必要なビザはリタイアメントビザだね!
海外に長期間滞在するビザは様々ありますが、移住(定住)を考えているならば必要となるビザはリタイアメントビザになります。
取得にかかる費用は?
それで結局ビザの取得にかどれくらいお金がかかるのかしら?
結論を言うと一概にこれくらいのお金が必要っていうのは言えないんだ。
なぜなら国によってリタイアメントビザの取得費用が異なっているからなんだよね。
海外に移住するためのリタイアメントビザの取得は国によってかかる費用が異なりますがおおむね以下の手順で取得することになります。
- 財産をいくら所有しているか証明する財産証明
- 移住先の銀行への定期預金
- 毎月の収入証明
- ビザ発行手数料
またビザ取得にかかる金額の例として以下に移住先として人気のマレーシア、そして世界一ビザの取得がしやすいと言われるフィリピンを記載します!
・50歳未満の場合
50万リンギット(約1,500万円)の財産証明
毎月1万リンギット(約30万円)以上の収入証明
現地銀行に30万リンギット(約900万円)以上の定期預金
・50歳以上の場合
35万リンギット(約1,050万円)の財産証明
毎月1万リンギット(約30万円)以上の収入証明または年金証明
現地銀行に15万リンギット(約450万円)以上の定期預金
ビザ発行料金500リンギット(約15,000円)
リンギットはマレーシアの通貨(1リンギット 約25円~30円 ※本計算では30円換算)
・35歳以上の外国人に対してリタイアメント用の特別永住権を発給する優遇制度。
現地銀行に2万ドル(約200万円)の定期預金
年会費が360ドル(約36,000円)
ビザ発行料金 1400ドル(約14,000円)
フィリピンとマレーシア、2つの国を比べただけでも全然違うわね!!
マレーシアだと実質1,500万円の財産が必要なのに対して、フィリピンだと200万円の財産があれば大丈夫なのね!
びっくりだよね!
ビザの発行自体は10,000円もあれば発行できるのに、発行を許可してもらうのにかなりお金を持っていることを証明する必要があるんだよ!
どこで発行できるの?
ビザの費用が国によって異なることは分かったけれど、ビザ自体はとこで取ることができるのかしら?
居住地近くの日本大使館や総領事館等で申請することでビザは発行してもらえるみたいだね!
例えばフィリピンのビザが欲しい場合は、日本にあるフィリピンの日本大使館等で手続きを行うんだよ!
ビザの取得は当該国の大使館や、総領事館等で申請することができます。
各国の大使館や、総領事館の場所は外務省のHPから調べることができます。
以下にリンクを貼っておきますのでぜひ活用してください!
海外への渡航費用
当日費用と渡航費用
海外への移住なんだから当然飛行機代も必要よね!
そうだね!
渡航費用で注意したいのが、移住当日の渡航費はもちろん、現地を下見する際の渡航費用も当然必要になるんだ。
一回も見たことがない土地でひこ美は住みたいって思うかい?
た、確かに…下見したことのない土地に引っ越しは日本でもしないわね…
下見は絶対に必要ね…
当日の渡航費用だけでなく、自分が移住したいと思う国がどんな風土なのか、治安はどうかなど下見は絶対に不可欠になります。
当日の移動費用だけでなく、下見用の費用も掛かることは覚えておくといいです。
渡航費用はどこで検索すればいいの?
ウェブで調べると様々な航空券見積もりサイトがあるので、お好きなものを選ぶといいです!
航空券サイト | 特徴 |
エクスペディア | ホテルの予約サイトで有名なサイト。
航空券+宿をお得な価格で予約することができるが、比較する航空会社数が他サイトと比較するとやや少ない。 |
スカイチケット | 比較する航空会社数はトップクラス。
海外で使えるwi-fiや海外旅行保険をサイトを通じて簡単に予約できる。 ただしツアー等の予約は行っていない。 |
エアトリ | 比較する航空会社数はトップクラス。
会員登録することで、予約するたびポイントがたまりマイル等に交換できるためお得。 ただし、エアアジアなど一部の日本から利用しやすいLCCが比較できない。 |
荷物の輸送費用
どれくらいかかるの?
移住も引っ越しだから、荷物や家具の輸送とかも必要よね。
どれくらいかかるのかしら?
調べたところによると数十万円~数百万円する場合もあるようだね。
日本国内での引っ越しと比べて高いのかしら?
うーん、下の記事を読んで国内での引っ越しと比べてみると、どうやら海外への荷物の輸送だから一概に国内の引っ越しより高いとは言い切れないようだね!
家族の人数や、荷物を送る量で値段はいくらでも変わってしまうから、荷物を送る際は実際に送ってもらえる業者さんに見積もりを立ててもらうことが重要なようだね!
海外に荷物を運ぶ方法
値段は荷物を送る量などで変わるのね!!
ちなみに家具を送る場合はどこの業者さんに頼めばいいのかしら?
僕たちに身近なクロネコヤマトや日本通運のHPから問い合わせることで、海外に荷物が送れるようだね。
この辺りは、日本での引っ越しと同じ感覚で業者さんに頼めば送ることができそうだよ!
海外への荷物や家具の輸送は、ウェブで業者を調べて、実際に問い合わせ、見積もりを行ってもらうことで発送ができるようです。
以下にリンクを貼っておきます!
※日本通運
家具は現地調達がおすすめ
家具や荷物の輸送費を考えると、家具等は現地で調達することがおすすめです。
なぜなら、海外での家やマンションには家具付きのものが多く、それらの物件を選ぶだけで荷物の輸送費を抑えることができます。
家具の輸送には当然お金がかかってしまいます。
海外の家具付き物件を選ぶことで、家具等の大きな荷物の輸送を極力減らすことで、お安く移住が実現できるのです。
当初の見積もりでは、海外への荷物の輸送(夫婦2人分)に40万かかるといわれたけど、家具付きの物件を選んだおかげで、荷物の輸送費がどうしても送りたいものだけで済んで10万円近くになったわ!
浮いたお金で、別の国に旅行に行けたり、現地で気に入ったインテリアを買えるからかなり得した気分ね!
現地での生活にかかる費用
実際に海外に移住できたとして、どれくらい生活費が必要なのかしら?
今の僕らの生活を考えると、食費や、光熱費、医療費、家賃等で月々20~30万円は必要だよね。
海外は、日本と物価も違うから、月々いくらあれば今のように衣食住に不自由なく過ごすことができるのか調べてみよう!
移住先によって異なる
移住先で必要になる生活費は、移住先の物価によって異なっていきます。
物価が安いと言われる、タイやマレーシアといった東南アジアの国々は日本より物価も安く、10万円~15万円もあれば、快適な生活がおくれるようです。
また、移住先がヨーロッパであれば、物価が高くなってしまうため、日本での生活レベルを求めると、日本と同等かそれ以上に生活費がかかってしまうことになるようです。
マレーシアを例に
トータルの生活費は夫婦2人で約5,600RM(リンギット)日本円で約15万円ほどになります!
・居住費3,100RM(約80,600円)
2LDKでバスルーム2つ、プールにジム付き、玄関は24時間のセキュリティもついています!
・食費1,200RM(約30,000円)
自炊する際の食材ですが、牛乳が200円、卵が100円とスーパーで買う場合は日本とあまり変わらない価格です。
外食は安くて、300円~500円も払えば十分満足できる量が食べれますよ!
・光熱費160RM(約4,800円)
ガス代が4RM(約100円)、水道代が20RM(約600円)、電気代はちょっと高くて140RM(約4,000)
・その他費用1100RM(約33,000円)
雑貨にかかる費用や携帯代やインターネット費用を合わせたものです!
日本での30代夫婦の生活費平均が約26万円であることを考えると、ほぼ同水準のかそれ以上の暮らしが十数万円で実現できるのね!
おすすめの移住方法!
移住にかかる4大費用で、移住にはお金についてしっかり計画を立てないといけないことがわかったわね。
そうだね!
海外への移住ってなると国内での引っ越し以上に準備が大切になることがわかったね。
ここまで調べて思ったんだけど、海外の移住って準備も必要だし、お金もかかる。
そんな絶対に失敗できない海外の移住を成功させるためにはやっぱり下見が1番大切だと感じたよ!
そのために、ロングステイの活用が大事になってくるんだ!
ロングステイでしっかり下見をしよう!
ロングステイとは、海外に2週間以上滞在することです!
絶対に失敗できない海外への移住を成功させるためには何よりも準備が肝になります!
海外に2週間以上滞在するロングステイでその国で生活し、しっかり下見をしましょう!
ロングステイってどうやって行うの?
ロングステイは、観光目的で行き1か月ほど滞在しても大丈夫ですが、おすすめはマンスリーマンションを借りることです!
以下に例としてマレーシアのマンスリーマンションを探すことができるリンクを貼っておきます!
マンスリーマンションは約10万円/月で借りることができるようです!
マンスリーマンションを借りるメリットは、ホテルを借りるのとは異なり、実際に自炊を行うことができるので、移住した際のシミュレーションを行うことができる点です!
下見で大切なこと
ロングステイで移住候補地の下見を行う上で大切なことは、病院の位置をしっかり把握すること、生活の導線がどうなるかをしっかり予習しておくことでしす!
特に病院は非常に大切です。
風邪をひいたときどこに行けばいいのか?
緊急の場合どこに連絡すればいいのか?
日本語が通じるのか?英語だけなのか?
以下の記事も参考にしてみてください。
自身の身に何かあった際のシミュレーションは絶対に行いましょう!
また、何かあった際、日本語で対応してくれる日本大使館の場所を事前に調べておくこともおすすめです!
実際の生活がどうなるのかロングステイでしっかりシミュレーションすることが非常に大切なのね!
まとめ
海外の移住は様々な費用がかかります!
絶対に失敗しないためにもお金の管理やロングステイによる下見でやしっかり準備することが大切です!
- ビザの取得条件や必要金額は移住先によって違うのでしっかりチェック!
- 下見はしっかり行いましょう!
- 家具は輸送より、現地の家具付き物件を選ぶのがお得!
- 移住先の生活にかかる費用はしっかり予習しよう!
- 失敗しない移住のためにロングステイをしっかり活用しよう!
下見から何までやっぱりお金はかかってくるのね。
ひこ助くん、しっかり稼いで準備お願いね!
うっ…が、頑張ります(笑)
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
あらどうしたのそんな真剣な顔で?