仕事や家庭などのさまざまな環境によって、夕方以降でないと時間が取れない人はいますよね。
引っ越しをするにあたっても、「夜にできないかな?」と考えることもあると思います。
今回は夜の引っ越しに関する概要や注意点をご紹介します。
この記事はこんな人におすすめです。
- 夜の引っ越しを検討している
- それにあたって気を付けることやデメリットを知りたい
- 対応可能な業者を知りたい
- 料金相場を知りたい
それでは、本文に入っていきましょう!
目次
そもそも夜に引っ越しをする理由って?
- 昼間は仕事をしているから、夜でないと時間が取れない
- 夜勤が多い仕事だから、昼間は睡眠時間にあてたい
- 夫婦共働きで休みが合わない
- 繁忙期の引っ越しだから夜の時間しか予約が取れなかった
- 繁忙期であるため午前の作業が大幅に延びてしまい、結果的に夜になってしまった
- DV(ドメスティック・バイオレンス)の被害にあっている
- 物理的な身の危険を伴う深刻なストーカー被害にあっている
今は共働き家庭も増えてるし、ある程度の需要はあるかもしれないね。
ちか子も彼氏と同棲するための引っ越しは夜にしたいっていってたわ〜。
二人とも働いてるから時間が合わないって。
え!
ちか子ちゃん彼氏できたんだね!!
言ってなかったっけ。
これから、お祝いするために、ちかことご飯食べてくるからよろしくね!
そのためのご飯だったんだね〜。
今日は僕がちび助の面倒みるから、ゆっくりしてきてね。
ひこ助くんありがとう♡
こんな理由で引っ越しする人も・・・
というわけで、ひこ助にちび助のお世話を任せて友達との食事会へやってきたひこ美です。
おまたせ~!
今日は何を食べようか♪
ふう・・・
どうしたの?
浮かない顔してるなんて珍しい!
昨日よく眠れなくてね。
深夜11時頃、上の階や外がうるさかったのよ。
パーティでもしてたのかな?
ううん。
どうやら引っ越し作業をしていたみたいなのよね。
そんな時間に?!
びっくりするわよね。
車のバックする音と共に「オーライ!」「オーライ!」って聞こえてきたから外をみたの。
引っ越しのトラックだったわ。
駐車したあとは、上の階で足音や物を置くような音が続いて眠れなかったの。
そんな時間に引っ越しをしなくてはいけない理由があったのかしら?
今朝ゴミ出しの時に、たまたま上の階の隣の住人ミチコさんに会ったのよ。
詳しいことがわかったわ。
ふあ〜〜〜・・・
あら、ちかこちゃん、おはよう!
どうしたの、そんな大きなあくびしちゃって〜。
昨日は帰りが遅かったの?
いえ、残業はあまりなかったので、帰りは早かったほうなのですが・・・
物音が気になって眠れなかったんです〜。
ちかこちゃんもだったのね!
実はうちのお隣が引っ越し作業してたのよ。
どうしてあんな時間にしてたんでしょう?
周りの迷惑のことは何も考えてなかったのかしら。
それがね、訳があったのよ~
なんですか!?
早朝にお隣さんの玄関ドアの音が聞こえたから、うちの主人が一言言いに隣へ言ったのよ。
そしたら、お隣のご主人が出てきたのよ。
「奥さんと子供たちだけ」ね。
え!?
そのタイミングを見計らって、奥さんと子供たちが自分たちの荷物だけ出したの。 その後は逃げるように引っ越していったみたい。 ご主人は全く知らなかったみたいよ。
そんな話ドラマだけじゃないんですね~!!
だからそんな遅くに荷物を出したってわけなんですね。
そういうこと!
ご主人にも知られたくなかったから、近所への挨拶も出来なかったみたい。
うちの主人、最初は文句を言いにいくつもりだったわ。
でも、その旦那さんが可哀想に思えて、何も言えなくなってしまったの。
ってなわけよ。
すごい・・・そんなストーリー本当にあるのね。
こんなケースはまれかもしれないわね。
でも全くないわけではないということが分かったわ。
でもそんな夜に対応してくれる業者あるんだね?
対応している業者4選!
2番目のプレミアムストレージサービスって初めて聞いたけど、夜間の引っ越しのプロフェッショナルなのね。
24時間全ての時間帯で対応しているってすごいわね。
しかも、DVやストーカー被害者のために、移転先を知られないように工夫しているって!!
追跡が出来ないような仕組みを確立しているところもあるのね。
でも業者があっても、やっぱり夜は普通より費用がかかりそう。
気になる料金相場は?
- 業者の都合による場合
通常料金または割引価格を設けている業者が多いですよ。
- お客さん側が指定する場合
通常価格の約3倍が一般的です。
なるほどね。
最初から指定すると高いのね。
タクシーの運賃やアルバイトの時給だって、夜間は割増がつくじゃない?
だからそれが普通だよね。
逆に、そこまで払いたくない人はどこか日中で時間を取るしかなさそうね。
夜間の引っ越しって、昼よりもデメリットありそうだし。
知っておこう!デメリット!
- 足元が暗いため危険
荷物の積み出しや積み入れの途中に、段差があるようなところは危険です。
作業員さんがケガをしてしまったり、荷物が破損してしまう可能性が高くなりますよ。
- 騒音トラブルになりやすい
年配の方は特に「非常識」だと思う人も少なくはないです。
「夜の引っ越し」は一般的ではないことを理解することが大事ですね。
まさに昨晩私が悩まされたみたいに、「騒音」は配慮しなくてはいけない問題よね。
夜遅い時間帯だと、外は静かだからトラックの走行やエンジン音、人の話し声も響きやすいものね。
あとは、引っ越し会社の人にもなるべく周りの迷惑にならないようにお願いをするといいわね。
例えば、夜間の声かけは最小限にしてもらうことは出来そう。
ところで、業者の方でも、何か気を使ってることはあるのかな?
あるわよ〜!
夜間の引っ越しに特化した業者はこんな対応もしていますよ!
極力静かに音を立てず挨拶をいたします。
緊急対応では、夜になる事が多いため「音」に対してとにかく注意をいたします。
静音台車、底の柔らかい靴、アイコンタクト、作業指示のサイン(手話)、駐車の位置から車両の通行経路まで、ありとあらゆる万全の対策をして臨みます。
引用元:プレミアムストレージ公式HP
慣れている業者は、さすがの対応ね。
逆に、ほとんど夜に作業を行わない業者は、そういう対策が甘いことが多いみたい。
どうしても夜にやりたい場合は、慣れているところにお願いをするのが無難ね。
夜の引っ越しが決まったら・・・
- 新居の鍵の受け渡し
荷物を出す時間までに新居の鍵を受け取れるとように、不動産会社さんに相談してみてくださいね。
- 自分の移動手段の確保
荷物に乗せるトラックには同乗出来ないので注意してくださいね。
バスや電車は本数が少なかったり、最終便が終わってしまっていたりすることも想定されます。
タクシーや自家用車での移動がおすすめですよ。
- 電気と水道の使用停止と開通手続き
インターネットや電話で簡単に出来ます。
検針票を用意しておくとスムーズですよ。
- ガスの使用停止と開通作業
申込みはWEB上で出来ますが、立ち会い作業が必要になります。
ガス会社は夜の開通作業は行っていないので、前日までに新居での作業を済ませておく必要がありますよ。
特に電気は忘れてしまうと悲惨ね。
暗い中での作業は困難になるわ。
最初から照明がついていないお部屋もあるから、持っていない場合は事前に購入することも忘れないようにしないとね。
ご近所への配慮を忘れないように!!
夜の引っ越しができる事が決まったのはいいけど、ご近所からどう思われるか心配ね・・・
あいさつは一番大事よね。
一言かけるだけでも印象は変わるわ。
自分で夜を指定している場合であれば、早めに出来そうね!
自分の意図に反して、遅い時間に作業を行わなければいけない場面もでてくると思います。
道路の交通渋滞や急な事故に巻き込まれることも、ない話ではないですね。
これは繁忙期に関わらず起きることです。
事前の「あいさつ」「声かけ」をしておくことで、
近隣住民から「ヤバいのが来た」と思われることを防げるのではないでしょうか?
僕は午後便で引っ越しの予約をしました。
業者の担当者からは前日に、13~15時の間に来てくれると電話がありました。
でも、僕の引っ越しが出来たのは夜20時過ぎ、終わったのは23時頃でした。
午前の予約をしていたお客さんが全く片付けをしていなったみたいです。
それが理由で、作業が全然進まず遅れてしまったようです。
近所のおばさま方からは嫌味を言われてしまいました・・・。
仕事で忙しいことを理由に近隣へあいさつをしなかった私がいけないです。
あいさつをしておけば良かったと、心から反省しています。
1週間程前に、お母さんと娘さんらしき2人がうちへあいさつに来られましたよ。 その際には、ご丁寧に菓子折りまで頂きました。 「どうしてもやむを得ない家庭の事情で、23時頃お引っ越し作業をします。ご迷惑をお掛けしてしまいます。申し訳ありません。」 と言われました。 複雑そうな表情をしていたので、あまり細かいことは聞けませんでした。 でも、何となく察知しましたよ。 実際に23時頃作業をされているような音は聞こえましたが、事前にお話を受けていたので嫌な気持ちにはならなかったです。
まとめ
夜の引っ越しは
- 仕事の事情や家庭環境によって行いたい人がいる
- 出来る業者はあるが、公式に出来ることをアピールしているところは少ない
- ユーザー側が指定する場合の料金は相場より高い
事前にしておくべきこと
- 鍵の受け取り
- ライフラインの手続き
- 移動手段の確保
- 近隣へのあいさつ
夜に引っ越しをすることは、昼間の作業以上に気を使わなくてはいけないところがあります。
ご近所への配慮に一番欠かせないものは何か覚えていますか?
そうです、「あいさつ」ですね。
ご近所とは今後も付き合いが続きます。
最初の心使いはとても大事になるなので、忘れないようにして下さいね。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
思ったより理由があるのね。