えっ、突然どうしたの?
「家族みんなで引っ越ししよう」って話してたじゃない。
いや、違うよ。
驚かしてごめん。
もしもの話だよ。
実はさあ、最近上司に、数年後には経験を積むために海外転勤してほしい言われててさあ。
もし異動事例がでたら、ちび助のことを考えたら単身赴任になる可能性が高いと思うんだよね。
だから、聞いてみたんだよ。
そうだったんだ。
そうね、強いて言えば、お金がかかるイメージがあるわね。
あと、「浮気」や「離婚」といった悪いイメージもあるわ。
ごめんね、こんな答えで。
そうなの?
まあ、あまり良いイメージはないよね。
仮に単身赴任になっても、僕は浮気しないからね。
誤解されるような言い方をしてごめんね。
もちろんひこ助くんのことは信じてるわ。
でも、あまり良いイメージをもてないのようねえ。
皆さんは「単身赴任」と聞くとどう思いますか?
ひこ美のように
「二重生活になるので、どうしてもお金がかかる」
「離婚の原因になる」
「浮気されるかも」
と悪いイメージが先行する人もいます。
ただ一方で、
「旦那もしくは妻がいないから自由になれる」
「たまにしか会わなくなったら、改めてパートナーの大切さを知った」
などの意見もあります。
いろんな意見があるのね。
でも、私は単身よりも家族で引っ越したいわ。
でも、実際のところどういった違いがあるのかしら。
ひこ美の言う通り、いろんな意見があるので、経験者でないと分からないと思います。
今回は、「単身赴任のメリット・デメリット」、「単身と家族の引っ越しの違い」についてご紹介しますね。
この記事を読み終わるころには、単身赴任について詳しくなり、きっと不安がなくなっていると思いますよ。
目次
単身赴任のメリットとは?
まずは、単身赴任のメリットについてご紹介します。
- 独身時代のように自由に遊べる
- 仕事以外は全部自分の時間
- 休日の家族サービスをしなくて良い
- 改めて家族の大切さを知る
の4点です。
では、詳しく解説していきます。
独身時代のように自由に遊べる
家族と暮らしてたら、毎日夜遅くまで遊ぶことはほぼ不可能ですよね。
仮に毎晩遅く帰ってきたら、嫌みをいわれてしまいます。
その点、単身赴任をすると、自分が好きな時間まで飲み会ができたり夜中まで自由に過ごすことができますよね。
でも、僕の知人のAさんのエピソードを紹介します。
Aさんは結婚して転勤が決まり2年ほど単身赴任をした経験があります。
これは、僕がまだ単身赴任が決まる前の話です。
その時は1歳になる小さい子供がいたのですが、夜遅くまで会社の同僚と飲んでいました。
あまりに楽しかったのですが、気づいたらすでに深夜の3時頃でした。
自宅に着いて、「妻はさすがに寝てるだろう」と思い静かにドア開けました。
そしたら、なんと妻が玄関の前で赤ん坊を抱きながらそびえたっていました。
そして、第一声が、
「パパは家族をほったらかして、夜遅くまで飲みに行ったんだよ、楽しそうで良かったね、〇〇(子供の名前)ちゃんもうれしいでしょ。」
というフレーズを何回も繰り返し聞かされました。
今思い出しても、あの時の妻はすごく怖かったなと感じます。
ですが、単身赴任だとそんなことは一切ありませんよね。
何時に帰っても嫌みを言われることはありません。
この時、僕は
「単身赴任って最高じゃん」
と、思ってしまいました。
何時に帰ってきても嫌みを言われないのは、単身赴任のメリット以外何者でもないですね。
仕事以外は全部自分の時間
結婚してても
「自分の時間がほしいなあ」
と思う人は多いと思います。
家族と同居してたら、子供の世話などやることがたくさんあるので、自分の時間を確保することは、非常に困難になってきます。
でも、単身赴任だったらそのようなことはありません。
仕事以外は全部自分の時間ですよ。
なので、自分の趣味などに集中することができます。
これも単身赴任ならではですね。
休日の家族サービスをしなくて良い
「休日はのんびり過ごしたい」
と思うことはありませんか?
でも、結婚するとそれは厳しくなってきますよ。
ところが、単身赴任だったらそれが可能になります。
独身時代のように自分ファーストの休日を過ごすことができるようになりますよ。
改めて家族の大切さを知る
人間は毎日の生活に慣れてくると、感覚がマヒしてありがたみが薄れてきます。
ところが、単身赴任をして一度家族と離れると、家族と一緒に暮らせることがどれだけ幸せなことかを、改めて感じることができますよ。
単身赴任は、家族と離れてしまうので寂しいが、愛情が深まるきっかけにもなります。
そうかあ、単身赴任をすると自由な時間が増えるのかあ。
単身赴任って思ってたよりも楽しそうだね。
ひこ助君、最低。
ごめん、ひこ美。
冗談だよ(汗)
単身赴任のデメリットとは?
メリットを聞くと、結構いいじゃんと思う人もいるかもしれませんが、当然デメリットもあります。
主なデメリットは
- 二重生活になるので、経済的負担が大きくなる
- 最低限の家事をしないといけない
- 子育てに携われない
- 浮気されてしまう可能性がある
の4点です。
では、詳しく解説していきます。
二重生活になるので、経済的負担が大きくなる
単身赴任になると、手当を支給してくれる会社もありますが、全く支給されない会社の方が圧倒的に多いです。
仮に支給してくれても、せいぜい「1万~3万円」ぐらいですよ。
もちろんでないよりはいいですが、正直焼け石に水ですね。
そのような状態で二重生活になるので、どうしても生活が苦しくなってきます。
ちなみに、単身赴任期間中は、貯金することはほぼ不可能と思った方が良いです。
おおよそですが、「1年~3年」ほどと言われています。
Aさんの場合は約2年半でしたよ。
最低限の家事をしないといけない
家族と同居してたら、いろいろとサポートをしてくれます。
ですが、単身赴任だと、どんなに疲れてても最低限の家事をしないといけません。
正直、これは結構こたえますよ。
この時は、妻のありがたさを感じましたね。
子育てに携われない
子供の成長に携われるのは、父親として最高の瞬間といっても過言ではありません。
仕事で大変なことがあっても、子供の笑顔や成長する姿を見れば、疲れなんて消えてしまいますよね。
でも、単身赴任だとその機会がグッと減ってしまいます。
これは想像してるよりもはるかに寂しいですよ。
これが単身赴任をして一番辛かったですね。
この時は、速く単身赴任が終わらないかなあと願っていました。
浮気されてしまう可能性がある
すぐに会えないという寂しさが原因で浮気に走ってしまう場合があります。
同居してたら、堂々と会うのはまず無理ですが、単身赴任中はパートナー以外の恋人と会いやすくなってしまいますよね。
ネットの普及などで、このパターンは年々急激に増加しています。
知り合いの悲惨なエピソードを紹介しますね。
数年前の話です。
僕の友人が単身赴任をすることになりました。
でも、会社から手当の支給は「1円」もなかったので、生活は苦しくなる一方だったそうです。
そこで、彼は会社の許可を得て、WEBライティングの副業を始めることにしました。
最初は全然稼げなかったのですが、少しづつコツをつかみ、半年後には毎月「15万円以上」稼ぐ売れっ子ライターになってました。
会社員をしながらこの金額を稼ぐには並大抵の努力ではほぼ不可能です。
この話を聞き、僕は「家族のために必死で頑張ってるんだなあ」とすごく嬉しくなりました。
ところが半年後、彼は離婚してしまいました。
原因は、奥さんの浮気だったそうです。
しかも、奥さんは妊娠もしてました。
当然お腹の子の父親は浮気相手です。
さらに悲しいことに、子供も実の父親よりも浮気相手の男の方になついていたそうです。
本業と副業に没頭してて、家族とのコミュニケーションを疎かにしてしまったことが、このような結果を生んでしまいました。
「家族のために」身を粉にして働いてたのに、その「家族に捨てられる」ことになってしまいました。
なんとも皮肉な話ですよね。
皆さんはこうならないように、単身赴任後もちゃんと家族と連絡を取るようにしてくださいね。
うわあ~、単身赴任をするとこういうこともあるんだね。
もし、単身赴任をすることになったら、気を付けないと。
単身と家族との引っ越しではどんな違いがあるの?
仮に引っ越しをする場合は、単身と家族ではどういった違いがあるのかしら。
費用も気になるわ。
ちなみに私は単身赴任は反対よ。
ひこ助君と離れるのは嫌だわ。
ありがとう、ひこ美。
そういってくれて嬉しいよ。
そうだよね、仮に単身の方が安かったとしても、家族で引っ越した方が良いよね。
でも、単身の方がはるかに安かったら・・・。
え、ちょっと待って。
あのセリフは嘘だったの?
じょ、冗談よ、冗談。
そ、そうよね。
仮に引っ越し費用が安かったとしても、その後は二重生活になるから経済的に苦しくなるもんね。
絶対家族での移動の方が良いわよね。
そ、そうだね。
(結局はお金かあ・・・、まあしょうがないか。)
転勤が発生した家族は、今のような悩みを持ってる人が多いと思います。
でも、単身と家族の引っ越しの違いを知ってる人ってそんなに多くはないですよね?
なので、どこに相談したらよいのかもわからず、戸惑ってばかりになると思います。
なので、「違い」や「費用」について詳しく紹介していきたいと思います。
費用が全く違う
結論からいうと、単身の方がはるかに安いです。
理由は、荷物の量が違うからです。
家族での引っ越しの場合だと、2トン~3トン車ぐらいないと、全部の荷物が積めないといわれています。
一方単身の場合だと、軽トラでも可能なぐらいの量ですみます。
なので、単身の方が費用を抑えることができますよ。
もちろん個人差があることを忘れないでくださいね。
最近では、単身パックをおこなっている業者も多いので、そちらを利用してみてください。
お得な金額で引っ越しができますよ。
Aさんもこの単身パックを使いました。
会社都合の転勤の場合は、単身、家族どちらでも会社が業者を手配してくれる場合が多いので、その時は会社の指示にしてがってくださいね。
見積もりの仕方が違う
単身と家族とでは見積もり方法が全然違います。
単身の場合は、
- 業者に電話をする
- その場で見積もりをしてもらう
- 良いと思ったらそのまま契約
といった感じになります。
一方家族の場合は、
- 業者に電話をする
- 業者による現場調査
- 数日後に見積もりを渡される
- その金額で納得したら、契約する
といった流れになります。
家族での引っ越しの場合は、どうしても金額が大きくなるので、電話で即決というわけにはいきません。
いかがでしたか?
引っ越しする際に参考にしてみてくださいね。
ちなみに、引っ越しする場合は、荷物の梱包をすることになりますよね。
その際は下記のサイトを参考にしてみてくださいね。
まとめ
単身赴任のメリットとは
- 独身時代のように自由に遊べる
- 仕事以外は全部自分の時間
- 休日の家族サービスをしなくて良い
- 改めて家族の大切さを知る
一方、単身赴任のデメリットは
- 二重生活になるので、経済的負担が大きくなる
- 最低限の家事をしないといけない
- 子育てに携われない
- 浮気されてしまう可能性がある
単身と家族での引っ越しの違いは
- 費用が全く違う
- 見積もりの仕方が違う
今回は、「単身赴任のメリット・デメリット」、「単身と家族の引っ越しの違い」について紹介しました。
引っ越しは、皆さんが思ってる以上に重労働ですよ。
しかも、普段気軽にやるものではないので、知らないことが多いと思います。
でも、知識を持てば、負担が軽くなります。
なので、実践する際には、今回の記事を参考にしてみてくださいね。
きっとあなたの負担を軽くしてくれますよ。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
ねえ、ひこ美、もし僕が「単身赴任したい」って言ったらどうする?