集合住宅での生活につきものなのが、「騒音」の悩みですよね。
中でも、日常生活を送る中でどうしても発生してしまう「生活騒音」は、
周囲の住人が出す音だけでなく、自分が出す音についても神経質になってしまいますね。
今回は、身近な生活騒音の悩みを解消するために、「自分でできる騒音対策」についてご紹介します。
目次
生活騒音ってなに?
そもそも、「生活騒音」ってなにか知っていますか?
この表は、東京都環境局の「生活騒音」のページの情報をもとに作成したものです。
「生活騒音」とは、日常生活や、音響機器の使用によって発生する騒音のことです。
一般的な住宅地で、昼間に周りに迷惑をかけない音の大きさは、55デシベル以下とされています。
夜間の場合は、45デシベル以下です。
生活するうえでどうしても発生してしまう「音」も、時と場合によっては「騒音」となってしまうことがあるんですね。
表を見てもらうと、近隣トラブルの原因になりやすいといわれる
- 楽器や音響機器の音
- 大声での会話
- ペットの鳴き声
は、基準値を大きく上回っていますので、注意しなければいけないことがよくわかりますよね。
特に、子どもの足音は比較的小さいように思えますが、振動を伴うことが多いので、これも注意が必要ですね。
後から振動に関しては、振動も気になる!そんなときは?で詳しく紹介しますね。
「自分が出す音」の防音対策は?
音が漏れない工夫をしよう
「音楽が趣味」という人にとって、「騒音」ってかなり気になる問題ですよね。
「自分の部屋でギターの練習がしたい!曲も作りたい!
でも、部屋から音が漏れて、周囲の迷惑になったらどうしよう?
また、苦情を言われたらどうしよう・・。」
と悩みますよね。
そんなとき、自分でもできる防音対策として、
- 吸音材や防音材を壁に張り付ける
- 遮音カーテンに替える
という方法がありますよ。
この方法なら、あまり費用をかけずにできそうですね。
「吸音材や防音材を買うほどではないな」
というときは、隣室の壁側に背の高い家具を設置する方法もありますよ。
大型の本棚やタンスは、厚みがあるので音を遮る効果があるんですね。
防音材や遮音カーテン、家具の配置替えは、「自分が出す音」「他人が出す音」の防音対策に効果が期待できますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
振動も気になる!そんなときは?
子どもが元気に成長するのはとてもうれしいことですよね。
でも元気が良すぎて、ソファから飛び降りて「ドスン」、部屋中走り回って「バタバタ」してしまうと
「下の階の人から苦情がくるんじゃないかな?」
と、ひやひやしますよね。
そんなときは、防音マットや防音カーペットを床に敷く方法がありますよ。
うちはリビングと子ども部屋にマンション用の防音マットを敷き詰めています。
子どもが動き回る部屋はやっぱり、足音と振動が気になりますよね。
子どもがおもちゃを落としても傷がつかないし、床の保護にもなりますよ。
冬はさらに防音カーペットを上に敷くと、床が暖かくて子どもも気持ちいいみたいですよ。
また、マンション内に同じような年頃のお子さんがいる家族が何軒かあって、
「うるさいのはお互いさまだよねー」
みたいな話にもなるんですけど、
「お子さんのいないご家族もいらっしゃるから、できるだけ音には気をつけよう」と思っています。
うちに親子で遊びに来たときに、防音マットやカーペットのことを教えてあげたら、
「うちも買おうかな」
って言ってましたよ♪
リフォーム会社に依頼してお部屋の防音対策をすればより安心です。
ですが、そこまでの費用と時間がかけられないこともありますね。
できる範囲で、できる対策をすることが大切です。
こんなふうに手軽にできる防音対策ですが、中にはこんな失敗をしてしまった人もいるようですよ。
防音対策に敷いていた、ウッドカーペットを引っ越しのときにはがしたら、
「床にカビが生えてしまっていた!」
「テープの跡が残ってしまった!」
ということもあります。
賃貸物件は、退去の時に原状回復が大原則です。
原状回復に必要な費用が余計に発生してしまい、がっかりするかもしれません。
防音対策をするときは、もともとの部屋を傷つけないように気をつけてくださいね。
なるほど・・。
僕も新しい家では、防音対策するする時には、
「床を汚したり、傷つけないこと」
をしっかり頭に入れておこう。
せっかく費用を抑えて防音対策を考えたのに、退去時に費用がかかってしまうのは、とても残念ですよね。
賃貸物件の原状回復については、「賃貸契約書」にも詳しく書かれていますよ。
自分で防音対策をしたいと思った時は、念のため目を通しておくとより安心ですね。
「周囲の住人が出す音」の防音対策は?
まずは大家さんや管理会社に相談する
マンションの隣の部屋や上の階から聞こえてくる「騒音」。
毎日続くと本当にストレスがたまりますよね。
直接苦情を言うべきか、我慢した方がよいのか、悩んでしまいますね。
そんな時は、あまり悩まず大家さんや、管理会社に訴えてみると良いですよ。
マンションに一人暮らしなんですが、
入居した時からご近所の騒音に悩まされていたんです。
夜中に大きな音で音楽を流したり、大勢でわいわい騒いでいたり。
「多分あの部屋に住んでいる人だな」
と思っても絶対とは言い切れないので、一人でずっと眠れず悩んでいました。
「静かにしてください」と直接頼みに行っても、
「逆上されないか、すごく怖いな」
と思うとなかなか勇気が出なかったです。
それで大家さんに相談したら、同じような苦情が何件か寄せられていたらしく、
「調べてみますから協力してください。」
と言われたんです。
そのあとマンションの掲示板に騒音についての注意が貼られるうちに少しずつ騒音が収まってきたので、ホッとしました。
最終的には大家さんか管理会社さんが、直接注意してくれたのかもしれませんね。
でも、大家さんや管理会社に相談して良かったですね。
僕も騒音問題に悩んだ時は、今の大家さんに相談しよう。
いつでも相談できるように、積極的に挨拶して僕のことをもっと知ってもらう。
「騒音を出しているのはこの部屋だ!」
と思っていたら実は違っていた。
ということも、集合住宅によってはあるようです。
勝手な思い込みで苦情を言いに行くと、トラブルに巻き込まれる危険性もありますので、気をつけてくださいね。
騒音対策でおすすめできない方法ってある?
先ほどのCさんの例にもあった「直接苦情を言いに行く」以外にも、あまりオススメできない方法がいくつかあります。
- 苦情の手紙を書く
- 騒音、振動などの迷惑を受けた部屋に同様の仕返しをする
- いきなり警察に通報する
「無記名で書けば大丈夫!」と、苦情を書いた手紙を相手の家の郵便受けに入れる人もいるそうです。
でも、筆跡などから差出人がわかってしまう心配もありますよ。
まして、仕返しとばかりに同じように大きな音を出したり、壁を叩き返したり、いきなり警察に通報するのもやめてくださいね。
いくら腹が立ったとしても、極端な行動に出てしまうと、大家さんや管理会社、また近隣の住人からも「要注意人物」とみなされてしまうかもしれません。
そうなると、住みにくくなってしまうので、なるべく慎重に行動してくださいね。
まとめ
騒音の対策は
- 壁に防音材を張り付けたり、カーテンを遮音性の高いものに替える
- 隣室と接している側の壁に、背の高い家具を配置する
- 子どもが動き回る部屋を中心に防音マットやカーペットを敷く
- 他の部屋からの騒音に悩んだときは、まずは大家さんや管理会社に相談する
今回は「自分でできる騒音対策」についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
皆さんも、せっかく見つけたお気に入りの部屋なら、気持ちよく住み続けたいですよね。
騒音の問題は、解決までに時間がかかることも多いようです。
この記事が、皆さんのお悩みを少しでも軽くできたらうれしいです!
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僕は大学の友達とバンドを組んでるんです。
ライブが近いときとか、部屋でもついギターに手が伸びちゃうんですよね。
でもさすがに音漏れが気になって、音を出すのは我慢してたんです。
それで、「何かいい方法がないかな?」
と思っていた時に、メンバーに防音材を壁に貼る方法を教えてもらいました。
いろいろな種類がありますが、ホームセンターやネット通販で比較的安く購入できますよ。
さっそくメンバーに手伝ってもらい、隣の住人に迷惑がかからないように壁に貼りました。
同時にカーテンも遮音カーテンに替えたんですよ。
思い切り大きな音を出すことはできないけど、音量を絞ってなら少しギターを弾いても大丈夫かなと思います。
お隣さんのテレビの音や話し声もほとんど聞こえなくなったし、苦情を言われたこともないし、効果はあると思います!
それに防音カーテンって外気も遮断するから、冷暖房費の節約にもなるんです!
「一石二鳥で、やってよかったなー」って思ってます。