人生の新しい出発点となる引っ越し。
新築物件でなくとも床や壁などに傷をつけられたり汚されたりすることは、出発にケチがついたのも同然と考えてしまいます。
トイレも同様です。
自分や家族が汚したならまだしも全くの他人にされてしまったらどう思いますか?
流してしまえば元通りじゃないかという人もいますよね。
今回はバイト作業員にありがちな「トイレ貸してもらっていいですか?」について貸す側と我慢できなくなった側との事情についてお伝えします。
目次
引っ越し業者はどんな教育をしているの?
引っ越し業者の教育
これは社員に対して実施されているもので梱包や荷物の搬入技術、安全な運転そして接客のマナーこれらのレベルアップに精進しています。
ただしバイトに対してのマナー講習はどこまで実施されているのか?というのは曖昧なところです。
仕事中にトイレを借りないのは常識
新築のマンションに引っ越ししたとき、引っ越し屋に「トイレ貸してください」と言われました。
その時は貸したのですが、まだ住む本人もトイレを使用してないのに・・・(;’∀’)と思いました。
個人的には貸したくないと思いましたが、本音を言えませんでした。
皆さんもバイト作業員がお客様に「トイレを貸してもらってもいいですか?」とお願いされたらどんな気持ちになりますか?
おそらく、貸す方が多いと思いますが、内心はいい気がしないですよね。
新居ならなおさらです。
まだ使ったことのないピカピカのトイレを、誰よりも先に使われたら嫌な気分になってしまいます。
そうならないように、引っ越し業者の社員教育では、お客様の入居と退去時も部屋のトイレを借りることは禁止されています。
やむを得ない場合は近所のコンビニやトイレのある公園で用をたすように指示されています。
もしもバイトが勝手にこれをしてしまったら、先輩の社員さんは注意事項として伝えていなかったことに「バイトがやっちまった!」と作業終了後に社員さんかなり叱られることになります。
そのくらいプロの引っ越し業者にとってタブーなんです。
絶対そうよ!
体力のある若い子を使うのは引っ越し業者だから分かるんだけど最低限のマナーだけは教えておいて欲しいわ。
壁や床は絶対に傷はつけるなよ!っていうのは指導してるんだと思うけど、トイレのことまではさすがに教えてないんだろうね。
もしもお願いされたら俺なら貸しちゃうな~。
私は絶対イヤッ!
ワシも昔、引っ越しのバイトをしたことがあるけどトイレのことは何も教えられなかったなー。
作業に夢中でトイレのことよりも早く終わらせることに必死で動いてたからな‼
業者の現状と言い訳
高時給を求めて集まる引っ越し素人
全く経験のない人材を雇ってでも忙しいシーズンを乗り切ります。
体力自慢だけであって引っ越しに対しては全くの素人。
人生経験も少ない若い子が多く礼儀やお客様の気持ちまで理解しているかは疑問です。
おそらくトイレぐらいはいざとなれば貸してもらえるでしょう!?
その程度にしか考えていない引っ越し素人ですからもう少し正社員が教えるべきです。
お客様に接するポジションからはずす
気軽にトイレを借りられることを防ぐために基本的にはバイトには荷物の出し入れだけでトラックと部屋との中間地点を任されます。
お客様との接客や梱包などの部屋の中での大事なポジションは正社員が責任をもちます。
繁忙期の異常な忙しさ
バイトに入ってもらいたい引っ越しシーズンでは多ければ一日4件、5件と引っ越しを請け負うことがあり、そんな忙しいときの正社員の心情としては1分でも無駄にしたくないという気持ちで休憩を取る時間も惜しみたくなるようです。
作業リーダーがもしトイレ休憩さえもとってくれなければ「トイレを貸してもらえますか」なんてトラブルが起こるのはバイトの責任だけとは言えないかもしれません!
引っ越し作業中はきちんと立ち合いましょう。
「あの子トイレ我慢しているんじゃないかな?」と察してあげれるだけでなく、乱暴な搬入になって荷物を壊されていないかとか、荷物の盗難の防止にもなります。
まとめ
ここまで書くとブラック企業の典型的な業種というイメージになったかもしれません。
ただし大手の引越し業者になると短期バイトでさえ、しっかりした教育をしているところもありますので心配しないでください。
基本的にはどの引っ越し業者もマニュアルにお客様の新居(退去する部屋も)のトイレはお借りしないようになっています。
しかし、たまに問題になる原因として
・バイトの教育が出来ていない。
・繁忙期は1分1秒が惜しくて休憩がとれない。
・体育会系の作業リーダーが怖くて「コンビニに寄ってもらえますか」の一言が言えない環境になっている。
こういった条件で引っ越し時のトイレ事情が起こってしまうというのが引っ越し業者の言い分のようです。
解決策として作業中はできる限り立ち合うこと。
引っ越し業者は常識的にも新居のトイレは貸してもらわないのです。
しかしアンケートがあるわけではないのですが困っている人がいるときには当然のようにトイレを貸すお客様がほとんどではないかなと思います。
「トイレぐらい使ってください。
気持ちよく引っ越しを完了させてくれれば結構ですから。」
大変な仕事をしてもらってるので、ちょっとした茶菓子なども出したくなるのが人の気持ちです。
極力はないようにしてもらいたいですが、自分たちではやりたくもない冷蔵庫や洗濯機を運んでくれるんです。頑張ってくれている引っ越し屋さんは応援したくなります。
僕なら、万が一「トイレを貸してください」と言われてもお釣りが返ってくるぐらい丁寧に作業してもらえればトイレぐらい貸すことは全然平気なんですが。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
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あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
短期のバイトだからこそ先輩社員が現地到着前にコンビニに立ち寄るとか気にかけてやらないといけないんじゃないかな。