「引っ越しをするのに有休を取ったほうがいいのかな?」
「引っ越しで有休を取るメリットは何だろう?」
「会社に有休申請するときに何を気をつければいいんだろう?」
今回はこれらの疑問を解決すべく「引っ越しで有休を取ることのメリットや、休みをもらうことに対しての会社への対応」についてご紹介します。
目次
引っ越しで有休を使うメリットとは?
引っ越しで有休を使うことに対して「会社に迷惑が掛かるんじゃないか」「せっかくの有休がもったいないな」などと負のイメージを受ける人が多いように思います。
ですが、有給を使うことで引っ越しの面倒な作業をまとめて終わらせることが出来たり、引っ越し費用が安くなったりといくつかのメリットがあります。
今回紹介するのは以下3つのメリットです。
- 役所の手続きに行ける
- 近隣に引っ越しの迷惑がかかりにくい
- 引っ越し業者に頼むときに料金が安くなる
これらのメリットも含めて有給を取るか参考にしてください。
役所の手続きに行ける
引っ越しで必ず必要になってくるのが、住所を変更した旨を知らせる役所への届け出です。
役所は基本的に平日のAM8:30~PM5:00までを営業時間としています。
なので、平日のこの時間までに申請に行かないと受け取ってくれません。
届け出は代理人でも可能ですが、誰にも頼めない場合は自分で申請に行くことになります。
近隣に引っ越しの迷惑がかかりにくい
引っ越しの際に気をつけたいのが近隣住民への配慮です。
引っ越しではどうしても荷物が多いため、大きなトラックが必要になります。
そのトラックが停車位置によっては道を狭くしてしっまったり、大きな荷物を運ぶときにマンションだと廊下を狭くしてしまったりと何かしらの障害になってしまします。
仕方がないことではありますが、近隣の住民からすると決していいようには思いません。
もちろん、引っ越しでご迷惑をお掛けするので近隣の方に挨拶と贈り物をするのは社会人としてのルールです。
ですが、出来るだけ近隣住民の迷惑にならないように心がけたいものです。
そこで引っ越しを有休を使って平日にすることで、近隣の方が家にいる時間帯を避け、少しでも迷惑をかける機会を減らすことができます。
この少しの配慮が今後そこで暮らしていく中で大事な一歩に成り得るかもしれません。
引っ越し業者に頼むときに料金が安くなる
引っ越し業者を利用する場合、曜日によって料金が違うって知ってましたか?
実は休日(土・日曜日)に比べて平日に引っ越しするほうが料金を抑えることができるんです。
県外へ単身で引っ越しする場合 平日:6万9000円 休日:7万1000円
→平日の方が2000円安い
県外へ家族で引っ越しする場合 平日:14万6000円 休日:15万4000円
→平日の方が8000円安い
へーそうなんだ!
いいこと聞いたわ。
これには理由があって、平日は引っ越し希望者が少ないため、「料金を安く設定して出来るだけ平日に依頼してもらおう」という経営戦力が働いているためだろうとされています。
一方で、この料金設定に当てはまらない引っ越し業者もあるため、引っ越しの曜日が決定しているのであれば、一度複数の引っ越し業者から見積もりをとってみてはどうでしょうか?
具体的にどこで見積もりを取ればいいのかというと、「引越しラクっとNAVI」がとても便利です。
申し込みもネット上で簡単な入力をするだけで、無料で各引っ越し業者の見積もりを行うことができます。
この一括見積で価格を比較することで60%以上もお得になることがあるみたいですよ。
ぜひ試してみてくださいね。
引っ越しで何日有休をとるのがベスト?
結論からいうと有休を取るなら1日がベストです。
さらに言うと金曜日か月曜日に有休を取るとよりいいです。
金曜日か月曜日に有休を取ることで3連休を作ることができ、3日間あれば引越しはほぼ完結できます。
もちろん、引っ越し先が遠方にあり、大幅な輸送時間がかかる場合は例外ですが、引っ越しで1日、荷物の整理や役所への届け出で1~2日と考えてもらったら大丈夫です。
そして、この有給で休んだ日を使って引っ越しや役所への届け出をしましょう。
- 役所への届け出を誰かに頼める人
金曜日に有休を取るのがおすすめです。
「金曜日に引っ越し、土・日曜日で荷物の整理をする」という予定にすることで、平日に引っ越しができることから引っ越し料金を少し抑えることができます。
役所への届け出は引っ越し(金曜日)をする傍ら誰かに頼むのも有りですし、他の平日に行ってもらえるのであれば相手の都合のいい日でお願いしましょう。
- 役所への届け出を自分でする人
月曜日に有休を取るのがおすすめです。
引っ越し日はバタバタで役所に行って申請ができるとは限りません。
なので、「土曜日に引っ越し、日曜日に荷物の整理、月曜日に役所で届け出を申請」という流れがいいでしょう。
会社に引っ越し有休で非常識と思われない対策とは?
この見出しから、「引っ越しで有休を取ってはいけないの?」と疑問を持たれると思いますが、全然取っても大丈夫です。
むしろ、労働者に与えられた正当な権利が有休なので自由に取る権利があります。
この記事を作成するにあたって「引っ越し有休を取る」=「非常識だ」という否定的な意見が数多くありましたので、この見出しを作成しました。
有休を取ることに対して協力的な職場は飛ばして読んでもらって大丈夫です。
yahoo!知恵袋の体験談
引っ越しのために1日有休を申請しました。忙しい時期でもなく、業務上は誰に迷惑をかけることもなかったので、大丈夫だろうと思っていました。しかし、上司から言われた言葉が「そもそも土日の休みがあるのに平日に引っ越しするのはなぜ?」でした。単純に金銭的な理由だったので、そのことを伝えると「平日に休み取って引っ越しって、うちの会社に限らず社会人としてどうかな?」とわざと同僚たちに聞こえるように言われました。引っ越し有休はダメなのでしょうか、、、
ホント嫌な上司ね!
有休を取らせようとしない上司の方が非常識よ。
ひこ助くんの会社は大丈夫?
僕の会社はまだ有休に対して協力的だから大丈夫かな。
それにしても、忙しい時期でもないのに有休の申請でこんなに言わなくてもいいのにな。
体験談にあるように「引っ越し有休を取ることが非常識だ」と思っている人が一定数いるのは事実です。
昔の考えを持った人や頭が固い人に多い傾向があるように思います。
ですが、こういう考えを持った人に「有休を取る権利は自由だ」と投げかけても、聞き入れてくれるとは思いません。
なので、こういう人に妬みを言われないためにも対策をしていきましょう。
有休理由で引っ越しのことを書かない
有休理由を書かずに申請を出すのはできないと思いますので、「私用のため」などで引っ越し有休であることをぼかしましょう。
上司も知らぬが仏です。
直接聞かれたとしても、嘘をつかない程度にうまくぼかしましょう。
有休の申請を早いこと行う
有休の申請は会社ごとに制度が違うと思いますが、引っ越しが決まった段階で出来るだけ早くに申請を出しましょう。
引っ越しに限らず、有休の申請が近い日にちだと、その日に人員を調整するのが大変になります。
ここが上司の怒りポイントに変わったりするので、上司の火をつける前に申請を出しましょう。
また、人は2か月後などのまだ想像ができない未来に対してはあまり興味がないことが多いので、何も聞かれずにすんなりと提出ができますよ。
有休当日に仕事を残さない
自分の穴埋めのために人員が割かれていますので、有休までに終わらせられる仕事はやってしまいましょう。
自分の仕事を代わりの人に押し付けて休むことは絶対にないよう心がけてください。
もし、前々から仕事が残ることが予想できるなら、有休の日の仕事を前倒しにして、やれるところから片づけていきましょう。
まとめ
引っ越しで有休を使うメリット
- 役所の手続きに行ける
- 近隣に引っ越しの迷惑がかかりにくい
- 引っ越し業者に頼むときに料金が安くなる
引っ越しで有休を取る日数
- 有休を取るなら1日がベスト
- 金曜日か月曜日に有休を取るとよりいい
会社に引っ越し有休で非常識と思われない対策
- 有休理由で引っ越しのことを書かない
- 有休の申請を早いこと行う
- 有休当日に仕事を残さない
引っ越しで有休を取ることにメリットがある一方で会社に気を使わないといけません。
有休を取る前にしっかりと準備をして、新生活のスタートをすっきりとした気分で始めて行ってくださいね。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
平日は仕事が忙しくて役所に行けない人や、役所への届け出を頼める代理人がいない人は引っ越し有休を取るメリットがあると言えます。