皆さんは、転勤などで引っ越しが決まったとき、
「引っ越しの準備は面倒だな」
と、あまり気が進まなかった経験はありませんか?
だったら、「らくらくパック」を使ってみるのも、良い方法かもしれないな。
今回はあまり知られていない「らくらくパックの特徴と注意点」をご紹介します。
目次
らくらくパックとは??
すぐに新生活をスタートできる
「らくらくパック」は、引っ越しの面倒な作業を全て業者にお願いするプランです。
そのため、「仕事が忙しくて、荷物の梱包をする時間がないな。」
という方にはピッタリなサービスです。
各社で呼び方は違いますが、
「荷造り→家具・家電製品の梱包→搬出→運搬→搬入→荷解き→片づけ」
までトータルでサポートしてくれますよ。
また業者によっては、「らくらくパック」は梱包か荷解きのどちらかだけを自分で行うこともできます。
例えば、梱包作業を自分で行うと、その分引っ越料金が安くなりますよ。
会社の同僚が転勤したとき、奥さんは妊娠中で2歳の子供もいたから、「らくらくパック」を使ったらしいんだよ。 「わずらわしいこともなく、とても楽に引っ越しできた」と喜んでたよ。
私は仕事で忙しく「らくらくパック」を使いました。
引っ越しのスタッフさんに朝から梱包作業をしてもらいましたが、とても手際が良かったです。
気がつくと、夕方には新居の片付けも全部終わっていましたよ。
さっそく、新居で夕飯を作って美味しくいただきました。
「面倒なことがなくて、本当に今日引っ越ししたのかな」と信じられませんでしたよ!
「らくらくパック」は以下のような方に特におススメできます。
- 忙しすぎて引っ越し準備をする時間がない方
- 小さなお子様がいる方
- 妊娠中の方
- ご高齢の方
- めんどくさがりの方
- 引っ越し当日から新生活をスタートさせたい方
すごく良さそうね!
らくらくパックのサービスは?
「各社のらくらくパックにはどんな違いがあるの??」
「料金はすごく高いのかな?」
「らくらくパックを上手に使うために気を付けることってあるの??」
など、「らくらくパック」を使ったことがない方が多いですよね。
基本的にどの業者も同じような有料オプションサービスがあります。
- 電気工事(エアコンの取り外し、取り付け)
- ハウスクリーニング
- ピアノの配送
- 自動車、バイクの陸送
- 荷物の一時預かり
- 不用品の処分
- 荷物の消毒・殺虫サービス
- 造園サービス
- 防振グッズの施工
ちなみに、契約が成立すると、無料で段ボールなどの梱包材をプレゼントしてくれることが多いですよ。
次に「らくらくパック」の各社の違い、料金、注意点をご紹介します。
また、中には他社にはない独自のユニークで便利なサービスを提供している業者もありますよ。
アート引越センター
女性スタッフだけで引っ越す「レディースパック」
今度引っ越しをするんだけど、男性のスタッフさんに見られたり触られたくないデリケートな荷物が多くて悩んでいるのよね。
引っ越し当日も、たくさんの男性スタッフさんが自宅に入るので、ちょっと不安です。
そんな女性の方にぴったりなのが、レディースパックです。
このパックは全ての引っ越しプランに組み合わせることができ、引越し当日の作業は全て女性スタッフが担当してくれますよ。
ただし、重い家具は女性では運べない場合もあるため、男性スタッフが手伝うこともあります。
これなら、一人暮らしの女性も安心して利用できますね。
また、女性スタッフだけの引っ越しサービスを提供しているのは、アート引越センターだけなんです。
家具のお掃除サービス
新居にほこりの付いた家具は持ち込みたくないですよね。
このサービスを利用すると、普段は手が届かない大型家具の裏側まで掃除してくれますよ。
どの引っ越しプランとも組み合わせることができので、嬉しいですね。
これは良いサービスね!
いつも引っ越しで家具を運んでもらったときに、家具の裏側や上部の汚れを拭きたいと思ってたのよね。
でも、スタッフさんがテキパキと作業をしてくれたから、
「邪魔しちゃ悪いな。」
と思って、なかなか言い出せなかったのよね。
ワンストップサービス
引っ越しで面倒な作業の一つが、住所変更などの大量の手続きですよね。
アート引越センターはこれらの面倒な手続きを無料で代行してくれますよ。
各種手続き代行サービスの例は、
- 郵便局での郵便物転送のための手続き
- 新聞の解約、新居での新聞の契約手続き
- NHKの住所変更手続き
- 国民共済の住所変更の手続き
- 車の無料出張査定
- インターネット各種プロバイダの紹介
- BOOK OFFでの本やCDの無料査定
手間のかかる手続きが代行できたら、新生活の準備に時間を有効的に使うことができますよね。
各種手続き代行サービスは、どの引っ越しプランとも組み合わせることができますよ。
梱包資材
引っ越し用段ボールはすべて有料となり、見積もりの中に含まれます。
ですが、交渉すると中古の段ボールは無料で貰えることができます。
「使い回しの段ボールでも抵抗がなく、少しでも料金を抑えたいな。」
という方は、知っておくと良いかもしれませんね。
ちなみに、自分で用事した段ボールを使うこともできますよ。
アリさんマークの引越社
家具の配置を完全に再現するサービス
アリさんマークの引越社には「アリさんスペシャルフルパック」、「アリさんフルパック」という2つの「らくらくパック」があります。
その違いは、家具の配置を元通りに再現してくれるという点です。
「アリさんスペシャルパック」では梱包前に写真を撮り、新居で荷解きするときにそれを見ながら元に戻してくれるんです。
ただし、らくらくパック専用のオプションです。
以前らくらくパックで引っ越したとき、荷解きをしてもらえてとても助かったわ!
でも、家具の並びが自分の理想とは違っていたから、欲しいものを探すのにずいぶんと時間がかかったわよ。
このサービスなら新居についてからも、すぐに元通りの生活を始められるから便利ね!
10分間のお手伝いサービス
作業終了後、スタッフさんに簡単な作業をお願いできます。
例えば、簡単な掃除や配置換え、テーブルの組み立て作業など、
「あと少しだけ手伝って欲しいな」という場合に便利です。
どの引っ越しプランでも組み合わせることができ、快く対応してくれますよ。
荷物の搬入が終わった後、少し家具の位置をずらしたいときに助かりました。
一人ではとても動かせませんでしたが、気に入った家具の配置で生活できて満足しています。
日本通運
無料日通アシスタンスサービス
引っ越し後の一年間は様々なことを、24時間365日、無料で相談できます。
例えば、近隣の病院の紹介、水回り、鍵や車のトラブル、交通事故です。
他にもペットのしつけまで相談でき、必要に応じて専門業者の手配やアドバイスもしてくれますよ。
どの引っ越しプランでも使えるので、嬉しいサービスですよね。
引っ越してすぐに新居のカギをなくしてしまったことがあります。
「誰かに拾われて、泥棒に入られたら大変なことになる。」
と思い、すぐに新しいカギに交換したかったのですが、見知らぬ土地でどこに連絡すればいいか分からず困っていました。
そんなときに、アシスタンスサービスの方に鍵屋の紹介や手配をしてもらい、大助かりでした。
無料とは思えないサービス内容でしたので、とてもビックリしました。
今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
盗聴器、盗撮器の探査
最近はインターネットの普及により、盗聴や盗撮された内容が世界中に発信される事件が多いです。
自分が知らないうちに被害に遭っていたら、、と思うと、とても恐ろしいですよね?
さらに怖いことに巧妙に盗聴・盗撮器は隠されているので、素人には見つけることができません。
女性の一人暮らしの人は事前に盗聴器、盗撮器の探査をしてもらうと、安心して新生活を開始できますね。
サカイ引越センター
計3回のお掃除サービスが付いてくる??
サカイ引越センターの『らくらくコースプレミアム』は普通の「らくらくパック」と違って、ダスキンのお掃除サービスが付いているんです。
しかも一回ではなく「引越し当日または翌日」と「引越し後3ヵ月以内に1回」、更に「3ヵ月以内に1回」の合計3回依頼することが可能です。
ただし、「らくらくパック専用のオプション」なので注意してくださいね。
お米をプレゼント!?
訪問見積もりを依頼すると、契約しなくても、1kgのお米がプレゼントしてもらえます。
見積もり依頼をするだけでお米がもらえるなら、相見積もりを取るときに絶対お願いしてしまうわね(笑)。
お米はふっくらして、すごく美味しかったわよ。
数ある引っ越し業者の中でもお米をくれるのは、サカイ引越センターだけです。
リピーター専用価格
サカイ引越センターではリピート率を上げるために、リピーター専用価格を設定しています。
引っ越しの多い方は、何度も利用することで料金を抑えることができてお得ですよね。
全ての引っ越しプランで適応されますよ。
リサイクルショップの運営
不要になった家具・家電の処分はとても困りますよね。
大型家具などは各自治体に問い合わせて、ごみ処理場に持ち込む必要もあります。
しかし、サカイ引越センターは自社のリサイクルショップを運営しており、契約時に相談すれば簡単に買取の段取りをしてくれますよ。
買取ってもらえると、お財布にも嬉しいですよね。
10分間のお手伝いサービス
アリさんマークの引越社と同様で、引っ越し終了後の10分間でできる簡単なお手伝いをしてくれます。
「安心保証パック」に加入すると付いてくるサービスです。
6ヶ月以内だったら、新居の同一フロア内で家具の移動も依頼できますよ。
やっぱり料金は高いの??
同じ引っ越し日程・荷物の量で比べると、梱包・荷解きを自分で行う基本プランよりも料金は高くなってしまいます。
目安としては3割増し程度と言われています。
それは、梱包・荷解きをするための追加の作業員が必要になるうえ、引っ越し時間も長くなるからです。
ですが、値引きができないわけではわけではありません。
交渉次第ではお得に引っ越すことができますよ。
ぜひ以下の記事を参考に、値引き交渉をしてみてくださいね。
らくらくパックでできない事ってあるの??
貴重品の管理
らくらくパックをお願いしたら、何も準備せずに当日も座ってるだけでいいのかしら?
それがそうでもないみたいなんだよな。
ネットで調べてみたら、貴重品はの管理や運搬は自分でしなきゃだめらしいよ。
確かに貴重品が紛失すると、大きなトラブルになってしまうよね。
現金・有価証券・貴金属等の貴重品に加え、女性の場合は下着など触られてくないものは事前に自分で梱包しておきましょう。
貴重品の入った段ボールに「開けないでください」とはっきり明記しておけば作業員の方は決して触りませんよ。
冷蔵庫・洗濯機・灯油ストーブはそのままでも運んでくれるの?
食べ物の入ったままの冷蔵庫を運搬すると、他の荷物が汚れてしまうかもしれません。
水が溜まったままの洗濯機や灯油ストーブでも同じです。
これらの電化製品は、引っ越し前日までに中身と水を抜いてコンセントを抜いておくなどの処理が必要です。
ただ、業者によってやり方が異なるので、しっかりと打ち合わせで確認しておく必要があります。
さらに効率よく引っ越すためには??
引越し先の家具の配置などを決めておく
らくらくパックをお願いして、「楽に引っ越したい」と思っていました。
ですが、新居の家具の配置について全く家族で話し合っていなくて、当日大げんかをしてしまいました。
引っ越しの時間もずいぶん長くなってしまい、スタッフさんには申し訳ない気持ちと恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。
新生活を快適にするためにも、新居の間取り図を見ながら
「どこに何を置こうかな」
と、しっかりと話し合っておくことで、配置し直す手間やストレスが減ります。
そして、何より引っ越し料金を抑えることができますよ。
処分する物をはっきりと区別すること
らくらくパックは引っ越し準備が少ないことが利点ですが、処分する物と持っていく物をはっきりと区別すると良いですよ。
引っ越しのときに、処分する物を適当に仕分けしていました。
引っ越し後、荷物を確認すると、チャイルドシートが見当たりませんでした。
間違って捨てられてしまったようです。
結局買い直しましたが、余計な出費が増えてしまいました。
家族で話し合いながら、ポストイット等で色分けして、誰が見ても分かりやすいように仕分けすると良いですよ。
絶対に荷解きのサービスは必要??
荷解きしてもらえるのは、とても便利だよね。
でも、お母さんが以前お願いしたときに、「どこに何があるか分からなくなって困った」って言ってたわ。
らくらくパックは便利だったんですけど、段ボールに入れて運んだ食器類を洗わずに食器棚に収納されてしまったんです。
どうしても気になってしまって、後で全部取り出して洗ってから再度収納しました。
こんなことなら、荷解きなしのプランにすればよかったと後悔しています。
収納の仕方や、使い勝手にこだわりのある方は、荷解きのないプランにするのもいいかもしれませんね。
まとめ
アート引っ越しセンターのらくらくパックは
- レディースパック
- 家具のお掃除サービス
- 各種手続きを代行できる
アリさんマークの引越社のらくらくパックは
- 荷解き時に家具の配置を完全に再現してくれる
- 作業終了後の10分間お手伝いサービス
日本通運のらくらくパックは
- 無料で引っ越し後の生活をサポート
- 盗聴器・盗撮器の探査
サカイ引越センターのらくらくパックは
- 訪問見積もりのときにお米を1㎏プレゼント
- 引っ越し前後に計3回のお掃除サービス
- リピーター専用価格の導入
- 不用品の買取が可能
らくらくパックの料金は
- 梱包・荷解きを自分でするときと比較して、三割程度高くなる
- 値切り交渉は可能
自分でしなければならない事は
- 貴重品の管理や運搬
- 冷蔵庫・洗濯機・灯油ストーブなどは事前処置が必要
さらに効率良く引っ越しできる方法は
- 新居の家具の配置を決めておく
- 処分する物と持っていく物はポストイット等を使う
- 荷解きのサービスが自分に本当に必要かよく考えてから依頼する
今回は「らくらくパックの特徴と注意点」について紹介しました。
大変な引っ越しの準備から荷解きまで依頼できるサービスを使うと、時間に余裕ができ、ストレスも軽減できます。
今回の記事を参考にして、効率良く引っ越しをしてくださいね。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
引っ越しってやる事が多すぎるから、憂うつになっちゃうわよね。
ちび助はまだ小さくて、目が離せないから、引っ越し日までに準備ができるか不安だわ。