引っ越しが決まった!
けど、初めての引っ越しは何をどうやって進めたらいいのかわからない!
特にライフライン関係は今まで人任せだったから不安、なんてこともありませんか?
ライフラインの手続きは間違えたら大変なことになりそうなイメージですが、そんなライフラインの引っ越し手続きの不安や疑問を解決していきますよ!
目次
そもそもライフラインってどんなもの?
ひこ助が後輩のAさんから何やら相談を受けているようですよ。
初めての転勤が決まったんですが、引っ越しの手続きがややこしそうで、不安なんですよ。
今まで実家暮らしで、ライフライン関係のものは全部、親任せだったんです。
ライフラインって要は生活に一番必要なものなんでしょうけど、具体的にはどんなものなんですか?
ライフラインは電気、ガス、水道のことをいうことが多いかな。
引っ越しには荷造りが欠かせない作業ですが、他にもいろいろな手続きが必要になってきます。
手続きには、保険や自動車などの引っ越し手続きがありますが、途切れることなく使いたいのはライフライン関係ですよね。
引っ越しが決まったら、計画的に手続きを進めるのが引っ越し成功のカギですよ。
手続きの優先順位ってあるの?
電気、ガス、水道の手続きが必要なのはわかったんですけど、手続きの優先順位とかありますか?
あえて順番をつけるのであれば、1番最初はガスだね!
ガスは予約が必要だから、ずばり自分の希望日に使えるかはわからないんだ。
早めに連絡すれば大丈夫だろうけど、ガスの日取りが決まってから電気と水道の予定を合わせたほうがいいと思うよ。
ライフラインの手続きの仕方を、載せていきますので参考にしてくださいね。
ガスの手続き
項目 | 手続きのタイミング | 方法 |
使用停止 | 引っ越しの2~3週間前までに | ガス会社に電話連絡の上、立ち合いが必要 |
使用開始 | 上記同様 | 上記同様 |
ガスを一番最初に予定に組み込む理由があるのは、ガス会社の立ち合いが必要だからです。
どうしてガスは立ち合いが必要なんですか?
電気と水道は立ち合いがなくても使えるって聞いたんですが。
ガスは危険度が高いからだよ。
元栓をひねったとたんに爆発して火災、なんてことが起こりうるから専門知識があるガス会社の立ち合いが必要なんだ。
ガス機器の点検も兼ねているから一緒に立ち合って使い方や、もしもの時のことを良く聞いておくことが重要だよ。
ガスのことを詳しく紹介している記事があるので、参考にしてみてくださいね。
電気の手続き
項目 | 手続きのタイミング | 方法 |
使用停止 | 引っ越し1~2週間前 | インターネットや電話 |
使用開始 |
引っ越し1~2週間前
事前申し込みしなくても当日から使用可能が一般的 |
インターネットや電話
賃貸の場合はドアなどにかけてある「電気使用申込書」に必要事項を記入して投函 |
立ち合いは不要です。
手続きは電話かインターネットで申し込みます。
申し込みには、
- 契約者氏名
- 現住所
- 引っ越し日
の他に、
- お客様番号
- 契約種別
が必要になるので、領収書(検針票)を取っておくとわかりやすいですよ。
玄関などにかけてある「電気使用申込書」に支払い方法などの情報を記入して、ポストに投函するだけで大丈夫です。
引っ越し先で電気を使いたいときは、電力メーターの
- 「アンペアブレーカー」
- 「漏電遮断器」
- 「配線用遮断器」
の順番でつまみを「入」にすれば電気を使うことができます。
事前に連絡していたのに電気がつかない!というときは、ブレーカーが上がっていない時が多いよ。
慌てないで、ブレーカーを確認してみようね。
前もって利用開始の申し込みをしなくても、電気は引っ越した当日から使えるんですね!
水道の手続き
項目 | 手続きのタイミング | 方法 |
使用停止 | 引っ越しの1週間前まで | 水道局へ電話、またはインターネット |
使用開始 | 引っ越しの3~5日前まで
当日でもバルブを自分でひねれば使えるが、開栓に不安がある場合は事前に連絡するのがベスト |
水道局へ電話、またはインターネット
賃貸の場合だと「水道使用開始申込書」がポストやドアにある場合があるので、なるべく早めに郵送する |
立ち合いは不要です。
引っ越し日の1週間前には、使用中止の手続きを終えるのがベストです。
自分の住んでいる地域を管轄する水道局へ連絡するか、インターネットから申し込むこともできます。
インターネットから申し込みをする際は、「お客様番号」がわからないといけないため、検針票(領収書)が手元にあるといいですね。
マンションのような集合住宅は管理組合が水道契約をしている場合があります。
退去の時の精算は水道局と直接できない場合があるので、確認しておく必要があります。
水道を使い始めるときは、自分でバルブ(水止め栓)をひねれば開栓できるので使うことができます。
とはいえ、バルブのトラブルで開栓できないこともあるので、前もって連絡しておいた方が無難です。
水道局でも5~3日前には使用開始の手続きをお願いしているところが多いですよ。
ライフラインの開通日は土日でも大丈夫?
ガスは立ち合いが必要になりますが、土日の立ち合いができるかは、問い合わせが必要です。
年末年始やゴールデンウィークなどの連休は特に注意が必要です。
最近では土日などの休みの日に対応してくれるガス会社も増えてきたようですが、引っ越しの繁忙期などは予約が増えるので、希望日に来てくれないこともあります。
何度も言うけど、早めの手続きが功を奏すんだよ。
電気と水道は何曜日でも大丈夫です。
手続きが遅れてしまったらどうなるの?
ひこ助先輩にお話し聞いてもらっているので大丈夫だとは思いますが、もし、手続きが間に合わなかった場合はどうなってしまうんですか?
電気や水道はすぐに使えることが多いけど、ガスが一番厄介かな。
開栓が間に合わないと、お湯が出ないこともあるからお風呂のお湯が貯められないこともあるよ。
水風呂は勘弁してほしいですね。
そうだね。寒い季節にこれは結構こたえると思うんだ。
それと、ガスヒーターを使っている場合なんかは部屋が暖められない、なんてこともあるから気を付けないとね。
さっきも言ったけど、ガスを使い始めるには開栓のための立ち合いが必要なんだ。
予約制になるから、引っ越し日が決まったら早めに申し込むことをすすめるよ。
水道も自分で開栓ができることにはなっているけど、バルブが固くて回せない、とかバルブがどこにあるかわからない、なんてこともあるんだ。
だからやっぱり引っ越しに間に合うように手続きをすることが大事だよ。
でも使っていないから請求もこないだろう、とのんびり構えていたら今までと同じくらいの引き落としがあってビックリしました。
急いで旧宅へ行ってみるとご近所さんが「親戚さん?いつもご挨拶してくれるのよ。車もきれいになさっていて感心ね。」と不審な一言。
親戚のふりをした誰かが旧宅の外の水道で洗車していたようなんです。
これって立派な犯罪ですよね!
でも調べる術もないし、使用停止の手続きをしなかった自分への戒めと思って泣き寝入りしました。
こんなこともあるから、手続きを忘れるといいことはないよ。
まとめ
引っ越しの時のライフラインの手続きって、難しそうですし、間違いを起こしてしまいそうでなんだか不安ですよね。
でも、気を付けるべきポイントを押さえれば、初めてでも問題なくできることがわかりました。
大事なポイントは、
- 引っ越し日が決まったら早めに手続きすること
- 領収書(検針票)は念のため取っておくこと
- ガスは立ち合いが必要
- 使用開始が土日の場合は、ガス会社が対応してくれるか確認すること
今はインターネットでできる手続きもあるので、そのために検針票を取っておくことが良さそうですね。
難しそうだな、と思っていましたけど、ひこ助さんのお話を聞いたら不安が解消できました!
ポイントを押さえて、引っ越しを成功させることができそうです!
力になれて嬉しいよ。
初めての転勤だけど、頑張ってね!
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
なんだか浮かない顔をしているね。