大学生も!?引っ越ししたら〇〇の手続きをしないとペナルティに?

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この記事を読んでいるあなたは、春から大学へ進学する学生さんですか?それとも親御さん?

実家を離れて一人暮らしを始めるとなると、準備が色々あるし、不安と期待でいっぱいですよね。

引っ越しの準備の1つとして住民票の移動がありますが、大学生も住民票の移動をしなければいけないのでしょうか?

今回はそんな疑問にお答えしたいと思います。

「まだ大丈夫。もう少し後でいいや」なんて思っていると、あっという間に時間は過ぎていくので、最後まで読んで心の準備だけでもしておいてくださいね。

そもそも大学生って引っ越しすると住民票の手続きしなきゃいけないの?

いま住んでいるところから別の市区町村や県外へ引っ越す場合は、旧住所の役所に「転出届」を、そして、新住所の役所に「転入届」を提出しなければいけません。

しかも、その手続きの期間は転居をした日から14日以内となっています。

住民票をそのままにしているのは法律違反で、5万円以下の罰金を科せられることもあるんですよ!

でも・・・住民票を移してないからお金を取られたなんて、聞いたことはありませんよね?

 

学校に通うための引っ越しは、一般的な引っ越しとは異なり一時的なものと判断されているから、法律違反にならないのです。

夏休みやお正月には帰省することもあるし、私物を実家に置いたままの人がほとんどですよね。

だから、学校に通うための「仮住まい」ということで、住民票を移さなくてもよいだろうと、厳しくされていないんです。

手続きしないと困ることは?

郵便物が受け取れない?!

健康保険証や年金などに関する重要な書類は、住民票の住所に送られるようになっています。

そういった大事な書類はもちろん、郵便物や荷物が引っ越し先に届くように転送届を出しておいてくださいね。

転送届は近くの郵便局はもちろん、インターネットでも手続きができますよ。

家族のうち1人が引っ越しする場合も、個別に対応してもらえます。

詳しくはこちら

転送届を出さずに実家のままにしていると、引っ越し先に配送してもらえないので、大事な書類が届かないなんてことになりますよ。

A君のお母さん
母さんに任せときなさい!ウチに届いたらすぐに知らせてあげるわよ!
春から地方の大学に行くA君

ホントに大丈夫かなぁ。

よく物を失くすおっちょこちょいだからな~。

こちらの信頼関係の薄そうな親子はさておき、家族がしっかりしていて知らせてくれるなら安心できそうですね。

ただ注意しなければならない郵便物が2つあります。

1つ目は「本人限定受取郵便」です。

いくら家族でも受け取ることができません!

また、本人確認書類の提示も必要です。

本人限定受取郵便とは?
「郵便物に記載された本人だけが受け取ることのできる郵便サービス」です。本人確認書類を提示すれば受け取れます。

例えばよくあるのはクレジットカードです。郵便局から「到着通知書」が届くので本人確認書類をもって郵便局の窓口へ行くか、「到着通知書」に記載されている郵便局に配達希望日時を連絡し、配達の時に本人確認書類を提示すれば受け取れます。

本人限定受取

2つ目は、「転送不要」と記載のある郵便物です。

転送不要とは?
「宛先の住所に受け取り人が住んでいない場合、転送届が提出さてれいても配達せずに差出人に返却してくださいという差出人側の要望です。

下記にあるような重要な書類に多いですよ。

転送不要郵便
  • 国民健康保険証
  • キャッシュカード
  • クレジットカード
  • 年金の通知書

※基本的に「税金の納付書」を除く本人限定受取郵便は転送不要郵便のため、転送されることはない。

転送手続きをしてあるからと言って、全ての郵便物が届くわけではないのです。

転送届の手続きをしたことで転送不要郵便が届かない場合は、各関係機関へ住所変更の手続きをしてくださいね。

公共サービスをオトクに利用できない!?

図書館って利用しますか?

図書館は基本的に誰でも利用できます。

利用者カードの発行は、図書館のある地域の住民か、その地域へ通勤・通学をしている人を対象としているところがほとんどなので、住民票を移動していなくても学生証の提示で発行をしてもらえます。

他にも、公共サービスの中には、その地域に在学していれば下記の利用もできますよ。

利用できる場所
  • スポーツセンター
  • プール
  • ミーティングルーム
  • 国民宿舎

    など

さ・ら・に!

もし住民票を移していたら、住民割で利用できる施設がまれにあります!

ある町営トレーニングルームの場合、町外より町内に住んでいる方が安く、なんと学生だとさらに1000円引きになるんです!

引用:愛知県愛知郡東郷町公式ホームページ

勉強もスポーツも公共サービスをオトクに利用しちゃいましょう。

大学生A子さん

レポートを書くのに参考になりそうな本がたくさんあるし、雑誌や週刊誌もたくさんあるから、図書館はよく利用してるの。

買うともったいなくて捨てられないから、読みたい本は借りることにしたら部屋もスッキリするし、おこづかいの節約にもなるわ。

大学生B君

僕は実家にいたときは、近所のスポーツセンターに通ってたんだけど、入会金無料で年会費が約4,000円だったんだ

民間のスポーツジムは専属トレーナーがいたり、最新の設備で魅力的なんだけど、入会金が必要で月会費1万円位で、学生にはキビシイんだよな。

設備が古かったり営業時間が短い場合もあるけど、とにかく値段が安いからオススメ。

運転免許の本試験、更新ができない!?

大学生になってから自動車の運転免許の取得をする人も多いですよね。

実技と学科は合宿免許を利用すると安く、しかも短期間で受けられるので、他府県の自動車学校に通う学生さんもいるのではないでしょうか?

でも、免許取得のための最後の学科試験は、住民票のある都道府県でなければ受けることができません!

だから、住民票を移してない学生さんは、住民票のある都道府県に戻らなければ試験を受けられないのです。

また、1回目の免許の更新も、住民票のある場所の免許センターでなければ手続きをしてもらえません。

取得から3回目の誕生日の前後1ヶ月が更新月となるので、住民票の移動をしていない人は予定を空けておくといいですよ。

大学生C君
休みはアルバイトしたり、友達と遊んだりで実家に帰る余裕ないから、住民票の移動をしておいた方が安心だね。

選挙権はどうなるの?

公職選挙法には下記のような決まりがあります。

選挙人名簿に登録されるのは、その市区町村に住所を持つ年齢満18歳以上の日本国民で、その住民票がつくられた日(他の市区町村からの転入者は転入届をした日)から引き続き3力月以上、その市区町村の住民基本台帳に記録されている人です。
これに加え、平成28年1月の法改正により、下記の場合にも旧住所地において選挙人名簿への登録がされることとなりました(平成28年6月19日施行)。
・旧住所地における住民票の登録期間が3箇月以上である17歳の人が転出後4箇月以内に、新住所地において18歳となったが、新住所地における住民票登録期間が3箇月未満である場合。
・旧住所地における住民票の登録期間が3箇月以上である18歳以上の人が選挙人名簿に登録される前に転出をしてから4箇月以内で、かつ新住所地における住民票の登録期間が3箇月未満である場合。

引用元:総務省|選挙人名簿

だから、引っ越し先選挙に行く意思があっても、住民票を移して3か月以上経たないと投票することはできませんよ。

じゃあ、選挙権は無いのかというと、そうではありません。

住民票を移して3か月未満の人は、引っ越し元のほうに投票所入場券(ハガキ)が届くので、そちらで投票ができます。

「う~ん、でも投票するだけのために帰省するなんて面倒だ」と思いませんか?

その場合は、不在者投票ができる場合が多いので、実家のある市町村の選挙管理委員会のホームページを確認してみてください。

大学生B子さん
大学卒業後は実家に帰る予定なのよね。

だから、実家のほうで頑張ってくれそうな人に投票したいから、住民票はそのままにして不在者投票にしようかしら?

とりあえず住所変更の手続きだけでもしておく

住民票の移動手続きはしなくても良いですが、良く利用するものは住所変更しておくといいですよ。

  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • 携帯電話
  • 通販サイト

銀行口座以外はネットで簡単に住所変更の手続きができるので、すぐにやっておくといいですね。

銀行口座のうち、インターネットバンキングの口座はインターネットからでも変更が可能です。

そうではない銀行口座は店頭での手続きがほとんどで、通帳、届出印、本人確認書類の提出が必要となります。

ゆうちょ銀行は郵送でも可能なので、郵便局が近くにない人は郵送が便利ですよ。

でも、住民票の移動ってどうやるんだろう?

普段の生活では特に困ることはないと思います。

しかし、デメリットを読んで、「住民票の移動をしておいたほうがいいかな」と感じたのであれば、「転出届」と「転入届」の手続きをしてくださいね。

手続きは、引っ越し元の役所と引っ越し先の役所に行く必要がありますが、意外と簡単にできます。

詳しくはこちらの記事で解説しているので、参考にしてくださいね。

まとめ

住民票の手続きは面倒と思う人が多いと思いますが、デメリットが結構ありました。

  • 大学生も引っ越しをしたら住民票を移すのが基本
  • 手続きは転居をした日から14日以内で、過ぎると罰金もあり
  • 住民票の移動手続きをしないと健康保険証、年金など重要書類が新住所に届かない
  • 引っ越し先にある公共サービスをお得に利用できない
  • 運転免許の最終学科試験や運転免許の更新が、引っ越し元の都道府県でなければできない
  • 選挙は住民票がある選挙区内でなければ投票できない

住民票の移動手続きをしなくても、とりあえず日々の生活には困ることはなさそうです。

しかし、大事な書類が届かないなんてことになるかもしれないので、やっておいたほうが安心ですよ。

自分の状況と照らし合わせて、あとで困らないようにどうするべきか判断してくださいね。

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仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。

その差は5万円です!

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働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。

1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。

ひこ助
逆に5万円あったら、何をしようかな?

もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。

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