音に敏感な方は、
「上の人の音がうるさいな」
「寝たいのに、近所の人が騒いでいてなかなか眠れないな」
など、うるさくて夜も眠れないことがありますよね。
RC造のアパートでも、天井が薄い場合や、経年劣化が進んでいるアパートでは、どうしても生活音が漏れてしまうことがあります。
そういった悩みを抱える人たちに向けて、今回は「騒音でノイローゼにならないための心構えと法的処置について」ご紹介します。
目次
心の中では受け入れて、あまり気にしないこと
そういった不満も溜まってきますよね。
なぜ、自分の部屋なのに、安らげず眠りも妨げられないといけないんですかね?
そこで、一所懸命に模索した解決法をお伝えします。
上階の音がうるさい時にもっとも効果的方法は?
心理面では気にしないことが良いです。
「騒音は仕方ないことだ」と諦めるのが良いかもしれません。
例えば、車の音や雨音なら気にならないですよね。
後ろ向きな考えかもしれませんが、本当に問題を解決しようと考えた時に大切なことは、相手を変えることより自分が変わることです。
時間がかかるようで、一番無難で確実なのは自分が考えを改めることなんです。
車の音や雨音なら
「自然に起こるものだし、仕方ないな」
と、自然に諦められますが、人の声や足音は何故か気になり、無性に腹立たしく思えてしまいますよね。
「上の方の足音がうるさいな。」
「僕はこんなに気を使って音を出さないように生活しているのに!」
「管理人に苦情を言ってもらったほうがいいかな。」
など様々な感情が湧いて来ますよね。
「自分が気になっているのだから、他の人も気にするのが当然でしょ!」
と自分中心の自分本位の考えが湧いてきてしまいます。
これは、自分が「これだけ嫌な気持ちになっている」と被害者意識で伝えれば、
「相手も納得して考えを改めてくれるよね。」
と期待しているからこそ生まれる考えです。
自分の気持ちを素直に相手に伝えることは本当に大切なことです。
しかし、親しくもないあくまでも赤の他人すぎない人にあれこれ指図されて、
「自分はあなたのせいでこれだけ傷ついているんです。」
と伝えらたら、逆の立場で考えた時に、あなたはどう思いますか?
多くの方は不快な感情が生まれてきますよね。
戦争も「相手を変えてやろう」と自分本位にとらわれるあまり視界が狭くなっているんです。
「悪いのは相手だ」と思い込み、決めつけてしまった結果です。
仮に自分の要望が叶えられ、周りの住人が静かになってくれたとしても、次にいつ騒がしい人が引っ越してくるかは分かりません。
だからこそ、「音が気にならない自分」になった方がはるかに楽なんです。
本当にその音が気になってしょうがないなら、自分が別の場所に引っ越すしか方法はありません。
でも、引越し費用もかかるし、時間もかかりとても面倒臭いですよね。
その代わり、借家や一軒家を借りたり、一戸建て住宅を購入すれば、今後一切騒音に悩まされることは少ないかもしれません。
手間がかかってとても苦労した分、煩わしい相手の騒音から開放された新の自由がそこにあるんです。
自分がお金と時間という代償を支払った結果に得られた幸せです。
何事も自分の要望を勝ち取るには、大なり小なり自分自身も背負わぜるをえない犠牲というものがあることを嫌でも考えないといけません。
相手の騒音が聞こえた時に大切なのは
「自分では変えられないものが、そこにある」
として認めてしまうことです。
それでも住人の生活音が聞こえてくると腹を立ててしまうかもしれません。
そして、自分の思うように気分転換できないと、自分をこんな気持ちにした相手に怒りの矛先が向かってしまいます。
しかし、他人は思うように変わってくれませんからまたイライラが募ります。
相手にとっても、もしかしたらあなたの生活音に困っているかもしれません。
色々と考えれば、負の悪循環になってしまいますよ。
イライラした時の対処法は?
対処法としてはイライラしてしまった時に、
「自分は今イライラしているな。」
と自分で冷静になって認めて、あるがままを受け止める事です。
そして、それでも自分の普段の生活に意識を向けてみてください。
例えば、仕事や家事、掃除や洗濯、食事や睡眠などです。
それを5分間ほど、集中して考えてみると良いですよ。
そして、うまくできた出来た時は、自分を褒めてあげてください。
騒音にイライラして相手を気にしている時は、人生の操縦レバーを相手に委ねているということです。
「相手を変えてやろう」
と自分を見失っているかもしれません。
そうではなくて、あるがままを受け止め、音が聞こえてもそこにあるものと受け止めると、騒音が気になりにくくなりますよ。
そして、自分は淡々と自分の普段の生活を規則正しく送れっていれば、
「他人の行動に左右されない自分の人生を生きている」
と言えますよ。
騒音でイライラしているなら、
「相手を変えてやろう!」
と思うのではなく、
「今自分がすべきことは何だろう?」
と考えてみることが、騒音ノイローゼにならない方法ですよ。
騒音ノイローゼになってしまったときの法的措置はある?
まずは大家さんに相談するといい
そうは言ったものの、騒音が原因で体に支障をきたして病気になってしまうケースもあります。
仕事や生活にどうしてもその騒音が影響する場合、法的に対処する方法はあるか?
気になりますよね。
生活サイクルが他の人と異なる方は、それなりの配慮をした方がお互い気持ちよく生活できますよね。
「苦情があれば改めよう」と努力して欲しいですが、「自分には関係ない」と思っている人も多いのが現実です。
かといって物理的に壁を叩いたり、文句を言って、喧嘩になるのはあまりよくありませんし、何も生まれません。
管理会社や大家さんを通して第三者からみて判断してもらうのが、一番ベストな方法ですよ。
法的に裁けるの?
そして、「法的に裁けるのか?」という疑問に対して、調べた結果、実際の裁判に発展したケースがあったので、ご紹介しますね。
事実の内容としては、原告らは都会の集合住宅に移住する夫婦でした。
被告は原告らの下に住んでいました。
騒がしい非常識な音により、心身ともに病んでノイローゼになり、大変な苦しい思いをした為に損害賠償請求が認められた事件です。
実際に調べた結果、被告が訴える音は出ていなかったようです。
騒音を具体的に調査すると、録音による記録も、騒がしい音の決定的な証拠もなかったようなのです。
原告の主張は、
- 夜中に出る内職の騒音で安眠妨害を受けている
- 注意を促したが、被告がますま騒音を大きくしたため、自治体に相談したが無視され、取り上げてもらなかった
- 「夜中の騒音は控える」と約束したが、騒音は相変わらず続き、ストレスのせいで不眠になってしまい、慢性気管支炎を患った
双方はどうやら日常的に諍いや揉め事などトラブルを起こし、いがみあっていたそうです。
裁判所は、
- 録音による記憶や証拠が不十分
- 被告は内職をしていないし、夜中の騒音があったことも確認できない
- 被告の隣人に騒音の事実を聞いたが確認できず、被告は騒音問題の解決にも積極的だった
と判断し、原告の主張は認められませんでした。
結果、被告が受けた精神的苦痛の賠償金として、原告側が30万円を支払うことになったようです。
ちなみに、事件の詳細はこちらを参考にしてくださいね。
僕なりにこの事件を一所懸命考えてみました。
双方で揉め事が日常的に起きており、
「お互いに恨みや怒りが自然と沸きやすい環境だったのかな」
と思いました。
そういった怒りが積もりに積もって、この事件が起きてしまったのではないでしょうか。
このような場合は、大抵頭に血が上り冷静に判断できない状態であるので、管理会社や大家さん、また警察に相談した方が良いですよ。
「当事者だけで問題を解決しよう」と考えても、実際は難しいことが多いです。
それでも、
「やっぱり、裁判になっても法的に処理したいな」
と考えたなら、録音機器による記録や証拠をきちんと残しておくのが最善の方法ですよ。
まとめ
騒音問題は、心理面では気にしないことが大切
騒音でイライラしたときは
- 自分の生活音に目を向けるとストレスが軽減する
- 相手を変えようと思わず、自分がすべきことを考える
騒音ノイローゼになり法的処置を取るときは
- まずは大家さんなど、第三者に相談する
- 騒音の録音や証拠をきちんと残しておくこと
今回は、「騒音でノイローゼにならないための心構えと法的処置について」ご紹介しましたが、いかがでしたか?
騒音は、生活する上で誰もが切り離せない問題ですよね。
ですが、考え方を変えるだけでも気持ちが楽になりますよ。
皆さんもこの記事を読んで、騒音に対する考え方が少しでも変われば、とても嬉しいです。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
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どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
現在僕は壁が薄くて周りの住人の声が聞こえてしまうアパートに住んでいます。
上の階の方が新しく引っ越して来てから、夜中に度の過ぎた騒ぎ声や無神経な足音や叫び声など聞こえて、とても不安に思います。
自分の部屋にも関わらず、気を使って生活しないといけないので、とても苦痛でノイローゼになっています。