引越しをする時期について悩まれてる方も多いんではないでしょうか?
家族が増えて狭くなったから引越したいけど、そこまで急いでない方もいれば、会社、家庭の事情ですぐに引っ越しをしなければならない方もいます。
そんなあなたに今回は入退去の最適なタイミングとお得に引っ越しができるフリーレントをご紹介いたします。
目次
損をしない、退去のタイミングは?
引越しようと思ったら、どの時期に引っ越しをしたらいいの?
引越しの理由は、就職、進学、転勤など、様々です。
もしもまだ、引越しのじき時期が決まっていないのであれば、引越し費用がお安くなるタイミングを検討してみてはいかがでしょうか?
引越しを費用を安く抑えるためには、退去のタイミングと入居のタイミングを合わせる必要があります。
不動産会社がもっとも忙しいとされる時期、繁忙期は「3・4・8・9月」と言われています。
また、新年度にむけての準備が必要となる「12月~3月」人事異動などが増える「9月~11月」頃次いで忙しくなる時期です。
ということは「5月、6月、7月」がいわば閑散期となります。
結構、差があるみたいでこんなデータがでてるんだよ。
繁忙期の料金
例えば繁忙期の3月中旬頃に、単身者が引越しをする場合を想定すると、移動距離が50Km圏内では、13万円ほどの代金が相場になります。
下に各引越し会社の3月中旬に引っ越した場合の料金を一覧にしてみます。
人力引越し社 | 約16万円 |
ファミリー引越センター | 約20万1000円 |
サカイ引越センター | 約18万円 |
七福引越センター | 約8万8千円 |
ハトのマークの引越センター | 約12万8000円 |
閑散期の料金
上記の繁忙期の条件と同じもので、閑散期の料金、例えば4月下旬の料金を調べてみると、下のようになります。
人力引越し社 | 約6万円 |
ファミリー引越センター | 約16万円 |
サカイ引越センター | 約6万8000円 |
七福引越センター | 約6万8000円 |
ハトのマークの引越センター | 約10万7000円 |
つまり繁忙期の相場は13万円ほどでしたので、5万円も閑散期の料金が安くなることがわかります。
価格だけではなく業者自体が忙しすぎて受付できないという例もあります。
ひこ助さんの知人の娘さんのように、価格だけでなくスケジュールの 確認も早めの対処が必要ですね。
引越しシーズンピーク時には先ほどの表のように料金が通常の倍以上になることも珍しくありません。
引越し時期をずらすことが出来るならピーク時の引っ越しは避けましょう
早めの対処で節約にもなるわ。
引越し時期が決まったら、退去の連絡はいつまでにしたらいい?
入居の時もそうですが、今すぐ引越ししたいと思っても、すぐに家賃の支払いがストップするということはありません。
契約書には家を出る日は月末と指定されているケースが多いので借主の都合に合わないこともあります。
そのため、まずは、今の家を出ていく日を決めてから入居日、引っ越し日を決めるのがスムーズにいくコツです。
希望日の約1ヶ月前には大家さんもしくは管理会社の方へ連絡してくださいね。
もしくは2ヶ月前に伝えなければならない場合もあります。
契約書の確認をしっかりみておくことも重要です。
損をしない入居の契約とは?
賃貸の入居日はいつがいい?
ひこ助さんの言うように賃貸物件の契約のときに気をつけなければいけないのが、入居日です。
家賃が発生する期間を把握してないと引っ越しのタイミングによっては、新居・旧居の賃貸物件の家賃を二重支払いを強いられる可能性があります。
賃貸の契約は、
- 申し込み
- 契約者及び連帯保証人の審査(保証会社または保証人不要の場合もあり)
- 契約手続き
という手順が一般的で、その後不動産会社と契約をした段階で家賃が発生します。
現在は退去日や入居日も自由に決められるケースもでていますが、現在の家賃も新居の家賃も日割り計算をして請求されます。
二重払いを防ぐためには事前に引っ越しの予定を立てることが重要です。
でもそれだとまた割高になっちゃうわ
ひこ美の言うように「早めに物件を押さえたい」「旧居の退去日との兼ね合いで引っ越しが先延ばしになる」などという場合、大家さん・もしくは管理会社の人との交渉次第で家賃発生時期を遅らせることができる可能性もあります。
賃貸料無料のフリーレント!
賃貸料無料?フリーレントってなに?
フリーレントのシステムとは?
前項でひこ助さんが質問していたフリーレント最近広告などで目にするようになりましたよね。
でもよくわからないよ、という方のために
「フリーレント」とは一定の期間家賃が無料になる契約のことです。
大家さんは損するんじゃないの?
ひこ美の心配も納得です。
家賃が一定期間無料になる?何かからくりが?
一定期間といっても特に決まりがあるわけではありません。
入居までの日割り家賃分~2週間程度ということもあれば、1~3ヶ月間も家賃が無料になることも!?なぜ?
実はフリーレントは大家さんにとっても次のようなメリットがあります。
- 借り手にとってありがたい条件=入居者が集まりやすい
- 家賃を下げて物件の資産価値が落ちるより家賃を下げずにフリーレントする方がよい
- 同じ建物の他の入居者から家賃減額要求があるのでフリーレントで対応
これって借主も貸主もどちらもうれしいことばかりのシステムね。
借主の費用削減効果はあるんだけど注意しなければならないこともいろいろあるんだよ。
フリーレントを設定する代わりに家賃を割高(または据え置き)にして一定期間で帳尻を合わせたい大家さんにとっては、短期間で出ていく人はすごく迷惑みたいですよ。
フリーレントの落とし穴
ほとんどのフリーレントは
所定の期間(半年・1年・2年)より短い期間しか居住せずに中途解約して退去する入居者に対して解約違約金の支払い義務を課す。
という特約条項が入っています。
この点が借り手から見た最大のデメリットでしょう。
また多くの場合は相場より家賃が高めの設定でもあります。
無料期間中でも管理費や共益費は発生しますので払い忘れには十分注意が必要です。
注意点はいろいろありますが、二重払いをも防げるし、初期費用がかなり抑えられることは借主にとってとてもメリットのあることです。
内容をよく理解した上でフリーレントと上手につきあってみてはいかがでしょうか?
まとめ
損をしない退去のタイミングは?
- 引越し時期が決まっていない場合はオフシーズン(5月・6月・7月あたり)をねらう
- 繁忙期には引越しの見積もりがとれないこともあるので注意が必要(早めの確認!引越し料金が倍以上になることも)
- 引越し時期が決まったら1ヶ月前、契約によっては2か月前に大家さん、もしくは管理会社に退去の連絡を速やかに行う(遅れるなどすると日割り計算で家賃等加算されてしまう)
損をしない入居のタイミングは?
- 二重払いを防ぐためには事前に引越しの予定を立てることが重要
- 退去日と入居日はできる限り同じ日に設定すれば二重払いも防げる
- 入居未定でも押さえておきたい物件があれば大家さん等に交渉することもできる
フリーレントについて(メリット・デメリット)
- 初期費用を抑えるため期間賃貸料無料のフリーレントを使う(こちらも二重払いを防げる)
- 初期費用は抑えられるが家賃が割高になるケースもある
- 短期の解約には違約金も発生するので契約内容をしっかり確認する
今回は「引越し入居・退去のタイミングとフリーレントとの上手な付き合い方」を紹介いたしました。
無駄な出費を抑えるために引っ越しのタイミングはとても重要ですね。
皆様も今回の記事を参考に入引っ越しの時期を検討してみてくださいね。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!