「引っ越し費用っていくらかかるの?」
「相場金額が知りたい」
「繁忙期と通常期ではどのぐらい違うの?」
「引っ越し費用を抑える方法はないの?」
引っ越しをするときってこのような悩みがつきませんよね。
そうね。
前もって引っ越しの相場金額を知っておかないと、業者に見積もり依頼しても、それが高いのか安いのかがわからないわよね。
ひこ美のいう通りだよ。
僕が初めての引っ越しをしたときは、相場金額を知らなかったから、
「ちょっと高い気がしたけど、時間がないしここでいいや」
と妥協して契約したんだよ。
そしたら、相場金額よりも2万円ぐらい高かったらしい。
相場金額を知っていたらこのようなことはなかったと思う。
それひどい話よね。
知らないって怖いわね。
引っ越しの相場金額をしっかりと把握しておかないと、あなたもひこ助と同じ目に合うかもしれませんよ。
引っ越し費用は少しでも抑えたいですよね。
今回の記事では、ひこ助夫婦の引っ越し体験談をご紹介します。
この記事を読んでいただければ、「引っ越し費用の相場金額」や「引っ越し金額を安くする方法」を知ることができますよ。
なので、近々引っ越し予定がある人は、ぜひ読んでみてくださいね。
引っ越しの際にかかる費用について
まずは、引っ越しする際にかかる費用の種類を把握しておいてくださいね。
その種類は大きく分けて4つあります。
- 引っ越し金額(引っ越し業者へ支払う金額)
- 交通費(新居へ移動する際にかかる費用)
- 新居の契約金(敷金・礼金など)
- 生活雑貨(家具・家電・日用品など)
主にこの4つが引っ越しする際にかかる費用です。
今回私たちが引っ越した時も、この4つが主な費用だよね。
会社都合で引っ越しする場合は、「引っ越し金額」、「交通費」、「新居の契約金」を企業側が負担してくれます。
負担してくれる金額は企業によって違うので、各々で確認してみてくださいね。
今回の引っ越しは会社都合だったから、合計金額の3割近く会社が負担してくれたよね。
そうね。
でも、会社都合なんだから全額負担してほしいわ。
生活雑貨以外は全て負担してくれる会社もあるのに、ケチな会社ね。
まあまあ、落ち着いて。
繁忙期(3月~4月)に引っ越す際の相場金額
この時期は引っ越しする人が多いので、トラックドライバーが不足してしまい、通常期よりも金額が跳ね上がってしまいます。
なので、どうしてもこの時期でないと移動できない人は、通常期よりも数万円ほど高くなると思っておいてくださいね。
繁忙期に単身で引っ越す際の相場金額
距離 | 荷物が少ない場合(平均金額) | 荷物が多い場合(平均金額) |
~15km未満
(同じ市区町村) |
約2万5000円~約3万7000円 | 約3万5000円~約4万7000円 |
~50km未満
(同じ都道府県) |
31,000円~40,250円 | 43,000円~49,825円 |
~200km未満
(同一地方) |
47,260円~53,349円 | 61,116円~62,350円 |
~500km未満
(近隣地方) |
50,786円~58,000円 | 74,975円~85,000円 |
500km以上
(遠距離) |
62,576円~80,000円 | 82,329円~105,000円 |
※この金額はあくまで目安です。
繁忙期に家族で引っ越す際の相場金額
距離 | 2人家族
(平均金額) |
3人家族
(平均金額) |
4人家族
(平均金額) |
5人家族以上
(平均金額) |
~15km未満
(同じ市区町村) |
65,000円~ 80,678円 | 76,000円~ 94,275円 | 91,350円~117,625円 | 約136,566円 |
~50km未満
(同じ都道府県) |
70,000円~ 81,772円 | 103,159円~111,500円 | 115,248円~116,000円 | 約128,760円 |
~200km未満
(同一地方) |
97,500円~105,807円 | 137,899円~150,000円 | 151,771円~160,000円 | 120,111円~190,000円 |
~500km未満
(近隣地方) |
114,035円~180,000円 | 176,995円~205,000円 | 191,304円~255,000円 | 290,000円~345,000円 |
500km以上
(遠距離) |
146,864円~200,000円 | 183,676円~300,000円 | 205,932円~350,000円 | 264,268円~357,500円 |
※この金額はあくまで目安です。
やっぱり繁忙期の引っ越しは高くつくのね。
この時期を避けて正解だったわね。
そうだね。
多くの人は、3月~4月に移動するのですが、中には、仕事の引継ぎなどでゴールデンウィークに伸ばす人も結構います。
なので、この時期も通常期よりも高い金額が請求される可能性があるので注意してくださいね。
そういえば、昔私の両親が
「ゴールデンウィーク中の引っ越しは、それなりの値段がするから、可能なら避けた方が良い」
って言ってたわ。
そうらしいよ。
少しでも値段を抑えたい人は、ゴールデンウィーク中の引っ越しは避けたほうがいいと思うよ。
ざっくりまとめると
繁忙期(3月~4月) > ゴールデンウィーク > 通常期(5月~2月)
って感じかな。
通常期(5月~2月)に引っ越す際の相場金額
この時期は、繁忙期に比べたら移動する人が減るので、予約も取りやすくなっていますよ。
金額も繁忙期よりも数万円ほど安くなっていますね。
なので、ある程度時間に余裕がある人は、この時期に引っ越しすることをおすすめします。
通常期に単身で引っ越す際の相場金額
距離 | 荷物が少ない場合(平均金額) | 荷物が多い場合(平均金額) |
~15km未満
(同じ市区町村) |
20,000円~29,245円 | 25,400円~38,248円 |
~50km未満
(同じ都道府県) |
21,600円~34,592円 | 30,000円~41,105円 |
~200km未満
(同一地方) |
30,000円~45,796円 | 42,000円~52,720円 |
~500km未満
(近隣地方) |
43,100円~53,921円 | 58,000円~63,701円 |
500km以上
(遠距離) |
54,000円~55,283円 | 69,691円~73,500円 |
※この金額はあくまで目安です。
通常期に家族で引っ越す際の相場金額
距離 | 2人家族
(平均金額) |
3人家族
(平均金額) |
4人家族
(平均金額) |
5人家族以上
(平均金額) |
~15km未満
(同じ市区町村) |
50,120円~64,478円 | 60,000円~76,866円 | 64,800円~92,915円 | 78,000円~115,683円 |
~50km未満
(同じ都道府県) |
58,000円~67,833円 | 70,000円~79,111円 | 90,000円~97,489円 | 約105,318円 |
~200km未満
(同一地方) |
75,600円~75,949円 | 82,000円~96,922円 | 90,000円~130,000円 | 140,300円~145,625円 |
~500km未満
(近隣地方) |
107,345円~125,500円 | 約121,681円 | 108,343円~130,669円 | 164,833円~195,000円 |
500km以上
(遠距離) |
113,829円~150,000円 | 134,954円~185,000円 | 152,667円~220,000円 | 約149,549円 |
※この金額はあくまで目安です。
改めて見ると、通常期と繁忙期では値段の差があるわね。
もし可能ならば、私たちみたいに、この時期に引っ越しするのがおすすめね。
引っ越し費用の値段を抑えるコツ!
- 引っ越し比較サイトを使う
- 土・日・祝・月末の日程は避けること
- 時間指定をしない(フリー便にする)
- あえて仏滅の日を選ぶ
- 宅急便や宅配便を利用する
引っ越し比較サイトで複数の業者に見積もり依頼をすると値段が抑えられる
引っ越しサイトは1回の登録で複数の業者に見積もり依頼をすることが可能なので、少しでも安く引き受けてくれる業者を探すことができますよ。
なので、値段を抑えたいときには「比較サイト」で業者を探してみてくださいね。
同じ条件でも、業者の「規模」や「現在の予約状況」などで金額がガラッと変わります。
なので、見積もりを依頼する時は、1社ではなく複数社に依頼するようにしましょうね。
数年前に引っ越しをした時の話です。
ある業者に見積もり依頼をしたところ、あまりにも高い金額だったので、引っ越し比較サイトを使って、複数の業者に見積もり依頼をしてみました。
そしたら、最初の業者よりも安いところがいくつもありました。
引っ越し金額は、「時期」や「業者の規模」などによって金額がいくらでも変わるので、注意してくださいね。
引っ越しが決まったら、複数の引っ越し業者に見積もり依頼することをおすすめしますよ。
「引っ越し比較サイト」を使うとお得に引越しできるのね。
そうだね。
相場金額よりも少し抑えることができたら良いよね。
土・日・祝・月末・大安は混むので値引き交渉はかなり厳しい
平日を希望すれば、通常の値段よりもさらに安くすることが可能ですよ。
なので、時間に余裕がある又は有給が取れる人は平日に引っ越しすることをおすすめします。
僕の会社は「有給を使う人間は悪」といった社風だから、平日の引っ越しは無理だったなあ。
でも、有給を使って引っ越しをすると、その日にいろいろな手続きもできるので後々とても楽ですよ。
午前・午後の時間指定をしない
少しでも値段を抑えたい人には、フリー便がおすすめですよ。
午前便・午後便の時間指定をしないで、運送業者の都合にあわせるコースのことです。
これを選択したら、業者がいつ来るのかがわからないのでずっと待機してないといけない、といったデメリットはありますが、値段は安くなりますよ。
待つことが苦にならない人にはおすすめのコースですね。
私はずっと待機するのは嫌だったからフリー便は使わなかったわ。
でもちょっとでも安くしたかったから、午後指定が良いわね。
ざっくりまとめると
午前便 > 午後便 > フリー便
って感じね。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
仏滅の日はおすすめ
「引っ越しなどは縁起の良い日にやりたい」
と思ってる人が多く、この日は人気がありません。
なので、一切気にしない人は、「仏滅」を狙ってみてください。
私はそういったこだわりがないから、仏滅の日に引っ越しをしたわ。
そしたら通常よりも「5000円」ほど安くなったわ。
だから、気にしない人は仏滅の日はねらい目ですよ。
不用品などを自分で処分すれば追加料金が発生しない
不用品の処分は自分でやっておきましょうね。
もし、業者にお願いしたら、オプションを取られる可能性があります。
なので可能であれば、不用品などは自分で処理することをおすすめしますよ。
繁忙期だと、これらのことをしても、なかなか値段を避けてくれない業者もでてくるので、気を付けてくださいね。
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
まとめ
引っ越しの金額は
- 人数・距離・時期・曜日などで金額が変わってくる
- 繁忙期(3月~4月)だと、通常期(5月~2月)よりも数万円ほど費用が高くなる。
引っ越し費用を抑えるには
- 引っ越し比較サイトを使うこと
- 土・日・祝・月末の日程は避けること
- 時間指定をしない(フリー便にする)
- あえて仏滅の日を選ぶようにする
- 不用品は自分で処分すること
今回は、「引っ越し費用の相場金額」や「引っ越し金額を安くする方法」になどについて詳しく紹介させていただきました。
引っ越し費用は少しでも抑えたいですよね。
もし、引っ越しの相場金額を知らなかったら、業者に足元を見られてしまう可能性がありますよ。
なので、引っ越しをする時は、相場金額をしっかりと把握しておいてくださいね。
以上が引っ越しの相場金額についてです。
あなたがちゃんとした金額で、引っ越しできることを祈っています。
この記事が参考になれば幸いです。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
僕が初めて引っ越した時は、費用がどのぐらいかかるのかすごく不安だったよ。
業者に見積もり依頼すれば、業者によって値段が違ったりするし、本当にあの時は困ったね。