2人の付き合いが長くなり、週末はお互いの部屋を行ったり来たり・・。
そんなカップルも多いですね。
「2人分の家賃を合わせれば、今よりいい部屋に住めるかも!?」
とワクワクした気持ちでお部屋探しを始めると思いますが、ちょっと待ってください!
同棲の部屋探しは、いろいろな理由で入居基準が高いんです。
せっかく気に入った部屋を見つけたのに、入居審査で落ちてしまった・・。
そんな結果にならないために、
- 家賃の支払い能力の目安
- 大家さんが注目する点とは
- 連帯保証人は誰にするのか
など、入居審査の注意点を知っておくことが必要です。
今回は「同棲のための入居審査についてのポイント」をご紹介します。
目次
家賃を滞納せずに支払っていける金額の目安は?
月収の約3分の1が目安
お部屋探しのとき、やはり気になるのは「家賃」ですよね。
金銭的負担にならない月々の家賃の目安を知っていますか?
「家賃+管理費の合計額が、月収額の1/3を上回らないこと」と言われています。
いえいえ、実はそうではないのです。
基本となる月収は、契約者本人分のみ
「入居者が家賃を滞納せず、支払い続ける能力があるかどうか」
は、貸主である大家さんにとって、とても大事なポイントです。
2人で住むのだから、2人の月収の合計額が支払い能力の基準額となる、と考えがちですよね。
ですが、大家さんは、「契約者本人」に、支払う能力があるか?という点を見ているんです。
つまり、大家さんにとっての基準額は、「契約者本人の収入」です。
仮に2人の月収の合計額が30万円だとしても、
「家賃の上限額は、合計の収入額1/3の10万円」ということにはならないんです。
どうして、2人の合計額じゃないの?
そうなんですね・・。残念。
でも、どうして2人の合計額じゃないのかなぁ。
契約者はカレだけど、家賃はきちんと折半しようねって、2人で決めているのに・・。
きちんと相談されているんですね、すばらしいです!
同棲カップルの場合、一緒に暮らし始めてもすぐに別れてしまうことが多い、という心配があるそうです。
一人が部屋を出てしまうと、当然、家賃の支払いは残った一人が負担することになりますよね。
もし家賃が高額であれば、そのまま家賃を払い続けることが難しくなってしまいます。
なので、大家さんは契約者本人の支払い能力を確認するんですね。
収入だけじゃない!審査の基準は他にもある
他の入居者とトラブルを起こさないか?
1つの部屋に2人で住む場合、大家さんが心配するのは「騒音」です。
大声での会話や喧嘩の声が原因となり、クレームやトラブルに発展することも多いんです。
そのため、「2人暮らしは原則お断り」という考えの大家さんもいます。
「近隣の入居者とトラブルを起こさない、信用できる人物か?」
という点も、大家さんにとっては、とても大切な審査基準なんです。
その判断材料となるのが、入居者の職業や雇用形態です。
正社員で勤続年数が長ければ、当然、大家さんの印象は良いです。
しかし、フリーターの方であっても、最初からあきらめることはありません。
- 今のバイト先には長く勤めているか?
- 同居する相手とは、どれくらい長く交際しているか?
こんなことも、二人がどんな人なのかを判断する、大切な要素です。
さらに、交際期間が長ければ、今後も別れる可能性が低いと判断されることも多いみたいですよ。
なるほど・・。今のバイトはもう5年になるかな。
カノジョとは付き合って3年目だし、同棲できたら良いんだけど。
集合住宅では、いろんな人が住んでいるし、お互い気持ちよく生活できることが大事だよね。
うん、お互いさまの気持ちって、すごく大事だよね。
私たちは、お互いに一人暮らしの経験が長いから、きっとうまくやっていけるね♪
連帯保証人はどうする?
部屋の賃貸契約をする際、必須となるのが「連帯保証人」です。
連帯保証人は、入居者本人に代わって支払いの義務を負う人のことです。
入居者が家賃の支払いを継続できなくなったり、物件を破損して弁償できないなどの際に連帯保証人が支払います。
少し前までは親族にお願いすることで解決できていましたが、
「疎遠になってしまった親族には頼みにくい」
あるいは親族が高齢のため、責任能力がないと判断され、連帯保証人を立てられないケースも増えています。
そのため最近主流になってきているのは、「家賃保証会社」を利用する契約です。
家賃保証会社を介することで、入居者は連帯保証人を立てる必要がありません。
入居者の家賃支払いが滞った場合は、家賃保証会社が代わりに大家さんに家賃を支払ってくれます。
さらに入居者から家賃の回収も、大家さんの代わりにやってくれます。
大家さんにとって、家賃滞納の心配がない、とてもメリットがあるシステムなんですよね。
ただし、家賃保証会社を利用すると、入居者は別途費用がかかってしまいます。
出費を極力抑えたい人は検討した方が良さそうですね。
うーん、余分な出費はできれば避けたいなぁ。
親父やおふくろにはしばらく電話もしてないけど、
「連帯保証人になってくれって。」電話してみようかな。
ちょっと照れくさいけどね。
親にお願いできるか、一度相談してみると良いですね。
特に、近くにお住いの親御さんは、連帯保証人としての信用度は大きいようです。
また、大家さんによっては、「家賃保証会社」と「連帯保証人」の両方を契約条件に挙げる人もいます。
気になる方は、不動産会社の担当者に、確認してみることをおススメします。
まとめ
同棲カップルが部屋探しをするときのポイントは
- 家賃は、契約者本人の月収の1/3までに抑えること
- 無理な支払いはせず、支払い可能な家賃の部屋を探す
- 連帯保証人は近くに住む親族が最強!お願いできなければ、家賃保証会社を検討しても良い
- 入居審査の問題を解決するためには、不動産会社の担当者さんを味方につける!
今回は、「同棲のための入居審査についてのポイント」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
お部屋探しの一番の相談相手は、不動産会社の担当者さんです。
困ったことや悩みがあれば、担当者さんに、何でも相談してみると良いですよ。
担当者さんが、「若いけど、しっかりした考え方のカップルだな」と思ってくれれば、条件があまり厳しくない大家さんの部屋を優先的に紹介してくれます。
また、大家さんとの交渉に動いてくれたり、きっと応援してくれますよ!
今回の記事を参考にして、お部屋探しの悩みを解決してくださいね。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
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どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
へぇー、そうなんだ・・。ということは、
私とカレのお給料の合計額が30万円だから・・
家賃10万円以下なら、だいじょうぶってことね♪