引っ越しはただでさえお金がかかるのに、引っ越し費用がかなり高額だと頭を悩ませますよね。
そんな中、「安く済ませたいから、引っ越しを自分1人でやろう!」という人も多いと思います。
でも「1人で引っ越しすると、費用はどれだけかかるのかな?」と不安になりますよね。
今回は、「引っ越し業者を利用せずに、自分で引っ越しをしよう!」という方のために、
「自分1人で引っ越しをする時にかかる費用」をご紹介します。
目次
レンタカーにはどんな種類があるの?
まず最初に、車を持っていない人やソファなどの大きな家具を運びたい人は、車を借りる必要があります。
そうだね。
僕が東京都内のレンタカーの値段を調べてみたから、まとめてみたよ。
12時間借りることを想定しています。
5つのサンプルで具体的に見比べて、レンタルする車のイメージを掴んでみてくださいね。
車の種類 | 値段 | 荷物量の目安 | 運搬時に必要な物 |
ライトバン | 9180円 |
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軽トラック | 6480円 |
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ワンボックス | 1万3500円 |
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2トントラック | 1万2420円 |
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ドライバン | 1万5660円 |
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※値段は2019年8月現在のもの(時期、地域によっても変動します)
値段の詳細はニッポンレンタカーから確認してくださいね。
すごい!
これなら簡単に比較できるね。
今度、友達が一人で引っ越しをしたいみたいだから、教えてあげようかな。
参考になれば、僕も嬉しいな。
ただし、2トントラック以上の車になると、「5t限定準中型免許」が必要です。
荷物が多いけど、普通免許しか持ってない方は、少し大変かもしれないね。
ワンボックス以下の車を借りて、何往復もするしかないかも。。
また、軽トラックや2トントラックは屋根がないので、雨の日は大切な家具などが濡れてしまいます。
一人で引っ越しをするときは、当日の天気にも気をつけて下さいね。
さらに、レンタカー会社の会員になると、表のレンタル代より1000円引きぐらいになりますよ。
レンタカー会社のサイトによっては、自分の荷物を全て入力すると、どのサイズの車が適切かを教えてくれるものもあります。
不安な人は前もって確認しておくと良いですね。
ライトバン
プロボックスやADバンがこのライトバンにあたります。
畳にすると1.4畳ぐらいのスペースで、大体ダンボール10個くらいまで積むことができます。
車の大きさは先ほどの表の中で1番小さいですが、屋根のある車なので、雨風の心配なく引っ越しができます。
さらに、後ろの座席を倒せば、収容はかなりできますよ。
軽トラック
おなじみの「軽トラ」ですね。
畳にすると1.7畳ぐらいのスペースです。
目安としては、ダンボール10個と、冷蔵庫や洗濯機、折りたたみベッドなどが積めます。
近郊に引っ越しするのであれば、先ほどの表の中で、1番安く引っ越し出来ますよ。
僕は大学生の時に、1Kの部屋に住んでいたのですが、安さを考えて軽トラを使って引っ越しをしました。
荷物が多くて1回で終わらなかったので、2往復もしました。
さらに、乗り心地が悪くて、お尻も痛くなりましたよ。笑
ワンボックス
ハイエースタイプのワンボックスはかなりの収納ができますよね。
畳にすると2.8畳ぐらいのスペースです。
雨の日でも使用できますし、埃も気にする必要がないので、とても便利ですよね。
ライトバンでは少し小さすぎるという方はこちらをお勧めです。
ここまでは普通免許で乗れますよ。
このサイズをレンタルしていたら、一度に全部積めて運べましたね。
昔の僕に教えてあげたいです。
2トントラック
軽トラックよりも大きなトラックで、畳にすると3畳ぐらいのスペースです。
3人掛けソファや、折りたためないベッドがあったり、大きい家具家電を運べます。
トラックは乗用車と違って、荷物の運搬を専門とする車ですので、荷台がフラットで荷物の乗せ下ろしが楽ですよ。
ドライバン
こちらは引っ越し業者が使っているものと同じトラックです。
畳にすると3.3畳ぐらいのスペースです。
アルミコンテナの中に荷物を積むので、雨風の日の引っ越しでもバッチリですね。
引っ越し専用の車なので1番便利ですが、5つの例の中では1番高額です。
大事に運びたい家具や電子機器がある人や、遠方へ引っ越しする人はオススメです。
食器棚など重い家具を持っている人は、ドライバンに設置されているスロープが必要ですよ。
上手に引っ越しをする方法は?
自分の車を利用したり、レンタカーを短時間だけ借りたり、友達に車を借りたり、いろいろな方がいますよね。
そこで、上手く引っ越しができた知人から聞いた体験談をご紹介します。
引っ越し先が遠くない場所だったし、特に家具もなかったから自分の車で少しずつ荷物を運んで済ませたよ。
かかった費用はガソリン代だけだったよ。
小さいダンボールなど運べる荷物は自分の車で運んでおいて、冷蔵庫などの大きな家具だけはレンタカーのトラックで運んだよ。
数時間だけ借りたから安く済んだよ。
友人がライトバンを持っていたから借りたよ。
レンタカーだと12時間で9800円かかるけど、6時間で3000円で貸してもらったよ。
使ったガソリンだけ戻しておいても4000円で済んだよ。
こんな感じで上手に車を利用する方法を考えると、かなりコストを減らすことができますよ!
レンタカーを借りるときは全部でいくらかかるの?
ガソリン代
レンタカーはガソリンが満タンの状態で借りるので、ガソリンを満タンの状態にして返却する必要があります。
使った分のガソリンを入れずに返却すると、レンタカー業者が割高で計算して、ガソリン代を追加請求することがあるので注意してくださいね。
高速道路代
遠方へ引っ越しする人で高速道路を使用する人は、高速道路代が必要です。
高速料金を計算していないと、かえって割高になってしまうこともありますよ。
乗り捨ての手数料
遠方へ引っ越しする場合、引っ越し先で車を同系列のレンタカー会社に返却することができます。
県をいくつもまたぐ場合は5000円程度の「乗り捨ての手数料」が掛かりますが、車を借りた店舗に返却しなくても良いので、とても便利ですよ。
事故免責保証
「大きなトラックや慣れない車を運転するから、事故が心配だな。」
と、車を運転するときに、1番気になるのはやはり事故ですよね。
そんな時のために安心な対物免責額と車両免責額を補償する制度があります。
万が一事故をした場合、指定された免責額のみを支払うだけで良いんです。
加入料金は店舗によって様々ですが、大体1日1000円ぐらいかかります。
ですが、安心の為にも加入することをオススメしますよ。
ちなみに、免責額は保証の種類によって変わりますので、加入する時に確認してくださいね。
備品のレンタル
レンタカー会社で荷台シート、ベルト、ロープなどが1日各500円ぐらいで借りれますよ。
また、荷物を運搬するのに便利な台車も、1日1000円ぐらいで借りれます。
引っ越しのためだけに台車を買うのは、もったいのでレンタルすると良いですね。
特に、軽トラや2tトラックを使用する人は、荷物を守るための荷台シートや、荷物を固定するロープが必要ですよ。
自分で引っ越しする時の必需品は?
段ボール
出典:ダンボールワン
オンラインショッピングで、単身用の引っ越しの段ボールが買えます。
サイズの違う段ボールや、プチプチシート、ガムテープのセットが4000円ぐらいで売っています。
プチプチシートは新聞紙や手持ちのタオルなどで代用すればタダですが、ガムテープは必ず必要ですので、用意しておいてくださいね。
だけど引っ越しって結構な量の段ボールがいるんだよね。
何十個も畳んで持って帰るのも大変だったよ。
ネットで購入すると自宅まで届けてくれるから簡単だし便利だよな。
荷物の運搬に、段ボールの代わりに手持ちのスーツケースを利用したり、家にある頑丈な袋を利用することもできます。
ただし、袋ばかりだと荷物を積み上げられなかったり、荷物が安定しないことがあります。
家にあるもので代用したり、無料でダンボールを用意する場合は、マイナス点もあるので、どこかで折り合いをつける必要がありますね。
2輪台車
1人で引っ越しをする場合、一番不安なのは「重い家具を運ぶ」ことではないでしょうか?
「冷蔵庫や本棚なんて重いもの、自分1人で運べないよ・・・」
と思いますよね?
でも1人で簡単に運べる方法があるのです。
1人だけで引っ越しをする時の救世主は、こちらの2輪台車です。
出典:台車とリアカー宅配レンタル専門店
この2輪台車はテコの原理を利用するので、冷蔵庫や本棚などの重い家具も、簡単に1人でラクラク運べるんです。
一般的な台車はレンタカー会社や引っ越し会社で借りられますが、綺麗に箱詰めされている箱を運ぶときだけしかその威力を発揮しません。
大きな家具がある人は是非、このタイプの台車を手に入れてください。
この台車はあまり見慣れないと思いますので、入手する方法をご紹介しますね。
- レンタル業者で借りる(1泊2日で8000円弱)
- ホームセンターやインターネットで購入する(レンタルするのと同じぐらいの金額)
だから差額は1100円で、普通の台車をレンタルするのと同じぐらいの金額になったよ。
養生テープ
建物のドアやエレベーターの入り口など、荷物が当たって傷つきそうな場所に養生テープを貼っておきます。
養生テープは1つ200円前後で買えますよ。
でもそれで管理会社がエレベーターにシートを貼ってくれたり、荷物を運びやすいようにエレベーターを停止できる鍵を使ったりできたよ。
こういった想定していなかった出費もでてくると思いますので、引っ越し先のマンションの管理人さんに確認しておくと良いですね。
人の手を借りる方法もある
自分1人でも引っ越しすることはできますが、荷物が多いととても大変ですよね。
友人や知人にお願いできるときは、手伝ってもらうと良いですね。
一般的に友人や知人に引っ越しを手伝ってもらう時のお礼として、5000円~1万円かかると言われています。
僕が昔引っ越しを友人に手伝ってもらった時は、お礼に焼肉をご馳走したよ。
友人に手伝ってもらって予定より早く引っ越しができたからすごく感謝しているよ。
でも、「引っ越しを頼めるような友達がいない」
「友達が忙しそうだから頼めない」
など色々な事情があるかもしれませんよね。
そんな方は、今回紹介した方法で安く引っ越しして下さいね。
まとめ
引っ越しするに使うレンタカーは
- 選ぶ車と時間によって金額が異なる
- 運ぶ荷物量によって、車の大きさやタイプを決める
- 遠方への引っ越しの際は、乗り捨てのレンタカーを利用すると良い
- ガソリンは満タンにして返却する
- 高速代も念頭に置く
- 事故免責保証に加入する
- 台車やシートなどの備品を借りる
引っ越しの必需品は
- 段ボール
- プチプチやガムテープ、養生テープを買う
重い家具を運ぶ時は
- 2輪台車を使う
- 小さい家具の場合は、一般的な台車を使う
共用スペースは
- 養生テープを使って保護する
- マンションによっては管理会社が保護をしてくれるところもある
今回は「自分1人で引っ越しをする時にかかる費用」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
引っ越し会社が提供するプランに、ビックリするぐらい安い引っ越し単身パックもありますが、実際それだと自転車やベッドなど大きめの家具は運べません。
引っ越しを自分だけでする時は、荷物の量や大きさをしっかり把握することが大切です。
今回の記事を参考に、上手に道具を使って安く引っ越しをしてみてくださいね。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
荷物の量によって、どんな車をレンタルすれば良いか悩むよね。
荷物が多いと、全部積めないかもしれないし。