引っ越しサイトを見ながら、ひこ助とひこ美の会話。
そうよね。
高くなるのだったら、自力で引っ越しするのも考えておくといいわよね。
ちか子が最近自力で引っ越しをしたんだけど、かなり安く引っ越してたわよ。
そうだよね。
でも、かなり時間がかかってなかった?
そうなのよ!
梱包や、引っ越し準備にも時間を使わないといけないから仕事も休みを取りながらしてたわね。
当日は、私も引っ越しの手伝いをしたんだけど朝から始めて夜遅くまでかかったわよ。
僕はあの日仕事だったから、帰ってきたらひこ美がいないから晩ご飯どうするのと思ったよ…
僕たちには、ちび助もいて家族で引っ越すとなると荷物も多くて大変よね?
確かに、安く引っ越しできるのは嬉しいけど実際のところどうなんだろう?
皆さんもどちらかといえば「料金を安くして引っ越したい!」と思っている方はたくさんいるかもしれません。
実際のところ私もそのように考えています。
でも、「安さ」だけを考えてしまい、他のことを考えずに引っ越ししてしまうとどうなるのでしょうか?
今回は、自力引っ越しに対して、業者を使った場合のメリットについて考えていきましょう!
目次
自力引っ越しのメリットは何?
安く引っ越しができる!
これはみなさんが真っ先に思い浮かぶことですね。
業者を使った引っ越しはサービスを受けることなので、お金の支払いが発生します。
それに比べて、自力の引っ越しは本当に格安です。
ダンボールも近くのスーパーから無料で持ってくることができ、モノを包むための緩衝材やガムテープもお店で買うこともできます。
ネットショッピングをよくする人は買わなくても、自然と手に入れることもできます。
また、友人や知人の力を最大限に借りれば、お礼として食事代程度で抑えれるかもしれません。
このように例を挙げていくと「安くなる方法はたくさんあっていいね!」と思うかもしれません。
本当にそうでしょうか?
実は安さだけでは比べれないものが業者の引っ越しにはあります!
引っ越し業者を使うと何がお得なの?
引っ越し準備に時間をかけてしまう!?
まず、皆さんに質問があります。
あなたは引っ越しにどのくらい時間をかけることができますか?
2週間以上を時間に余裕を持って取り組める人は自力の引っ越しは考えるのもアリですね。
1週間ほどしか時間を取れない人は焦って準備をしてしまうかもしれません。
目安として荷物量によって変化しますが、単身の引っ越しは2週間、家族の引っ越しは1ヶ月の準備期間があると余裕を持って取り組めると思います。。
では、考え方を変えてみますね。
あなたは引っ越しのために2~4週間を使いたいですか?
私は、あまり時間をかけずにパッと終わらせたいわ。
単身の引っ越しは準備から運び終わるまでをプロに任せて1日で終わることで、あなたは約2週間の自由な時間を使うことができます。
家族の場合だと、荷物が多くても2日でほぼ終わるのではないでしょうか?
そうすると、約1ヶ月の自由な時間ができるのです。
つまり、引っ越し業者に頼むということはお金はかかりますが時間を買っているということになります。
ここで以前書いた「繁忙期の3月と8月」の相場を比べた表を見てみます。
例 | 3月 | 8月 |
単身の引っ越し | 63,047円 | 42,718円 |
家族の引っ越し | 111,700円 | 104,772円 |
8月の単身引っ越しは都道府県内だと4万円ほどです。
仮に時給1,000円のアルバイトを8時間で6日間働くと、1,000×8×6=48,000円になり、おつりがきます。
さらに残りまだ1週間余っているくらいなのです。
8月だと暑さなどがあり自力の引っ越しだと大変です。
「自分はもっと稼げる!」のであれば、約10日間お金を作る方に回ったほうが明らかにお得です!
少し見方が変わったのではありませんか?
引っ越しをいかに安くと考えることは大事なのかもしれません。
しかし、時間を買うという考え方をすれば2~4週間の一部を少しずつ引っ越しに費やすより、メリハリをつけることで結果的にお得になるのです!
もしものための補償制度を活用せよ!
友達に手伝いに来てもらったのだけれど、荷物を落としてしまい壊れてしまった!という方はいませんか?
もしそれが値段の高い家電製品だったり、移動中のもらい事故で壊れてしまったり…
今までに経験がない方でも、もしもが起きてしまうと困りますよね。
例えるならば、保険に加入せずに車の運転をしている状態と言えます。
事故さえしなければ良いことですが、もし、事故をすると全て自己責任で負担しなければなりません。
引っ越しは1、2日程度に対して保険をかけるのは勿体無いかもしれません。
車を運転する人にとって、同乗者にも保険をかけるのは、乗る回数が多いので事故した時の負担を無くすためです。
引っ越しは考え方が変わり、普段しないからこそ保険をかけるのです。
急に数万円を支払うことになったとなると、誰でも普通は落ち込みますよね?
私もすごく落ち込むわ。
では、保険について紹介します。
引っ越し業者に頼む場合は、既に補償が約束されている保険と任意の加入できる保険の2つあります。
引っ越し業者と契約した時の保険は基本的には作業中の時に起きた時のための補償制度です。
- 運んでいるダンボールを落としてしまい、中に入っていた食器が割れた!
- トラック運送中に冷蔵庫が倒れてしまい傷ついた!
- 盗難被害になって荷物がなくなった!
などです。
ただし、あまりに高価なものや替えのきかないもの、条件付きのものがあるので注意が必要です。
そのようなときに加入するのが任意保険です。
補償される金額には上限がありますが、1,000~2,000円ほどで加入できるので、運ぶ荷物によっては入ることをオススメします。
これで、運ばれる荷物に対しても神経質(気にしすぎること)になることもありません。
でも、荷物は大切に扱いましょうね。
明日心配しなくていい筋肉痛!
自力で引っ越しをするのであれば、人手もいるので友人や知人に頼むことになるでしょう。
また、冷蔵庫や洗濯機など大きい荷物を運ぶことになると大変です。
住む場所によってはエレベーターが無いから階段を使うとなると、重い荷物と見えにくい足元となり危険度も増します。
1度どころか、きっと何度も往復し、1日かけて動き体力的にもきついです。
きっと明日は、足や腕が筋肉痛になることでしょう(笑)。
普段運動しない方は特にしんどいと思います。
でも、引っ越しをプロの方に任せることで重たい荷物を運ばなくて済みます。
さらに、荷物の持ち方も知っているので運び方を見ながら、聞きながら行うことで次回の引っ越しをすることがあれば役立ちます。
時間の短縮、自分の体に負荷をかけすぎなくてもいいのではっきり言って自力よりも楽です。
それでは聞いてみます!
あなたは明日の仕事で重たくて痛い腕を上げながらパソコンを打ちたいですか?
次の日、1日中筋肉痛で動けずに家でゴロゴロしたいですか?
ウチは「とにかく安く!」を掲げて引っ越しの準備をしたのよ。
そのためにウチは、ダンボールをスーパーに取りに行き、緩衝材もたくさん買ったわ。
荷物は軽トラックをレンタルして荷物を運ぶことにしたの。
ひこ美や何人か知り合いにも頼んで引っ越しを手伝ってもらったわ。
引っ越しを決めて2週間前から準備したのだけれど、うちは荷物が多かったから梱包するのも思ったよりも時間がかかっちゃって…
2日ほど有給休暇も使って準備もしたわ。
引っ越しの日も、荷物が多いから朝早くから始めたのに終わる頃には暗くなっちゃって、本当に疲れたのよ。
疲れたのも、私が指示を出したり、自主的に重い荷物を動かしたりと1日中動きっぱなしになったからなのよね。
おかげで、足も腕も筋肉痛で次の日は仕事に集中できなかったわよ。
少し痩せたのは嬉しかったけど。
夜ご飯は、ひこ美や知人の晩ご飯代をおごる約束だったんだけど、夜遅かったからひこ助さんとちび助くんも一緒に食べることになったから意外とお金かかっちゃったわね。
今度引っ越すときはしんどい思いを出来るだけ少なくして引っ越したいわね。
お礼代もお金がかかるかもしれないと考えておかなくちゃ。
まとめ
引っ越し業者を使うメリットは、
- 引っ越しに費やす時間を減らし、自由な時間を増やせる
- 補償があるので神経質にならなくていい
- さらば筋肉痛
の3つです。
このように、あまり意識していなかったことも料金だけにこだわらないことで見え方が変わってきます。
「自分が働いている時間に対して、料金は本当にお得か?」と考えてみてください!
そうすると、自力でやるべきか、業者に頼むべきかを判断しやすくなりますよ。
あなたに適した引っ越しができることを願っています!
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
うーん、引っ越しとなるとどこの業者に頼むとしても料金は結構高くなるなー。