引っ越しを専門業者に依頼するのはいまや定番ですが、業者への予約はいつ頃すればよいのでしょうか?
ひこ美は、引っ越し業者に聞いています。
それでは、希望日に予約が取れない可能性があるんです。
繁忙期はどこの業者も厳しくなっちゃうんですよね・・・。
でも、予約は引っ越し先や日程が決まってからでないとだめじゃないの?
いえ、ある程度わかった時点で予約の相談をおすすめしますよ。
今回は「早い時期の予約をすすめる理由」についてご紹介しますね。
目次
予約の前にすべきは予約?
どうやって引っ越そうか…?と考えた時、1番初めに浮かぶのが引っ越し業者への依頼ですね。
業者にお願いする事を決めたら、まず見積もりを取りますよね。
直接電話して「この日にお願いします」と予約する人はほとんどいないはずです。
正確なお見積りの為に、荷物の量や道幅がどのくらいかを確認させてください。
その訪問のお日にちはいつがよろしいですか?
この訪問日を予約する事が、今回紹介する引っ越し予約にあたります。
引っ越し業者は多数あり、各社それぞれサービス内容も金額も違いますので見積りを取ることをおすすめします。
いろいろな会社での見積りを比べてからの予約となると、動き出しはもっと早いタイミングになってきます。
その行動はいつがいいのでしょうか?
業者 | 見積り対応 | 備考 |
サカイ引越センター | 約2~3か月前から | 大体の住所がわかれば見積り対応可能
繁忙期は、引っ越し先決定者の訪問を優先する場合あり |
アート引っ越しセンター | 約3か月前から | 最低でも1か月~2週間前までの依頼がおすすめ
ただし、住まいのエリア、予約状況による |
日通 | 約2か月前から | 遅い場合は2週間前まで対応可能
1か月前までの依頼がおすすめ 作業枠に余力があれば、引っ越しの2~3日前でも対応 |
どこの会社でも2~3か月前から見積り対応をしているようです。
そして直前でも予約状況によっては対応してくれる場合があるようですね。
最低でも1か月前には動きたい!!
引っ越しの2~3か月前から対応してくれる業者もありますが、中には住所が確定してからでないと対応してくれない業者もあります。
では、次に住む家の住所はいつ決まりますか?
引っ越しが決まると1番最初にする準備は新居の手配ですよね。
新しい家が決まると今住んでいる旧居の退去日も決められます。
次の家が決まってから大家さんに退去する日を報告するわ。
新しい住まいが決まる前に出ていく日を決めてしまったら、気持ち的に落ち着かなくて準備も思うように進まないもの。
賃貸物件の決まりとして、退去は1か月前に連絡するのが一般的です。
つまり、今住んでいる家を出ていく日を伝える時点で、新しく住む家の住所が決まっている事がほとんどです。
となると、退去を伝える約1か月前には本格的な予約ができるんです。
1か月前に引っ越し業者を決定していればひとまず安心ですよね。
しかし、引っ越しが決まるとやらなくてはいけない事が山積みです。
荷物の準備はもちろん、各書類の変更手続き、各所への連絡、引っ越し先の手配、あれもこれも・・・目が回ったよ。
早めに!!を十分意識する必要がありそうですね。
予約のタイミングっていつ?
ここでいうところの予約とは、引っ越し業者への見積り予約と考えてくださいね。
1か月前だから安心といっても、いわゆる引っ越しシーズンでも1か月前で大丈夫なのでしょうか?
引っ越しが多くなる時期を知っていますか?
1年を通して引っ越しが多い時期はあるのでしょうか?
進学や就職、転勤シーズンの3,4月は引っ越しのトラックを見かける事が多い時期ですね。
4月のスタートに合わせて3月中に引っ越しする人が多く、もちろん1年でもっとも引っ越しが多くなるのがこの3月、4月の繁忙期です。
また、その前後の入学先や入社先が決定する2月、ゴールデンウィークの長期休暇がある5月もタイミングとしては都合が良いですね。
そして業種によって違いはありますが、会社の半期末を9月末にしている企業も多く、10月1日スタートに合わせての転勤もあり、9月も意外と増えているようです。
7月8月は夏季休暇に合わせておこなったり、10月は9月の転勤での引っ越しのずれ込みもあるようです。
逆に1月や6月、11月や12月は少なく、引っ越し業界の閑散期です。
では実際に訪問予約はいつするのがいいのでしょうか?
ズバリ、引っ越し先や日にちがある程度わかったらすぐに業者への見積りを依頼し、引っ越し日の予約を確定させましょう。
なぜ急ぐ必要があるのかというと・・・
2018年3月引っ越し繁忙期に、希望日に引っ越しができない問題が深刻化して話題になったのが「引っ越し難民」というワードです。
進学や就職、転勤の為に引っ越しするこの時期と、業者側の人員不足や働き方改革によって受注件数を減らさざるを得ない状況が重なり、「引っ越しをしたくてもできない人」がニュースで注目されました。
そして2019年にも同じように引っ越し難民が問題視され、今後も引き続き同じ問題が起きる可能性がでてきそうです。
繁忙期の引っ越しを避けられないあなたは?
引っ越し難民になったら大変です。
引っ越しができなかったら、その後の生活が困るわ。
引っ越し難民にならない為にはどうしたらいいでしょうか?
1番良い方法は集中する時期に引っ越しをしないことです!
そんなのわかってるよ~!!
ですよね、それは当然ですので予想がつきます。
では、個人の都合や事情で時期を変えられない場合はどうすればいいの?
それは予約の時期が重要なんです!!
集中するシーズンはまさに早い者勝ち状態になること必至です。
引っ越し日時や場所があらかじめわかっている場合は、その時点でとにかく早く予約を取ることです!!
人員はもちろん、トラックの台数も限られていますので、業者が1日に稼働できる件数は決まっています。
ですから、安くなくてもいいから・・・割増でもいいから・・・の理由でも予約がいっぱいになれば受け付けを終了せざるをえないのです。
ですので、住所や日にちがある程度わかったらすぐに業者への見積りを依頼してください。
そして、引っ越し日の予約を済ませましょう。
引っ越し難民が話題になった以降、時期を考慮してくれる企業も増えてきたようです。
閑散期といっても利用者は各月に分散している傾向も見られるようですよ。
閑散期に引っ越しできるラッキーなあなたは?
繁忙期と違い、閑散期は日取りも料金も思いのままです。
引っ越し日から2~3か月前に各社見積もり依頼をし、じっくり料金を見比べた後、最低でも1か月前までに予約をしましょう。
早く予約をすれば値引きしてくれる業者もあるようなので確認してみてくださいね。
サカイ引っ越しセンターやアーク引越センターのホームページでは、お得に引っ越しできる日のカレンダーがあります。
参考にしながら検討すればよりお得に引っ越しができますね。
早めに予約してください!!
引っ越し業者の予約は先着順です。
早めに予約しなければいけない人ってどんな人?
- 荷物が多い人
荷物が多いとその分のトラックや作業員が必要になってきます。
予約が埋まってくると確保が厳しくなりますよね。
- 土日、祝日で利用する人
学校や会社では土日祝日の休みが多く、どうしても集中してしまします。
- 遠くへ引っ越しする人
長距離移動で時間もスタッフも負担が大きいため、忙しい時期は敬遠されがちです。
業者によって対応できるできないが出てくるので早めに動く必要があります。
- 人気の業者を希望している人
顧客満足度が高い業者は人気があり、予約が埋まるのも早いです。
繁忙期に引っ越ししなければならない人、どうしても日にちを変えられない人は、とにかく早めに相談しましょう。
予約の時期で引っ越し料金が違うの?
予約のポイントとして料金も気になるところですよね。
1年を通して料金は月ごとに変動します。
引っ越しが集中する時期は当然料金も高くなりますし、少ない時期はお得に引っ越しができます。
もし繁忙期以外で可能なら、よりお得な引っ越しができますね。
まとめ
引っ越しの予約のポイント
- ある程度引っ越し先が決まったら、引っ越し業者に見積もりを依頼する
- 繁忙期はどこの業者も予約が埋まるので早めの動き出しが肝心
- 予約状況を事前に確認しておく
各社電話やメールでの対応が可能なので、引っ越し難民を避ける為に1度相談すると良いですよ。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
引っ越し日が近くなってからですよね?