引越しが決まると荷造りに気を取られがちですが、引越し当日から不自由なく生活できるようにするために必要な手続きってたくさんありますよね。
今回はその中でも特に大切なライフラインの1つ、ガスについてお話しますね。
ガスが使えないと結構不便なことがあるので、その辺も具体的にお伝えします!
目次
使用停止手続き

初めは今使用しているガスを止めること、使用停止の手続きです。
これを忘れてしまうと、引越し後も旧居のガス料金を支払わなければならなくなってしまいますよ!


光熱費って使っていなくても支払う基本料金があるから、次の入居者がいなくても料金は発生してしまうわ。
無駄のないように必ず手続きしておきましょ。
いつまでにどこに問い合わせるの??
現在利用しているガス会社に、電話かインターネットで連絡します。
目安は引越し日の1〜2週間前ですが、遅くとも2〜3日前には必ず済ませておくといいですよ。
立会いは必要??
基本的に立会いは不要です。
しかし、マンションに住んでいる場合は、ガスメーターがオートロックの内側や室内にある可能性もあります。
そんな時は立ち会う必要がありますよ。
あらかじめ、ガスメーターの位置の確認と予定を確認して手続きを始めてくださいね。
必要な情報は??
以下の情報をあらかじめ用意しておくと、スムーズに手続きができますよ!
- ご契約者氏名
- 現住所
- 引越し先の住所
- お客様番号
- 使用停止希望日時
- 電話番号
- 使用停止前のガス料金清算方法
「お客様番号」は、検針票などに記載されているのであらかじめ確認しておくといいですね。
「使用停止前のガス料金清算方法」は
- 口座振替
- クレジットカード払い
- 現金払い
の3つから必要な方法を選択してください。
引越し後も同じガス会社を使用する場合は、この後紹介する開栓の手続きも一緒にできる場合があるので、引越し先の住所も準備して一度で手続きが終わるようにするといいかもしれませんね。

これで、使用停止の手続きはできそうね。
最後にガスの元栓を閉めるのを忘れないようにしましょ!
開栓手続き
次に引越し先でガスが使えるように、開栓の手続きを紹介します。
どこに問い合わせるの??
引越し先で利用するガス会社に電話かインターネットで問い合わせ、必要な情報を伝えます。
- ご契約者氏名
- 新しい住所
- 電話番号
- 利用開始希望日時
- 希望ガス料金プラン
- 希望支払い方法
立会いは必要??
使用停止の手続きと大きく違ってくるのが、立会いが必ず必要ということです。
そのため、引越し日のスケジュールをきちんと確認してから問い合わせするといいですよ。
ガス会社の担当者と一緒に、実際に使用するガスコンロや給湯器が正常に使用できるか確認します。
20〜30分程度で終わることがほとんどです。

実際に使ってみて確認してくれるのは安心だね。

立会いって少し面倒だけど、ガス漏れがあったら怖いわ。
警報機の使い方もここで教えてもらえそうね。
注意点!!
一通り手続き方法が分かったところで、いくつか注意点を確認しておきますね。
よりスムーズにストレスなく新居での生活を始めましょうね!
繁忙期を意識して!
先ほどお話した通り、ガスの開栓手続きには立会いが必要なので前もってガス会社に開栓の問い合わせをし、立会いの予約をしておかなければなりません。
ここで注意しておきたいのが、引越し繁忙期(はんぼうき)です。
1年の間でも3〜4月は繁忙期と呼ばれ、多くの人が引越しを行う時期です。
この時期は数日前の連絡では予約が埋まっていて希望日時に開栓の立会いをお願いすることができない場合もあるので、早めに問い合わせしておくといいですね。

ガスが使えないと、ガスコンロが使えないわね。
もし開栓手続きが間に合わなかったら外食しましょうか…。

いや、ガスコンロだけじゃなく給湯器もあるからお湯が使えないぞ!
そしたらお風呂にも入れない!
ガスストーブも使えないから冬の寒い時期だと結構不便になりそうだな。
翌朝、冷たい水で顔を洗うのを想像しただけでゾクゾクするよ。

そうね。
ちび助に寒い思いをさせるわけにはいかないわ!
きちんと準備しておきましょう。

それと、ガスにはいくつか種類があったな…。
この種類も間違えると大変なことになるようだから、きちんと確認しておこう!
都市ガスとプロパンガスの違い
ガスには、都市ガスとプロパンガス(LPガス)の2種類あります。
成分や供給方法、料金など違いはたくさんあるのですが、大きな違いは使用できる機器が違うことです!
引越し前に使っていたガスコンロがプロパンガス用であれば、引越し先で都市ガスを使用する場合に同じガスコンロは使えません!
また、この逆で都市ガスの機器をプロパンガスではもちろん使えません!
開栓手続きには必ず立会いが必要なので、ここで使えるガス機器が準備できていないと開栓できずガスが使用できなくなってしまいます。
予約からやり直しなんてことにならないように、ガスの種類を確認し、対応したガス機器を揃えておきましょうね!
水道と電気も忘れずに!

ガスと同じように、水道と電気の手続きもきちんとやっておく必要がありますよ!
それぞれ特徴がありますので、以下の記事を参考にしてください。

これでライフラインの手続きは心配なさそうだね!

そうね!
安心して引越し後の生活を始められそうだわ。
さ、荷造り頑張りましょ!!
まとめ
ガスの引越し手続きは、
- 使用停止も開栓も電話かインターネットで引越し日の1〜2週間前に問い合わせ
- 開栓時は立会いが必ず必要なので繁忙期は特に早めの問い合わせをして予約が必要
- 都市ガスとプロパンガスの違いに注意してガス機器を準備する
- 水道と電気も忘れずに手続きする
いかがでしたか?
今回はライフラインの中でも忘れがちなガスの手続き方法と注意点についてご紹介しました。
特に冬の寒い時期の引越しではガスが使えないと不便なことが多いので、あらかじめきちんと準備をして快適な新居生活を迎えてくださいね。
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