引っ越し先に家具がついていたり、引っ越し先で大きな家具を買う予定の人は持っていく荷物少ないですよね?
ダンボール10箱程度で事が済むケースもあると思います。
その時に「わざわざ引っ越し業者に頼むのは面倒だな」と思うこともあるはずです。
今回は引っ越しの荷物がダンボールのみの場合に最適な引っ越し手段を提案します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ダンボールを運ぶ手段と選び方は?
引っ越しで荷造りしたダンボールを運ぶ方法は主に3つあります。
- 引っ越し業者に運んでもらう
- 宅配便を使って郵送する
- 自家用車やレンタカーを使って自分で運ぶ
それぞれの方法には長所や短所があり、依頼主が何を求めているかで、どの引っ越し手段を選ぶかは変わってきます。
例えば、自家用車で自らダンボールを運ぶことが出来れば、専門業者に頼まなくて済むので、その分引っ越し費用を抑えることができますよね。
でも、体が不自由な方や身寄りに手伝いを頼めない年配の方ならどうでしょうか?
価格より体の負担が少ないほうを選択しますよね。
このように依頼主が何を重視するかで、ダンボールの輸送方法は変わってきます。
ですので、自分に合った手段を選択する必要があります。
今回は何に重きを置くかを
- 引っ越しにかかるお金
- 体の負担
- 引っ越しにかかる時間
の3項目に絞って説明していきたいと思います。
自分で運ぶべきか、引っ越し業者に頼むべきか、宅配便を使うべきかは自分が何を重要視するかで選んでみてください。
今回はダンボールのみで引っ越しされる方で最も多いとされる、120サイズ(縦、横、奥行きの長さが120㎝程のもの)のダンボール10個の引っ越しを想定して比較していきます。
引っ越しにかかるお金は?
引っ越しにかかるお金は”引っ越し業者>宅配便>自ら運ぶ”の順で安くなっていきます。
引っ越しの手段 | 県内の引っ越しの相場 | 東京‐大阪間の引っ越しの相場 |
大手引っ越し業者 | 1万8000円 | 2万5000円 |
宅配便 | 1万4000円 | 1万6000円 |
自ら運ぶ | ガソリン代+高速代 | ガソリン代+高速代 |
大手引っ越し業者で頼むと、県内の引っ越しで1万8000円以上、東京ー大阪間で2万5000円以上と高くついてしまいます。
さらに、引っ越し業者に頼む時期によっては値上がりする場合があります。
特に引っ越しの繁忙期である3月、4月では料金が加算される傾向にあります。
宅配便を使用すると県内で1万4000円、東京‐大阪間で1万6000円程度と、引っ越し業者で頼むよりも安くなります。
宅配便の料金設定はダンボールの数と輸送距離、箱の大きさで決まります。
なかでも、輸送距離や箱の大きさよりもダンボールの数の方が料金に影響してくるので、荷造りを行う際にダンボール内にうまく収納してダンボールの数が減ると嬉しいですよね。
宅配便の場合は時期による値上げがないから、繁忙期での引っ越しでも安心だよ。
自分でダンボールを運ぶ場合でダンボール10個を載せられる車(軽トラックやトヨタのハイエースなど)を持っている方、もしくは身内や知人に借りられる方は、専門業者への委託料が掛かりませんので、圧倒的に引っ越し費用は安いです。
お金が掛かるのはガソリン代や高速代ぐらいです。
輸送にレンタカーを借りるというのも有りですが、場合によっては高くつくことがあります。
移動距離が短い引っ越しなら借りる時間を抑えることができるのですが、県をまたぐような移動時間が長くなる状況であると料金が高くなってしまいます。
軽トラック、トヨタのハイエースを借りるときの時間とレンタル料の相場を表に示します。
移動手段 | 6時間のレンタル料の相場 | 24時間のレンタル料の相場 |
軽トラック | 5000円 | 9000円 |
トヨタのハイエース | 1万円 | 1万4000円 |
この料金にガソリン代や高速代を入れるとなると、1日レンタカーを借りるなら宅配便で頼むのとあまり変わらないかもしれないね。
それにレンタカーを運転するのと返しに行く労力を考えたら、宅配便の方がいいようにも思えてきたわ。
レンタカーを借りるときは、「何時間あれば引っ越しができるか」を考慮すると安心できますね。
体の負担は?
体の負担は”自ら運ぶ>宅配便>引っ越し業者”の順で少なくなっていきます。
引っ越しの手段 | 体の負担 |
引っ越し業者 | ほぼなし |
宅配便 | 小 |
自ら運ぶ | 大 |
引っ越し業者に頼む場合は、ほとんどの力作業を代わりにやってくれるので、指示を出していれば終わってしまします。
ダンボールも取りに来てくれて、引っ越し先では荷解きしたい部屋まで運んでくれます。
今住んでるところや引っ越し先がマンションとかで、ダンボールを持って移動する距離が長いときにはすごく便利ね!
また、引っ越し先まで責任をもって荷物を運んでくれるため、自分は電車やバスなどの交通機関を使って身軽に現地まで行けるのも魅力です。
宅配便の場合も業者に連絡することで家までダンボールを取りに来てくれます。
なのでダンボールをもって運ぶ負担は少ないのですが、玄関での受け渡しになります。
自分が荷解きをする部屋まで運んでくれないので、場合によっては重たい荷物をもって2階まで何往復をしないといけない、、、なんてこともあります。
また、宅配便の場合は荷造りをする際に壊れそうなものはしっかりと梱包しないといけません。
これは、引っ越し業者に頼む時と比べて荷物の出し入れが多いからです。
宅配業者は集荷と運搬が分かれているため、集荷した荷物を一旦降ろして運搬車両に乗せ換える作業をします。
この集荷と運搬の出し入れがある分、荷物に触れる頻度が増えるので荷物が壊れる確率が上がります。
さらに、宅配便は引っ越し業者に比べて荷物の損傷による補償が少ないため、なおさら梱包をしっかりと行うと良いですよ。
この梱包作業が少し負担になるといえます。
自らダンボールを運ぶ場合の体の負担は最も大きいです。
自らダンボールの積み降ろしを行い、引っ越し先まで運転を行わないといけません。
近場の引っ越しならまだしも、遠方の引っ越しとなると一人では大変なところがあります。
誰か頼める方がいるなら最低一人以上見つけて、一緒に引っ越しを手伝ってもらうのがベストです。
荷物の積み下ろしで疲れて運転中に寝てしまうなんてことにならないように、運転を代わってもらったり、休憩しながら安全第一で目的地まで向かいましょう。
引っ越しにかかる時間は?
引っ越しにかかる時間は”宅配便>自ら運ぶ>引っ越し業者”の順で短くなっていきます。
引っ越しの手段 | 引っ越しにかかる時間 |
引っ越し業者 | 短い |
宅配便 | 最短でも2日 |
自ら運ぶ | 比較的短い |
引っ越し業者に頼む場合は、何人かで作業を行ってもらえるため引っ越しにかかる時間は短くなります。
ダンボールのみの引っ越しでは事前の訪問見積もりがない場合が多いので、引っ越しをスムーズに進めることができます。
引っ越し先が近い場合は半日で終わることもあります。
宅配便で輸送する場合は最短でも2日かかります。
これは集荷と運搬で別の車両で運ぶので一旦集めた荷物を同じ方向のものと一緒に運ぶために翌日発送となってしまいます。
なので、どんなに近い引っ越し場所でも翌日発送となるため2日かかることになります。
引っ越し当日から使うものなどは自分で運ぶようにしてくださいね。
自ら運ぶ場合は引っ越しにかかる時間は自分との勝負なので、早く行おうとすれば時間短縮ができ、自分のペースで運びたかったらその時間になります。
自分で運ぶと時間の融通が利くのでマイペースに引っ越しをしたい方にはおすすめです。
まとめ
ダンボールを運ぶ手段と選び方は
- 引っ越し業者に運んでもらう
- 宅配便を使って郵送する
- 自家用車やレンタカーを使って自分で運ぶ
- 依頼主が何を重視するかで、ダンボールの輸送方法は変わってくる
引っ越しにかかるお金
- ”引っ越し業者>宅配便>自ら運ぶ”の順で安くなっていく
体の負担
- ”自ら運ぶ>宅配便>引っ越し業者”の順で少なくなっていく
引っ越しにかかる時間
- ”宅配便>自ら運ぶ>引っ越し業者”の順で短くなっていく
ダンボールのみの引っ越しとはいえ、引っ越しであることには変わりはなく、お金も時間も負担もかかります。
今あなたが引っ越しで何を重要視するかで、引っ越しスタイルが変わります。
今回の記事を参考に自分に合った引っ越し手段を見つけてくださいね。
まだ直接引越業者に電話見積もりをしているんですか?
その判断、めちゃめちゃ損ですよ。
引越業者が提示する金額が、一番安いとは限りません。
むしろ営業マンは「価格交渉をすることを前提」で話すので、何も知らないでいると「本来の2倍以上」お金を取られてるかもしれませんよ。
仮に単身引越しの金額が10万円と言われた場合、ホントは5万円程度で引越しができたかもしれません。
その差は5万円です!
お得に引っ越す方法を知らないだけで、悲劇が待っています。
働いて稼ぐとしても、時給1,000円として頑張っても50時間も必要です。
1ヶ月のうち4分の1も、タダ働きになっちゃいますよ。
逆に5万円あったら、何をしようかな?もし引越し先にエアコンが無くても、あなたに知識があったお陰で、ほぼ無料で手に入りますよ。
引越しを頑張ったんだから、ご褒美に美味しいものを食べちゃいましょう!
上手に引越しをする人は、これと言って難しいことをしている訳ではありません。
「一括見積もりサイト」を活用して、「価格交渉をする」たったこの2つだけです。
どんな見積もりサイトが良いのか?
あなたに合ったベストな見積もりをしましょう!
日通の単身パックは3月22日~4月5日までの期間、ヤマト運輸の単身引越サービスでは3月20日~4月5日の間で1BOXにつき5000円の値上がりがあるんだ。