引越しも終わり、新生活がスタートすると住んで初めて気付くこともたくさんあると思います。
もちろん良い事もあれば、悪いこともあります。
その中でもよくある悩ましいトラブル。
それは「騒音(そうおん)」です。
あら、ひこ美大丈夫?
騒音は一番デリケートな問題だから慎重に対応しなきゃだめよ。
今回は騒音で通報する時のポイントと注意点をご紹介します。
目次
そもそもどこまでうるさかったら騒音なの?
一言で「騒音」と言っても、時間帯や音をきく人によって変わってきますよね。
そんな時に音を数値にしてくれる単位「デジベル」で音の大きさを測ります。
そして騒音として認定されてしまう音の大きさは、住んでいる町などで若干代わってきますが、
生活のなかで会話や睡眠に影響を与えない一般的な値のことを「室内指針」と言います。
室内指針が定める騒音の値は
昼間:45デジベル以下
夜間:40デジベル以下
とされています。
この値を超えてくると騒音と感じてしまうようです。
この40~45デジベルとは
図書館内の物音や、エアコンの室外機の音の大きさに近いようです。
そこまで大きな音ではないのね。
私も気を付けないと!
自分では大した音じゃないと思ってても、相手にとってはうるさくて我慢できないってこともあるから気を付けなきゃね。
実は騒音は犯罪になる!?どんな罪になるの?
騒音について先ほど説明しましたが、夜だと結構気を付けないといけないことがなんとなく理解できたと思います。
そしてここでお話ししたいのは、実は騒音で問題になると罪に問われてしまう可能性があるということです。
公務員の制止をきかずに、人声、楽器、ラジオなどの音を異常に大きく出して静穏を害し近隣に迷惑をかけた者は、これを拘留又は科料に処する。
更にあまりにも悪質な騒音だと傷害罪になる可能性もあります。
殴ったり蹴ったりして相手を傷つけていなくても、「人の身体を傷害すること」と法に定められているので、この場合は警察が出動する事態になります。
騒音って最悪犯罪になってしまうのね。
じゃあ今回の騒音も警察に通報した方がいいのかしら?
ちょっと待って!いきなり警察に通報するのはキケンよ。
通報する前にできることもあるわ。
いきなり通報はNG!?その前にできる事って何??
騒音がひどくてなんとかしたい気持ちはわかります。
しかしいきなり警察への通報ではなく、まずは別の方法を考えてみましょう。
警察への通報はあくまでも最終手段として考えてください。
どうしてすぐ通報はNGなの??
では最初から警察へ通報するとどうなるのか考えてみましょう。
もしあなただったら、いきなり身に覚えのない事で警察がきたらどう感じますか?
びっくりしますよね。そして「通報したのは誰なのか」と考えませんか?
そうなんです。
騒音を出している人は、自分が出している音を「騒音」と認識していない可能性が高いです。
その状態で警察が来たら驚きますし、同時に通報した人をさがし始めます。
それは通報した人に対しての「恨み」を晴らそうとする人が多いと思います。
そうなってしまうと更に被害が大きくなってしまう可能性が高いという訳です。
騒音主に苦情の手紙を入れる
ただでさえ困っているのにさらにトラブルになってしまうのは嫌ですよね。
ではどうやって相手に伝えるか。
まずは相手の方へ手紙を入れてみましょう。
この時、感情的にならずに落ち着いて伝えましょう。
直筆ではなくパソコンなどで文章を起こしましょう。
内容としては、例えば「○○様、近隣に住む者ですが、深夜のドラム音に迷惑しております。
近隣住民への配慮をお願いします。」
というように具体的に書くといいでしょう。
相手のポストに投函する時は、外出している可能性の高い日中に投函するようにしてくださいね。
管理会社へ連絡し注意してもらうと◎
「手紙はばれそうで怖い…」「逆恨みされそう…」
など直接伝えるのは怖いという方も多いと思います。
特に女性の方は避けた方がいいかもしれません。
そんな時は物件を管理している管理会社へ連絡してみましょう。
「〇〇号室が夜すごく大きな音をだして困っている」等と伝えましょう。
そうすると管理会社はその人へ連絡してくれるはずです。
これで収まるケースもあるようです。
それでもうるさい!そんな時は#9110へ!
「手紙を入れたり、管理会社へ連絡しても改善がない!」
という時は、「警察相談専用電話#9110」へ電話をして相談してみましょう。
#9110は事件や事故に至っていない不安や悩みの相談窓口になっています。
電話をかけるとかけた地域を管轄(かんかつ)している警察本部へつながります。
相談窓口ではありますが、被害をちゃんと伝えられれば騒音主へ注意や指導もしてくれます。
こんな相談窓口があるなんて知らなかったわ!
これなら相談しやすいわね!
警察へ通報する前にここに相談して解決できたケースもあるのよ。
何をやっても変わらない!警察へ通報する時のポイントと注意点
記の方法を実施しても改善がない…
こうなってしまったら最終手段の「警察へ通報」を使いましょう。
時間帯はばらつきがありますが、22時以降騒音でうるさかったら通報してもいいでしょう。
それでは通報の手順をご紹介します。
まず通報する先は「110番」です。
110番へ通報すると上からその地域の警察や交番へ命令が出てすぐ行動してくれます。
- 110番へかける
- 「事件ですか?事故ですか?」と聞かれる
- 「騒音の苦情です」と答える
通報の時に
- 住所
- 騒音の大きさや種類
- 騒音の発生源
を詳しく伝えましょう。
それに加えて「何度注意しても収まらない」「毎日うるさくて困っている」
と少し大げさに付け加えると迅速に動いてくれます。
そして可能であれば、騒音が鳴っている時の状況を録音しておきましょう。
警察が来て騒音がやんでしまう可能性があるからです。
騒音が止んでしまうと警察がすぐ帰ってしまうので、録音したものがあれば警察も信じてくれるでしょう。
以上が手順になりますが、くれぐれも大げさに伝えすぎて嘘にならないように注意してくださいね。
まとめ
今回は騒音と対処方法について説明してきました。
簡単にまとめると
- 騒音は軽犯罪になる。ひどいときは傷害罪にも。
- 騒音で悩んでいたら、警察へ通報する前に3つの方法を試してみる。
- 警察へ通報する時は詳しく、少し大げさに伝える。
以上の3つになります。
トラブルが起きてしまうとそれだけで疲れてしまいますし、行動するのはとても勇気が必要です。
警察に通報するなんて一生に何度もある事ではありません。
でも我慢しているとあなたの身体へ影響が出てしまい、体調を崩しかねません。
私も実家のご近所さんが夜遅くまで外でバーベキューをしていてうるさく、両親が寝不足になってしまった事がありました。
そうなる前に、勇気をもって行動してみましょう。
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最近近所に住んでる人、夜中に大音量で音楽をきいてるみたいで…
うるさくて起きちゃうの…